シュナイダーエレクトリック、ラックマウントPDU「APC NetShelter 9000シリーズ」を発売
2021/1/21
シュナイダーエレクトリック
●環境温度60℃に対応し、優れた耐熱性でIT機器の排熱などによる高負荷環境にも適合
●カラーディスプレイを採用したインテリジェントモジュールや、測定精度の向上により、高い操作性と効率的な電力管理を実現
●EcoStruxure IT Expertとの連携によるリモート監視・管理に対応し、運用効率改善に貢献
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、サーバーラックに設置されたサーバーなどに電力を供給するコンセントバーを高機能化させたラックマウントPDUの新シリーズ「APC NetShelter 9000シリーズ Switched Rack Power Distribution Unit」の販売を開始します。
サーバー環境にもニューノーマルへの対応が求められる昨今、電源においてもリモートで機器監視、制御することが必要となり、インテリジェントPDUの需要が増えてきています。シュナイダーエレクトリックが提供する「APC by Schneider Electric」ブランドは、電流表示ディスプレイが搭載され電源監視を容易に行える「Metered Rack-Mount PDU」、コンセントごとの出力を秒単位でコントロール可能な「Switched Rack-Mount PDU」などの幅広いラインナップを展開し、インテリジェントPDUの分野において日本国内でトップシェアを誇っています。(※Source: データセンタービジネス市場調査総覧 2020 -富士キメラ総研-)
(図:APC NetShelter 9000シリーズ製品画像)
近年、コスト削減や環境負荷軽減の観点から、空調による電力消費は可能な限り抑えようという傾向があり、サーバールーム全体の温度は高くなっているため、サーバーなどのIT機器も高温環境に対応できるものが増えています。こうしたトレンドに合わせ、本製品では、環境温度60℃までの対応を可能にしました。また、インテリジェントモジュールを刷新、カラーディスプレイの採用により操作性を向上したほか、測定精度の向上やネットワークポートシェアリングの同時接続台数増加など、従来シリーズをより強化した機能で、PDUに対しても高性能を求めるお客様のご期待にお応えします。また本製品は、クラウドベースの統合リモート監視ソリューション「EcoStruxure IT Expert」との連携に対応しています。EcoStruxure IT Expertは、SaaSサブスクリプションによる提供となり、データセンター、企業内情報室からエッジ拠点まで幅広い環境のリモート監視に対応します。複数のAPC Rack PDU 9000シリーズ製品のリモート統合監視を、WEBインターフェイスとスマートフォンアプリを介して、時間や場所の制限なく行うことが可能です。
シュナイダーエレクトリックでは、今後も引き続き、更なる機能やシリーズの拡充を図り、シェアの拡大を狙います。
■新製品の主な特長
●環境温度60℃対応:耐熱性に優れた IEC C15、C21アウトレット採用。高負荷環境によるラック内温度上昇にも対応可能に。 * C15、C21はそれぞれC13、C19と互換性あり
●強化されたインテリジェントモジュール:高精細カラーディスプレイの採用。メモリ領域の拡張。動的暗号化・復号化技術により内部セキュリティも強化。
●測定精度±1%:より正確な測定精度により、現状の把握と今後の適切な計画を実現。
●ネットワークポートシェアリングの強化:1つのIPアドレスを最大32台のPDUで共用可能に。(従来品は4台まで)
●別売の温度または温湿度センサーを接続し、周辺の温度・湿度測定と監視を実現。
●当社のNetShelter SXラックに工具なしでワンタッチ搭載可能。
●保証期間の延長:標準無償保証3年、有償保証提供可能期間6年
■新製品仕様および価格
詳細は以下をご覧ください。
https://www.apc.com/jp/ja/campaign/pdu-9000-switched.jsp
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 シュナイダーエレクトリック株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 精密機器
- URL https://www.schneider-electric.co.jp/ja/
過去に配信したプレスリリース
半導体産業のバリューチェーン脱炭素化支援プログラム Catalyzeにキオクシアが参加
11/19 11:00
日本市場で展開するロボティクスソリューションのポートフォリオにデルタロボットを新規投入
10/10 13:00
オープンスペースへの設置に最適なIT機器向けの高静音性能ラックエンクロージャーを提供開始
6/26 13:00
医療法人錦秀会の阪和記念病院・阪和病院に、サーバールーム向けソリューションを導入
4/18 13:00