Axiom SpaceがシリーズB資金調達で1億3000万ドルを調達

Axiom Space

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【ヒューストン2021年2月17日PR Newswire=共同通信JBN】

*資金により労働力の成長と世界初の商業宇宙ステーションの開発を加速

 

*NASA(米航空宇宙局)は、早ければ2024年に民間開発の宇宙ステーションモジュールの国際宇宙ステーション(ISS)への取り付けを開始するため、Axiomを選定

 

*Axiomはこのほど、2022年1月に打ち上げられる史上初の民間宇宙飛行士のISSクルーを発表

 

世界初の商用宇宙ステーションを開発しているAxiom Space, Inc.は、シリーズB資金調達で1億3000万ドルを調達した。今回のラウンドは、C5 Capitalが主導し、TQS Advisors、Declaration Partners (David M. Rubenstein氏が支援する投資会社)、Moelis Dynasty Investments、セントルイス・ワシントン大学、Venture Collective、Aidenlair Capital、Hemisphere Ventures、Starbridge Venture Capitalなどが参加している。

 

新たな資金調達により、Axiomの労働力の成長と民間開発の宇宙ステーションの建設が加速される。Axiom Stationは地球の軌道上で繁栄する商業ネットワークの主柱として機能する。これは、バンク・オブ・アメリカとモルガン・スタンレーの両社が構想する宇宙経済の要であり、今後数十年で1兆ドル以上の価値になる可能性がある。

 

Axiom取締役会に加わることになるC5オペレーティング・パートナーのRob Meyerson氏は「Axiom Spaceは宇宙部門の主力であり、C5 Capitalポートフォリオの中心的存在となり、世界のセキュアな未来への当社のビジョンを強化する。Axiom Stationは、われわれが宇宙で多くの新しい事業を構築するためのインフラストラクチャーであり、月や火星などへの将来の探査ミッションの基盤として機能するだろう」と語った。

 

▽最近のマイルストーン

*2020年1月、NASAは早ければ2024年にAxiomの宇宙ステーションモジュールの国際宇宙ステーション(ISS)への取り付けを開始するためにAxiomを選定し、LEO(地球低軌道)を商業化するためのNASAの幅広い戦略の主要な原動力として同社を指定した。Axiom Stationは、組み立て段階では、ISSで現在使用可能で居住可能な容量を増やし、研究の機会を拡大する。Axiom Stationは2028年後半までに、ISSの廃止時に切り離す準備が整えられ、民間所有の後継ステーションとして独立して運用される。

 

*2021年1月、商用宇宙産業のフルサービスISSミッションプロバイダーでもあるAxiomは、史上初の民間宇宙飛行士のクルーを発表した。2022年1月以降にISSに飛行予定のAxiom Mission 1(Ax-1)のクルーは、彼らが支援する組織を代表して慈善活動を推進し、科学研究を行う意向である。

 

自らのファミリーオフィスであるIBXを通じてAxiomのシード資金を提供したAxiomのKam Ghaffarian共同創設者兼執行会長は「Axiom Spaceは、宇宙の商業インフラストラクチャーとイノベーションが地球上の生活を向上させる独自の方法を提供するという認識に基づいて設立された。NASA​​がISSに接続するのにAxiomだけを選定したこと、および同社の主要な収益ラインを活用する能力は、同社の専門知識と、さまざまな商用軌道上機会において最適化するために設定されたビジネスモデルの証である。今回の非常に成功したラウンドは軌道上商業にとって極めて重要な節目であり、それがわれわれの文明の可能性に与える影響は広範囲に及んでいる」と語った。

 

Ghaffarian氏はStinger Ghaffarian Technologiesを創設し、主導した。Stinger Ghaffarian TechnologiesはNASAで2番目に大きなエンジニアリングサービス請負業者となった後、2018年にKBRに買収された。AxiomのMichael Suffredini社長兼最高経営責任者(CEO)は、2005年から2015年までNASAのISS計画マネジャーを務めた。

 

Declaration PartnersのパートナーであるBrian Stern氏は「われわれは、NASA​​とそのパートナーを代表して国際宇宙ステーションを建設、主導、訪問したAxiomの卓越した経営陣と提携できることを誇りに思う。現在、われわれが建設している次世代の宇宙ステーションは、今後数十年にわたって宇宙ベースの研究、製造、通信、旅行を行うための重要な手段となるだろう」と語った。

 

▽Axiom Spaceについて

Axiom Spaceは、世界中の全ての人に利益をもたらす宇宙における繫栄するホームというビジョンを掲げて2016年に創設された。Axiomは、将来、商用モジュールを構築して国際宇宙ステーションに取り付け、世界初の民間資金による商用宇宙ステーションを形成する一方で、国や民間の宇宙飛行士、ならびに研究・製造の顧客向けの有人宇宙飛行を実行することにより、現在のISSへのユニバーサルアクセスを提供している。Axiomに関する詳しい情報はwww.axiomspace.com を参照。

 

ソース:Axiom Space

 

▽問い合わせ先

メディア:

Beau Holder

beau@axiomspace.com

 

投資家:

Amir Blachman

investors@axiomspace.com

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