京橋の東京スクエアガーデンにTOKYO BENCH PROJECTが手がけるベンチを実装
ベンチが企業×アーティスト×まちをつなぐ
写真:ただ(ゆかい)
3月27日、東京スクエアガーデン(東京都中央区京橋3-1-1)を新たに設置された赤いベンチ12台が彩りました。この取り組みは、「1階づくりはまちづくり」をモットーに施設やまちのデザインを手がける株式会社グランドレベル(東京都墨田区千歳)、東京スクエアガーデンの運営を担う東京建物株式会社(東京都中央区八重洲)、オフィス家具メーカーの株式会社イトーキ(東京都中央区日本橋)のコラボレーションによって生まれました。ベンチは2021年3月27日(土)より東京スクエアガーデン公開空地(中央通り側)に常設で設置され、新しい京橋の景色となります。
ベンチ設置の背景には、2021年に開催される東京ビエンナーレ2020/2021のプレイベントとして、2019年10月27日〜11月24日の29日間の期間限定で同会場で行われた「TOKYO BENCH PROJECT」の社会実験があります。京橋のパブリックスペースに突如現れた20台の赤い木製のベンチを、様々な人が思い思いに利用する姿が見られ、SNSを中心に反響を呼びました。ベンチが作り出した景色の感動の輪は利用者にとどまらず、周辺の企業にまで広がり、恒常的にこの地にベンチが設置されることになりました。
※「TOKYO BENCH PROJECT」は国際芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」に参加している、株式会社グランドレベルが手がけるアートプロジェクトです。
https://tb2020.jp/project/tokyo-bench-project2019-2020/
実施概要ーーーーーーーーーー
日 程:2021年3月27日(土)より設置開始
場 所:東京スクエアガーデン公開空地
内 容:ベンチ(サイズ 幅2000mm 奥行556mm 高さ845mm 座面の高さ430mm)12台
事業者:東京建物株式会社
ベンチ設計製作:株式会社イトーキ
ベンチデザイン監修:株式会社グランドレベル
協 力:一般社団法人東京ビエンナーレ
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場所 東京スクエアガーデン
東京スクエアガーデンは、東京駅と日本橋、銀座エリアの中間に位置する交通の要所・京橋に、2013年に竣工した大規模オフィスビルです。小規模な街区・建物が多く、機能更新がなかなか進まなかった京橋地区の街区を再編して大街区化をはかることで、地上24階、地下4階、延床面積117,460,96m²という、周辺地域で最大級の大規模複合ビルが実現しました。
最大の特徴は、経済・交通・文化の中心である東京駅前・京橋に位置する、国内トップクラスの環境配慮型オフィスビルです。高さ約30m・面積約3,000m2にも及ぶ「京橋の丘」は、まとまった緑地帯が少ないこのエリアにおいて貴重な憩いの場です。都心部のクールダウンに寄与するとともに、東京都が取り組むグリーンロードネットワークや「風の道」の形成の一端を担います。
東京建物株式会社HPより取得
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事業者 東京建物株式会社
東京建物は、サステナブルな社会の実現を目指す次世代デベロッパーとして、八重洲・日本橋・京橋エリアで持続可能なまちづくりを進めています。持続可能なまちづくりを考えるうえで、環境負荷軽減は欠かすことのできない要素ですが、ベンチを設置した「東京スクエアガーデン」ではビル内に「環境ステーション」を設置し地域全体における省CO2化を推進するため、エリアエネルギーマネジメントやコンサルティングなどを行っています。このような取組みを通じて、国際都市間競争や生産年齢人口の減少、ワークスタイル・ライフスタイルの多様化などに代表される社会の大きな変化のなかにおいても、世界の人々や企業を惹きつけることのできる魅力的で持続可能なまちを実現することを目指します。
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ベンチ設計製作 株式会社イトーキ
イトーキは、オフィス空間をはじめ、公共空間、専門空間、そして生活空間まで、人をとりまくさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートします。「やま」と「まち」が木材の利用で結ばれるEconifa事業では、「やま」から採れた地域材を、デザイナーによる洗練された家具のデザインテンプレートに適用し、都市にあう“カタチ”にして「まち」へ提供いたします。
ベンチデザイン監修 株式会社グランドレベル (田中元子+大西正紀)
グランドレベルが「1階づくりはまちづくり」という考えのもと手がけるのは、その地域に住まう人々が、まちの小さな主役になれるような空間づくり。建物・インテリア・外構などの「ハード」、何を提供し何が許されるかという「ソフト」、心に寄り添い人を突き動かす「コミュニケーション」を一体でデザインし、その建築や施設、そこに暮らす人々やまち全体が、よりアクティブなものへと成長していく「1階づくり」を行っています。
ベンチに人々が佇む、新しいまちの光景を作る「TOKYO BENCH PROJECT」では、東京に1万脚のベンチ設置を目指し、また日本国内の各都市においても、ベンチによってまちを再生するプロジェクトを進めています。
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協力 一般社団法人東京ビエンナーレ
東京ビエンナーレとは、“東京”のまちを舞台に“2年に1度”開催する国際芸術祭。世界中から幅広いジャンルの作家やクリエイターが東京のまちに集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく新しいタイプの芸術祭です。株式会社グランドレベルは参加アーテストとしてTOKYO BENCH PROJECTを推進。2021年7月〜9月の本会期には開催エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア)の各所に、新デザインのベンチを設置し景色を変える社会実験を行います。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 一般社団法人東京ビエンナーレ
- 所在地 東京都
- 業種 芸術・エンタテイメント
- URL https://tokyobiennale.jp
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