Koc Groupのインダストリー4.0プラクティスが引き続き世界経済フォーラムのグローバルなベストプラクティスに選出

Koc Holding

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【イスタンブール2021年9月28日PR Newswire=共同通信JBN】

*Arceikのエスキシェヒル工場が世界最先端の製造施設の1つに選出

*世界経済フォーラム(World Economic Forum)がArceikのエスキシェヒル冷蔵庫工場を、第4次産業革命技術の活用におけるリーダーを表彰する「グローバルライトハウスネットワーク(Global Lighthouse Network)」に迎え入れ

 

Koc Groupは変革の旅において、もう1つの製造プラントが第4次産業革命技術の活用におけるリーダーを表彰する世界経済フォーラム(WEF)の「グローバルライトハウスネットワーク」に選出というさらに別のマイルストーンに到達した。Arcelikエスキシェヒル冷蔵庫工場はルーマニアのウルミにあるArcelikの洗濯機工場とFord Otosanのコジャエリ工場に続き、世界最先進の製造工場の仲間に加わった。この2工場はいずれも2018年に「グローバルライトハウスネットワーク」入りしている。

 

WEFが2018年に立ち上げたグローバルライトハウスネットワークのリストは、これまでに1000を超える候補の中からわずか90の製造工場しか認めていない。Cakyroglu氏は2021年9月29日水曜日に開催されるグローバルライトハウスネットワーク年次総会にメインの講演者として参加し、Arcelikによるさらに別のサクセスストーリーを共有する。

 

Levent Cakyroglu氏:「われわれはデジタルトランスフォーメーションを当社の文化的変革プログラムの重要な要素と見ている」

 

Koc HoldingのLevent Cakyroglu 最高経営責任者(CEO)は「Koc Groupでは、グローバルなレンズを通して事業を管理しつつ、競争力を高め、テクノロジーとイノベーション能力を向上させることに注力している」と語り、「われわれはデジタルトランスフォーメーションを当社の文化的変革プログラムの重要な要素と見ている。1975年に生産を開始した欧州最大の冷蔵庫大量生産施設、Arcelikエスキシェヒル冷蔵庫工場は本日、世界経済フォーラムから世界有数のインダストリー4.0プラントの1つに選ばれた。この権威ある世界的認証は、デジタル化、人工知能、機械学習、ロボット・センサー技術などの模範的な技術手法への投資によるところが大きい。われわれが誇りとするこのような大きな成功の達成を手伝ってくれたすべての同僚に感謝したい」と付言した。

 

Levent Cakyroglu氏は、Koc Groupがデジタルトランスフォーメーションの旅を始めたとき、Arcelikに特別なデジタル化ロードマップが設定されたと述べ、「エスキシェヒル工場のデジタルトランスフォーメーションは刺激的なサクセスストーリーである。Arcelikは、拡大する製品範囲に対する消費者需要増大に対応すると同時に、すべての品質に対する期待に応えるべく、30を超える使用事例を創出した。これを実現するため、新しいアイデアを開発し、迅速にテストすることができる当社は、社内イノベーションとAtolye 4.0やThe Garageなどの高度なエンジニアリングプラットフォームを使用した。また、中小企業、大学、新興企業ともコラボした。その結果、デジタルアプリケーションを低コストで実装することができた。業務のデジタル化により、当社工場はパンデミックによる消費者需要の変化に迅速に対応することができた。さらに、需要増大に対応するため、生産能力増強に投資する方針である」と語った。

 

製造工場では、人工知能、機械学習、閉ループ・フィードバック制御システムが採用されている。

 

世界的リーダーとして認められたArcelikエスキシェヒル冷蔵庫工場は、以下の成果で際立っている:

 

*同製造工場では、人工知能、機械学習、閉ループ・フィードバック制御システムを使用して、人工知能ベースの意思決定ソリューションを実現している。これにより品質指標が大幅に改善され、顧客からの苦情が20%減少した。

*閉ループ・フィードバック制御システムが機械に合わせて調整された結果、生産能力が43%増え、トランスフォーメーションコストが17%削減された。

*デジタルソリューションにより、炭素排出量は14%削減された。さらに、自律移動ロボット(AMR)が統合されてフォークリフトに取って代わり、資材配送システムが自動化されたため、二酸化炭素排出量が7%削減された。

*閉ループ・フィードバック制御システムは、コア生産プロセスを最適化することにより、エネルギー効率を19%向上させた。

*同製造工場の11台のロボットと3500個のセンサーは、1日当たり750万件のデータを収集する。同工場は、独自に設計されたデジタル製造装置を利用している。

*効果的なトランスフォーメーション管理、工程への従業員の参加、および従業員の能力向上により、従業員エンゲージメントは82%向上し、Best Employerの平均スコアを上回った。

 

▽Koc Holding

1926年にさかのぼり、常に変化の一歩先を行くKoc Holdingは、トルコとその地域で最大かつ最も成功したグループの1つで、Fortune Global 500社リストに掲載された唯一のトルコ企業となった。Koc Holdingは現時点でトルコを代表する投資持株会社であり、Koc Groupは収益、輸出、従業員数、納税額、イスタンブール証券取引所(Borsa Istanbul)上場の時価総額の点でトルコ最大の産業・サービスグループである。Koc Holdingは、エネルギー、自動車、耐久消費財、金融の各セクターで強力な競争上の優位性を持ち、長期的な成長の可能性を秘めている。Koc Groupが事業を展開する世界と社会に長期的に持続可能な価値を創造することは、その事業モデルの中心にある。

 

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ソース:Koc Holding

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