習近平主席は古典からインスピレーションを得て、人間と自然のより大きな調和を呼び掛け
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【北京2021年5月8日PR Newswire=共同通信JBN】
CCTV+の報道:
中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は多くの場で生態環境を保護するためのさらなる努力の必要性を強調しており、古典作品からインスピレーションを得て、人間と自然の調和を確保するためのより環境に配慮した低炭素ライフスタイルへの移行を促進しようとしている。
習氏は2019年4月のBeijing Horticultural Expo(北京世界園芸博覧会)の開幕式で行った演説で、ほぼ千年前に初めて発刊された古代中国の古典「資治通鑑(「Zi Zhi Tong Jian」ないし「Comprehensive Mirror in Aid of Governance」)から引用した。
習氏はこの演説の中で、「工業化は、前例のない物質的な富を生み出す一方で、母なる自然に深刻な損害を与えている」と認めた。
これらの発言は、気候変動の影響に対する懸念の高まりと、土地、水、エネルギーなどの主要な資源の全てがより制限されるようになっている中で、人間が現在のペースで消費し続ければ、化石燃料はすぐになくなるとの懸念を背景に行われた。
習氏は博覧会で「『十分に計算された天然資源の利用』は生態保全の鍵である」と語った。
国家主席は「われわれは、よりシンプルで、より環境に優しい低炭素のライフスタイルを促進し、過度や浪費に反対し、環境に優しく健康的な生活を送る文化を育む必要がある」と語った。
習氏は「夜に見上げると、われわれは空のたくさんの星に畏敬の念を抱く。地球は人類にとり唯一の生地である。われわれは自分自身の目のようにこの惑星を保護し、われわれが人生を大切にする方法で自然を大切にしなければならない」と語った。
中国の最新の5カ年計画はまた、2030年までに二酸化炭素排出量をピークにし、2060年までにカーボンニュートラルを達成するという約束への道を開いている。第14次5カ年計画(2021-2025)は、国内総生産(GDP)1単位当たりエネルギー消費量とGDP1単位当たり二酸化炭素排出量を今後5年間にそれぞれ13.5%、18%削減すると誓っている。
中国は過去10年間、植林面積が7000万ヘクタールを超え、森林資源の増加に関して世界第1位にランクされている。一方、陸上生態系タイプの90%と主要野生動物個体数の85%は、効果的な国家保護の下にある。中国はまた、2030年までに森林ストック量を2005年の水準から60億立方メートル増やし、風力・太陽光発電の総設備容量を12億キロワット超とすることを約束している。
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ソース:CCTV+
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