投薬デバイス等の医療用途に適した新DURACON®POM

ポリプラスチックス(株) 高流動グレード「PM27S01N」を開発

2021年2月25日

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、投薬デバイス等の用途に適した新しい高流動グレードDURACON® POM「PM27S01N」を開発いたしました。

 

 

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト 

https://www.polyplastics-global.com/jp/

 

▼ジュラコン® POM 医療用グレード:PMシリーズ

https://www.polyplastics.com/jp/docs/lp/201901_01/index.vm

 

■今回の記事公開の意図

POM材料のトップサプライヤーであるポリプラスチックスは、医療およびヘルスケア市場向けのDURACON® POM「PMシリーズ」を展開しております。

この度、投薬デバイス等の用途に適した新しい高流動グレード「PM27S01N」をそのラインアップに加えます。新グレードの「PM27S01N」は、より複雑で高機能に発展しつつあるさまざまな医療器具の更なる薄肉化・小型化・軽量化へ貢献することが期待できます。

 

■さまざまな医療機器メーカーの要求事項に対応

既に発表されている医療向け標準粘度タイプのDURACON「PM09S01N」と同様に新グレードの「PM27S01N」も医療機器メーカーの代表的な要求事項(ISO10993および米国薬局方クラスVIの規格に準じた生体適合性/細胞毒性試験、FDAドラッグマスターファイル(DMF)およびデバイスマスターファイル(MAF)への登録、欧州委員会規則(EU)No 10/2011およびFDA 21 CFR 177.2470(米)の食品接触プラスチック規制、等)に対応します。

また、この材料は、VDIガイドライン、VDI2017医療グレードプラスチックへの準拠を含む厳格な品質管理システムにも準拠しています。

 

■今後の展開

医療・ヘルスケア市場では、常により信頼できる高品質の材料が求められています。そのような要求に応えて、弊社は、高純度のTOPAS® COC材料を長年、市場に提供してきました。TOPASも各国の医療および食品接触の規制に適合しており、薬剤や薬液と直接接触する医療用容器や投薬デバイスなど幅広い用途に用いられています。弊社は医療向けPOM材料とCOC材料をともに持つ、世界で唯一のエンプラメーカーです。 お客様のニーズに合わせて、更に広い分野でソリューションを提供していくことを目指します。

 

■会社概要

商号              : ポリプラスチックス株式会社

代表者             : 代表取締役 塩飽 俊雄

所在地             : 〒108-8280 

東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル13階

設立              : 1964年5月

事業内容            : 各種ポリマー及びプラスチック等の製造販売

資本金             : 30億円

 

 

 

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