Essex Furukawaが高電圧巻線の大型EVプロジェクトを受注

Essex Furukawa Magnet Wire LLC

AsiaNet 91118(1846)

 

【アトランタ2021年8月12日PR Newswire=共同通信JBN】Essex Furukawaは、800ボルト用に設計された高電圧巻線(HVWW(R))3万3000トンを含むプロジェクトの一環として、世界最大の自動車メーカーの高級ブランド用マグネットワイヤーの単一サプライヤーとなる契約を受注した。

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1592980/Essex_Furukawa_Logo.jpg

 

このための投資はドイツのアーロルゼン工場だけで実施され、自動車部門に急接近する持続的な未来があるという重要な合図である。この契約は工場の拡張と生産を支える新設備の導入にもつながる。

 

Essex Furukawa Magnet Wire EuropeのKlaus Borstner社長は「次世代の自動車を考えると、電気自動車(EV)市場内の革新が成長の最前線となることはますます明白になっている。HVWW(R)は自動車メーカーがEV製品群を内燃機関の性能に匹敵させる方法を編み出す進化と緊密に連携していくと当社はみている」と語った。

 

HVWW(R)は最初に発売された際、耐久力と効率を高めてより高電圧・高電流で動かせるよう主電動機を小型化できることが実証され、2017年Magna Innovation Awardの1位となった。欧州自動車市場では唯一であり、欠陥が許されない厳しい市場許容度に合致することで、さらなる電気自動車の革新の道を開いた。

 

HVWW(R)はEVや他の商品の性能向上のため、押し出し強化プラスチックで被覆してあり、1000ボルトを上回る高電圧と部分放電のないワイヤー(PDIV)も可能である。

 

Borstner氏は、他の企業もこの商品に投資する単純な事実があると付け加えた。

 

同氏は「HVWW(R)が業界標準になる理由は、高電圧が高熱を生み出すことだ。電気自動車産業では、耐熱性、柔軟性、繰返し応力はマグネットワイヤーの性能に対する継続的な障害である。当社の技術者は優れた商品のあらゆる設計要素を改良するための課題と受け止めている。これが多くの製造業投資の第1歩だと当社は期待する」と述べた。

 

HVWW(R)は次の3つの重要な特徴がある:

 

*高度なカスタマイズ可能性:顧客の特定の要求に沿って設計され、新規と既存のモーター技術で実装できるよう高さ、幅だけでなく、多様な太さにも対応できる。

 

*柔軟性:HVWW(R)は高度に柔軟な設計であり、取り付け工程を向上させる。もっと柔軟性のない材料では不可能な新たな設計刷新も可能になる。

 

*温度:押し出し外層部は優れた耐熱性と信頼性をもたらす。この独自設計により、連続的なセ氏240度の温度で性能低下なしに稼働できる。

 

自動車メーカーは2025年までに世界で完全電動製品群を20モデルに拡大する計画で、2030年までに新たな車台で700万台のEVが販売されるとの予測が発表されている。

 

この計画は母集団とその拡大するEV製品群次第で拡大する可能性がある。

 

Essex Furukawaは調達、開発、世界中の顧客への商品引き渡しまで一貫して提供できる唯一のマグネットワイヤー事業者である。顧客と協力し、業界で並外れた耐熱性の高効率なカスタム化ソリューションを開発している。

 

エナメルとワイヤーの開発、販売を中心とする戦略的買収に注力し、自動車部門の拡大に集中しているEssex Furukawaは、マグネットワイヤー商品の革新と製造のリーダーと自らを位置付けてきた。

 

▽Essex Furukawaについて

Essex Furukawa Magnet Wire LLCは、自動車、エネルギー、工業、商業、住宅部門で大半の大手受託製造業者(OEM)、ティアワンサプライヤー、業界リーダーに使用されるマグネットワイヤーの世界的一流事業者である。アトランタを本拠とする同社は、いずれもマグネットワイヤー商品の開発とカスタムソリューションのリーダーであるEssex Magnet Wireと古河電気工業が2020年に設立した世界的合弁会社である。Essex Magnet Wireと古河電工双方の力に依存する同社は、両社の2世紀以上の経験と知識の結合を基盤に革新を前進させつつ、優れた製造力と顧客サービスの提供にも注力し続けている。www.essexfurukawa.com

 

ソース:Essex Furukawa Magnet Wire LLC

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中