ファーウェイが再生可能エネルギー発電の未来に向けた発電所規模のエネルギー貯蔵を再形成
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【深セン(中国)2021年7月22日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)が主催し、pv magazineが進行役を務めるHuawei FusionSolar Smart PV & Large Scale Energy Storage Global Virtual Summit 2021が7月22日始まった。このイベントにはPV業界のソートリーダーが集まり、公益電力エネルギー貯蔵の最新の進展および市場機会を討議するとともに、Huawei Digital Powerのスマートストリングエネルギー貯蔵システムによってPVが将来の一次エネルギー源になるかについても話し合った。
Huawei Digital Powerは、エネルギー貯蔵の研究開発における10年以上の経験を積み重ね、発電所規模の太陽光発電所、住居アプリケーション、サイトパワー、データセンターエネルギーなどを含むさまざまなシナリオ向けに、5 GWh以上のリチウムバッテリーを出荷した。
開幕演説で、Huawei Digital Power Technologies Co., Ltd.の最高マーケティング責任者(CMO)であるFang Liangzhou博士は、スマートストリングエネルギー貯蔵システムに関するHuawei Digital Powerのビジョンと卓越した機能を強調した。同氏は「Huawei Digital Powerのビジョンは、ゼロカーボンのスマートソサエティー(Smart Society)のためのLeading Power Digitalizationに重点を置いている。再生可能エネルギーに基づく未来志向の電力システムはデジタルと発電テクノロジーの一体化であると確信している」と語った。
Fang博士によると、従来のエネルギー貯蔵システムを取り巻く数々の課題に対処するため、ファーウェイはPVおよびエネルギー貯蔵システムでデジタルと発電テクノロジーを一体化させ、スマートストリングモジュラー設計を考案した。バッテリーパックレベルおよびラックレベルの最適化を通じてエネルギー貯蔵システム管理を改良している。このパックレベルの最適化は、充電および放電容量を6%向上させる一方、ラックレベルの最適化はさらに7%の向上を提供する。同時に、革新的な分散型放熱アーキテクチャーはバッテリー寿命を延長し、AI、クラウドBMSなどのインテリジェントテクノロジーが使用され、受動的から能動的にシステムの安全性を進化させている。
Huawei Smart PVのChen Guoguangプレジデントは、今回のバーチャル開催イベントで「ファーウェイのスマートストリングエネルギー貯蔵ソリューションは、放電容量を拡大し、O&Mコストを削減し、安全性と信頼性を実現してLCOSの20%削減を達成する。当社の太陽光の顧客のために、われわれは完全なエコシステムかつエンドツーエンドのエネルギーソリューションを構築することを目指している。エネルギー発生だけでなく、エネルギー貯蔵および消費でLCOEをさらに低減させ、PVグリッドパリティーをPV+貯蔵グリッドパリティーにすることができる。
エネルギー貯蔵のコスト削減と継続的な技術イノベーションによって、発電所規模のエネルギー貯蔵市場は世界的なブームになっており、さらに拡大すると期待されている。IHS Markitのクリーン&再生可能エネルギー担当ディレクターであるSam Wilkinson氏は同氏の貯蔵市場予測を世界のオーディエンスと共有した。Wilkinson氏は「2021年は、業界にとって力強い成長期の始まりとなる。業界は今年、2倍以上に拡大し、初めて10ギガワット以上が設置され、これは28ギガワットアワー(GWh)のエネルギー貯蔵容量に匹敵する。この拡大は主要な既存市場に由来するだけでなく、多数のより小規模の新生機会にも由来する」と語った。
Vector Renewablesの技術アドバイザリーのヘッドであるJorge de Miguel氏は今回のイベントで、バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)の大規模アプリケーション5件を紹介し、幅広いBESSサービスが使用されてPV発電所の総収益が最大化すると指摘した。PV Energy Storageソリューションを明らかにしたその他のスピーカーは、FRV X & EngineeringのFelipe Hernandezマネージングディレクターである。同氏は、ビジネスチャンスが世界中でスタンドアローンBESSとハイブリッドPV+エネルギー貯蔵ソリューションの両分野にあふれていると語り、両方のアプローチのバリュースタックのさまざまなレイヤーを公開した。
さらに、Huawei Smart PV – EuropeのHariram Subramanian最高技術責任者(CTO)は発電所規模シナリオ向けのHuawei Smart String PV-Storage Solutionをオーディエンスに紹介した。同氏は、グリッド構成コンセプトによる安定したグリッドの構築と、発電所をより回復力があり強固なものにするモジュラー設計の採用が重要であることを強調した。
再生可能エネルギーの配電網への高い浸透によって、BESSはローカーボンの未来に向けた移行の加速で、さらに大きな役割を果たすことになる。Fang博士は「デジタルテクノロジーはエネルギー貯蔵の全潜在能力を解放し、カーボンニュートラルの目標に向けて業界を推進すると強く確信している。われわれは協力し、ゼロカーボンのスマート社会を構築し、極めて近い将来にカーボンニュートラルを実現できる」と結んだ。
今回の開催イベントを見逃したならば、ウェブサイトhttps://events02.huawei.com/live/issmart_live/#/detail?eventId=315624527&liveId=d128cbb4&lang=en にサインアップして録画された全セッションを閲覧できる。
▽ファーウェイについて
1987年創業のファーウェイ(Huawei、華為技術)は、情報通信技術(ICT)インフラストラクチャーとスマートデバイスの大手グローバルプロバイダーである。当社には19万7000人以上の従業員がおり、170以上の国と地域で事業を展開、世界中の30億人以上にサービスを提供している。
当社のビジョンと使命は、全ての人、家庭、組織にデジタルをもたらし、完全に接続されたインテリジェントな世界を実現することである。そのために、ユビキタス接続を推進してネットワークへの平等なアクセスを促進し、クラウドと人工知能を地球の隅々にまで導入して必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供し、あらゆる産業や組織がより俊敏、効率的、ダイナミックになるのを支援するデジタルプラットフォームを構築し、AIによりユーザー体験を再定義して自宅、オフィス、外出先など生活のあらゆる場面で人々によりパーソナライズされたユーザー体験を提供していく。詳細な情報は、ファーウェイのオンラインwww.huawei.com を参照。
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ソース:Huawei
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