重慶の「西部科学都市」が人材、イノベーション、産業、金融の新政策を設定
AsiaNet 88381 (0486)
【重慶(中国)2021年3月8日新華社=共同通信JBN】重慶ハイテク産業開発区(Chongqing Hi-Tech Industrial Development Zone)で3月5日開かれた記者会見によると、「西部(重慶)科学都市」(Western (Chongqing) Science City)は、成長を促進するために「ゴールデンフェニックス」政策-即ち人材、イノベーション、産業、金融に焦点を当てた多くの新しい対策-を発表した。
新政策は、成長の原動力に再点火し、ハイテク産業の業績を強化し、人的資源、技術革新、および金融支援における行政サービスを効率化することを目標としたリソースを積極的にプールすることにより、この科学都市を国家および省レベルで技術革新に影響を与える主要な科学ハブ(拠点)に発展させることを目的としている。
これらの対策のうち人的資源に関する10件の措置は、企業が高度な技能をもつ労働者をこの科学都市に引き付け、情報技術、先端製造、医療、ハイテクサービスなど4つの主要セクターの発展に貢献するよう努力することを奨励している。これは、業界や人材がお互いに強化し合い、この都市をグローバルな競争力を有する人材のマグネットにすることを可能にする環境を生み出すことになろう。
イノベーションに関する10件の措置は、研究開発支出の増加、市場エンティティーのサポート、科学施設の建設、技術的成果の応用の促進に重点を置いている。これは、イノベーションチェーンをアップグレードし、新たな成長の原動力を育成する環境を生み出すためである。そのため科学都市は、研究開発施設の建設、テクノロジー企業の育成、主要なテクノロジーの躍進、それらの応用の促進などの課題を克服する措置を講じた。
産業に関する10件の措置は、4つの優先セクターにおける産業チェーンの発展を支援するよう設定されており、産業が互いに協力し合って成長するよう奨励している。産業における成長モメンタムの鈍化に対処し、従来の産業のアップグレードと新興産業の成長を奨励することにより、科学都市が競争力の高い産業クラスターを構築することを期待している。
金融に関する10件の措置は、金融イノベーションに重点を置いて、金融企業の登録とライセンス取得をサポートし、その成長を支援し、リスクを共有することを通じてこのセクターを活性化するよう指定された。金融テクノロジーと産業、イノベーション、投資、政策支援の統合の上に構築されたこれらの措置は、主要セクターと技術企業の成長を支援し、より多くの金融企業がこの科学都市から運営するよう誘致し、フィンテック・クラスターを発展させるようより一層努力することを目指している。
重慶ハイテク開発区は、これらの政策措置を完全に実施し、企業と個人がこれらの政策支援にアクセスできるようにすることを保証し、「西部科学都市」の国内有数の科学・イノベーションハブへの移行を加速するための強固な基盤を提供することを約束した。
詳細は以下を参照。
https://xhpfmapi.zhongguowangshi.com/vh512/share/9809204?channel=weixin
ソース:Chongqing Hi-Tech Industrial Development Zone
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。