二重の循環により、広州は高品質成長をリード

The Organizing Committee of the Understanding China Conference 2020

AsiaNet 86803 (2226)

 

【広州(中国)2020年11月23日新華社=共同通信JBN】世界が中国の開発戦略について学ぶための最も影響力のあるプラットフォームの1つであるUnderstanding China Conference 2020は11月22日、広州で閉幕した。広州がこのイベントを主催するのは2回目で、広州を中国の近代化への旅路を観察するための重要な窓となっている。

 

中国を理解することは、中国の諸都市をよく理解することから始まる。今年の会議では、メガシティーとして出現する新たな活力と新鮮な勢いのある歴史的都市である広州が全ての出席者から大きな注目を集め、多くの出席者は、広州が開発を追求する中で得た経験に言及することを期待した。

 

国内外からの代表団は同会議で、深センとの相乗効果指向のコネクティビティー、広州の包括的な機能、文化的魅力、サービス・グローバルビジネス環境における都市再生の推進力、コアエンジンとしての珠江デルタ、新しい成長の極としての広東省の沿岸の東部と西部、生態学的開発ゾーンとしての山岳地帯の北部を協調的に開発するという広東省の目標を推進するための広州の急速な高品質の取り組みにみられる広州の刺激的な適応性を高く評価した。

 

広州の当局者は、広州は変革と改良を追求する新しい機会を捉え、パンデミックの悪影響を経済変革の新たな推進力に変え、質の高い経済成長を持続する、と述べた。

 

パンデミックと複雑な経済状況に直面する中で、国際的なビジネスと貿易のハブとしての広州は現在、新たな利点、開発分野、成長推進力を確保するための新しい機会を探求することにより、開発パラダイムを再構築しつつある。この歴史的商業都市は、自らを活性化し、住民の幸せで豊かな日常生活の創出を支援するため、大きな勇気と効率をもって全力を尽くしている。

 

China Institute for Innovation and Development Strategyの副会長であるLi Junru氏は会議で広州への強い期待を表明した。同氏は、歴史的に中国の国としての再生は広州にさかのぼることができ、同市の変化は国の発展を反映していると指摘した。Li氏は「中国経済の中心が南方へのシフトしたことと、広東・香港・マカオ大湾区の開発がさらに進展したことの両方により、開発のためのより大きなスペースが提供されている」と付言した。

 

Li氏の見解は、経済統計と実際の実績で証明することができる。今年第1-3四半期のデータは、地域GDPなど複数の広州の成長指標がマイナスからプラスに転じ、地域GDPは前年比で1.0%増、特に第3四半期は前年比7.9%増と、第2四半期から7.0ポイント上昇し、目覚ましい増加を示した。

 

広州市統計部のFeng Jun副部長は「広州の景気回復は、需要が増加を続ける一方で、生産が回復を持続していることから、勢いを増している。新たな成長推進力は力強く続いており、人々の生活は十分に保護され、景気先行指標はエピデミックのアウトブレーク以降、プラスに改善ないし新記録更新を続けている」と語った。

 

香港中文大学深セン校Advanced Institute of Global and Contemporary China Studies(グローバル現代中国研究所)のZheng Yongnian所長は会議で「広州は改革・開放の先駆者として、世界の他の国々が中国のこうした努力を理解するための窓としての役割を果たしている。そして、この数千年の歴史を持つ都市は今、自らを新しくしつつある。中国を理解するための鍵は、広州がどのように都市再生を追求しているかを理解することである」と演説した。

 

コロナウイルスが制圧されるにつれ、中国と諸都市は通常の成長と活気に戻りつつある。この重要な移行期に、歴史と活力の都市である広州は、このUnderstanding China Conferenceを通じて再びこの国のより良い理解を促進しつつある。

 

ソース:The Organizing Committee of the Understanding China Conference 2020 (Guangzhou)

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