Michter'sがWillie Pratt名誉マスターディスティラー死去を悼む
AsiaNet 87421(0008)
【ルイビル(米ケンタッキー州)2020年12月29日PR Newswire=共同通信JBN】Michter's(ミクターズ)は深い悲しみとともに、Willie Pratt名誉マスターディスティラー(蒸留責任者)が28日に死去したことを発表する。
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Willie Pratt氏は1942年、ケンタッキー州東部のハザードに学校教師の母と炭鉱夫の父の子として生まれ、就職のため20歳でルイビルに出て大手蒸留酒メーカーBrown-Forman(ブラウンフォーマン)に入社、同社が学費を負担してルイビル大学夜間部に学び、学位を取得した。Brown-Formanで40年余にわたり多くの職務に就き、蒸留、樽管理、熟成状況を検討する委員会でも数年間働いた。
65歳でBrown-Formanを退職したが、バーボン事業への愛着から仕事に戻った。Pratt氏は2007年、Michter'sにマスターディスティラーとして入社した。当初はMichter'sが自社生産施設を持てるまで他社蒸留所でMichter's生産プログラムを差配した。その後、最新技術のMichter'sシブリー蒸留所の設計と建設を統括した。Pratt氏は勤務時間の短縮を決意した際、マスターディスティラーの職務をPam Heilmann氏に引き継ぎ、さらにDan McKee氏がHeilmann氏から受け継いだ。Pratt氏は同社の名誉マスターディスティラーとして働き続け、Michter'sの生産に死去するまで積極的に関与していた。
Pratt氏は2017年、Whisky Magazineのウイスキーの殿堂入りした。Michter'sのJoseph J. Magliocco社長は「Pratt氏とともに働き、彼を友人とするのは大変恵まれていた。問題が重大なときは、彼の指導力が輝くのだった。彼は強さと勇気の模範だった」と語った。品質にこだわり続け、Pratt氏はたとえウイスキーがラベルの年数表示を大きく上回っていたとしても、ふさわしいと見なすまで瓶詰め開始を拒否してMichter'sの販売担当者らから親しみを込めて「ドクターノー」と呼ばれた。
Pratt氏が作り上げるのを手伝ったMichter'sのチームに同氏は尊敬され、愛された。Michter’sのDan McKeeマスターディスティラーは「今にして、業界の偉人の1人に教わることができてどんなに幸運だったか気付いている。Pratt氏と蒸留所の側でウイスキー作りについて立ち話し、彼の昔話を聞けなくて寂しくなるだろう」と述べた。Michter’sのAndrea Wilsonマスターオブマチュレーション(熟成責任者)は「この業界で50年を超える経験があり、隅々まで心血を注いだ人と話し、聞く機会はそんなにはない。バーボン作りはPratt氏にとって仕事ではなく、本当の楽しみだった」と語った。Michter’sのPam Heilmann名誉マスターディスティラーは「Pratt氏と働くのは喜びであり、一生に一度の機会だった。一緒にいた間に、彼の知恵と指導のおかげで私の学習は高まり、知識は発展した」と述べた。
Pratt氏の趣味はフロリダでの釣り、オートバイ、4人乗りチェロキーでの飛行などだった。遺族は最愛のPatsy夫人、子ども、孫、ひ孫と犬のSophie。
▽問い合わせ先
Joseph J. Magliocco
+1 502-774-2300 x580
jmagliocco@michters.com
ソース: Michter's Distillery
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