世界でもユニークなMRI保証:最高のMRI安全性を誇るMED-ELの聴覚インプラント

MED-EL Elektromedizinische Gerate GmbH

AsiaNet 87853 (0235)

 

【インスブルック(オーストリア)2021年2月2日PR Newswire=共同通信JBN】

*MED-ELの人工内耳、中耳、または骨伝導インプラントに、不安のない安全な磁気共鳴画像(MRI)検査の永久保証が付いた。手術、不快感、聴覚の一時的喪失なしに、すぐMRI検査を受けられる

 

MED-ELのインプラント磁石の革新的設計は、MRI検査中も完全に安全である。現在、聴覚ソリューションの世界的イノベーションリーダーは、他に類を見ないMRI保証により、その安全性を強調している。これによりMED-ELは、1994年以降に製造された全ての人工内耳、全ての骨伝導インプラント、および現世代の人工中耳のMRI検査中の損傷の責任を引き受ける唯一のメーカーになった。つまり、MED-ELのインプラントユーザーは、手術による磁石の取り外しを必要とせず(注1)、痛みなしにいつでもMRI検査を受けることができるだけでなく、安全かつ不安なくMRI検査を受けられる。

 

4人に3人は、今後10年間でMRI検査が必要になる(注2)。定期検査であろうと緊急時であろうと、重度の難聴患者は、人工内耳の磁石がMRI装置内で安全でない場合、問題に直面する可能性がある。その場合、事前に磁石を手術で取り外す必要がある。聴覚が一時的に失われ、インプラントに長期的障害が起きる可能性がある。患者が手術を拒否した場合、磁石の変位により、検査中、激しい痛みに襲われる可能性がある。

 

▽MED-ELは最高のMRI安全性を保証

 

全てのインプラントにこうしたリスクが伴うわけではない。MED-ELは、埋め込み型聴覚ソリューションの大手メーカーとして、20年以上にわたり、優れたMRI安全性を提供するインプラントだけを製造するようにしてきた。この要件を強調するため、MED-ELは、MRI検査中にデバイスに障害が起きないことを示す独自のMRI保証を付けている。MED-ELはこれにより、包括的かつグローバルなMRI生涯保証をユーザーに発行する唯一のメーカーになった。

 

MED-ELのAlexander Hofer製品管理担当取締役は「MRI保証により、MRI検査中の安全性、快適性、安心感が高まる。当社はユーザーを生涯にわたってケアしており、彼らには現代医学が提供する全てのものを利用する機会が与えられてしかるべきだ。これは、がん、腫瘍、多発性硬化症、パーキンソン病などの重病の診断時に特に重要だ」と語った。

 

磁気共鳴画像検査を直ちに受けられることは、事故などの緊急事態においても重要である。重度の難聴の人が、検査中も聴力を失うことなくMRI検査が受けられることも大きなメリットである。

 

▽革新的技術が合併症を排除

 

MED-ELの安全で信頼性の高い技術により、磁気共鳴画像検査で埋め込まれた磁石が損傷したり、変位で痛みを引き起こしたりすることはない。オーディオプロセッサなどの外部コンポーネントだけは、MRI検査の前に取り外さなければならない。

 

MED-ELのインプラント開発責任者、Martin Zimmerling氏は「MED-ELは、最先端のインプラント磁石とインプラント内で固定可能な独自かつ非常に革新的な特許取得済み人工内耳システムを開発した。これにより、MRI検査中の患者に大変な苦痛をもたらしかねない磁石の変位などが起きなくなる。SYNCHRONY人工内耳の磁石は、MRI検査の磁場に応じて自由に回転、調整できる。インプラントの設計変更により、MRI検査中の望ましくない力とそれに伴う患者の痛みを確実に防ぐ」と説明。「最新世代の人工内耳だけでなく、1994年以降に製造された全ての人工内耳、さらに全ての骨伝導インプラントとMED-ELの最新の人工中耳もMRI装置に対応していることを誇りに思う」と語った。

 

磁気共鳴画像検査の重要性の高まりにより、重度の難聴の人々がこの低刺激で高解像度の画像検査を受けられるようにすることの大切さがはっきりした。MED-ELはこの責任を果たし、全ユーザーにMRI保証でさらなる安心と快適さを提供する。

 

(注1)インプラントのすぐそばで画像検査が困難な場合は、磁石を取り外した方がいいこともある

 

(注2)ソース:OECD. Magnetic resonance imaging exams 2016-2019

 

▽MED-ELについて

インプラント聴覚ソリューションのリーダー、MED-EL Medical Electronicsは、コミュニケーションの障壁である難聴の克服を使命としている。オーストリアを拠点とするこの非公開会社は、業界のパイオニアであるIngeborg HochmairとErwin Hochmairの両氏が共同で設立した。両氏の画期的な研究が世界初のマイクロエレクトロニクス・マルチチャネル人工内耳(CI)の開発につながり、1977年に埋め込みに成功。現在、現代のCIとして知られているものの基礎となった。これは、1990年の同社の順調な成長と初めての従業員雇用の礎となった。MED-ELは現在、約75カ国と世界30カ所に2200人以上の従業員を擁するまでに成長した。同社は、あらゆるタイプの難聴治療用の幅広い埋め込み型および非埋め込み型ソリューションを提供しており、124カ国の人々がMED-EL・デバイスの助けを借りて手に入れた聴覚を楽しんでいる。MED-ELの聴覚ソリューションには、人工内耳および人工中耳システム、一体型電気音響刺激聴覚インプラントシステム、聴性脳幹インプラント、外科的および非外科的骨伝導デバイスが含まれる。

 

MED-EL Elektromedizinische Gerate Gesellschaft m.b.H.

Furstenweg 77a

6020 Innsbruck, Austria

CEO Doz. DI Dr DDr med. h.c. Ingeborg Hochmair

 

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ソース:MED-EL Elektromedizinische Gerate GmbH

 

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