ファーウェイがHDC 2021で追加の開発者サポート計画と新規HMS機能を発表

ファーウェイ(Huawei)

 

 

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【東莞(中国)2021年10月23日PR Newswire=共同通信JBN】

*最新のHMS Coreアップデートは、世界の開発者がインテリジェントな世界に向けたエコシステムを構築することに役立つ

 

ファーウェイ(Huawei、華為技術)は23日、Huawei Developer Conference 2021(HDC 2021)で、Huawei Mobile Services(HMS)機能をアップデートすることによって開発者サポートを強化する計画を発表した。提供されるこのアップデートされたツールは、開発者が向上した顧客エクスペリエンスを生み出し、より良い、より競争力のあるサービスの選択肢をユーザーに提供することを支援する。

 

ファーウェイ・コンシューマー・ビジネスグループ(Huawei Consumer Business Group)のプレジデントでファーウェイ・クラウドBU(Huawei Cloud BU)の最高経営責任者(CEO)であるZhang Ping’an氏は「Together to Build a New HMS Ecosystem(一緒に新しいHMSエコシステムを構築する)」と題する基調講演の中で、HMSに登録した世界の開発者が現在510万以上存在し、17万3000以上のアプリケーションとHMS Coreを結合したことを紹介した。HMSは現在、月間5億8000万以上のアクティブユーザーを抱え、10億以上のデバイスがコネクトされている。同氏は、開発者がインテリジェントなアプリ機能への高まるニーズに応えることを支援する最新のHMS Core 6キットとHMSの5つの Coreエンジンサービスへのアップデートを公開した。

 

Zhang Ping’an氏は「イノベーションは未来に向けたエコシステムを構築するカギであり、開発者はその中心を占める。ファーウェイは、オープンかつ革新的な機能の両方と、開発者の優れた知力を結集し、相互接続されたオールシナリオの未来に向かうわれわれのジャーニーを加速することを目指している」と語った。

 

▽HMS機能は今後も世界の開発者のサポートによって光速で発展を続ける

AppGalleryとHUAWEI Musicが海外で初めて利用可能になった2018年に、HMSの登録開発者は世界で56万だけだった。ファーウェイが世界のモバイルエコシステムを構築する計画を発表しHMS Core 4が2019年に利用可能になったことによって、130万の開発者がHMSと提携し、14のCore機能を利用した。2020年までに、HMS Core 5は7つのカテゴリーで約56の機能と、5つのCoreエンジンサービスを世界の230万の登録開発者に提供した。現在、HMSエコシステムは世界3番目のモバイルエコシステムとして確固たる地位を築いている。

 

今年最初の3四半期で、AppGalleryは3322億以上のアプリケーションを世界のファーウェイの7億3000万エンドユーザーに提供し、これは前年比13%増である。Quick Appsの流通は115億を超え、前年比188%増となった。

 

▽HMS Core 6のクロスプラットフォーム機能は開発者のアプリ強化を支援する

HMS Core 6は、7月の発表を受けてより競争力のある機能の開発を支援するために開発者向けの新しいキットを発表した。これは69のキットと2万1738のAPIを提供する。HMS Core 5と比較して、最新のリリースは13のクロスオペレーティングシステム機能と8747のAPIを特徴としている。

 

AV Pipeline Kit、3D Modelling Kit、Video Editor Kit、Audio Editor Kit、5G Modem Kitは最近発表されたKitの一部であり、メディア、グラフィックス、人工知能(AI)、著作権保護、システムドメインの開発者をサポートする。ファーウェイは、Computer Graphics Kit、Network Kitなどの既存のサービスもアップグレードし、インテリジェントなアプリ機能への高まるニーズに応えるとともに、パートナーへの支援を強化した。

 

メディア領域では、HMS Core 6は全体で11の機能を解放し、新しいビデオおよびオーディオ編集機能を追加している。Video Editor Kitはワンストップ・ツールキットで、アプリに容易に組み込むことができ、ビデオインポート/エクスポート、編集、レンダリング、メディアリソース管理など多用途なビデオ編集機能を備えている。Audio Editor Kitは、オーディオソース分離、空間オーディオ、ボイスチェンジャー、ノイズリダクション、サウンドエフェクトを含む広範なオーディオ編集機能を提供する。これは、開発者がアプリでオーディオ関連機能を容易かつ低コストで開発するためのワンストップソリューションとして役立つ。

 

グラフィックス領域では、HMS Core 6は、3D Modeling Kitをはじめとする7つのオープン機能を追加した。このAIベースキットは、ワンクリックの写真コレクションと自動的な3Dモデル生成をサポートし、必要とされる最小の専門的な経験でモデルプロダクションの効率性を向上させる。さらに、Computer Graphics Kitは、レンダリングテクニックを必要とする「ボリューメトリックフォッグ」を初めて採用した。この新しいグラフィックス機能は、Scene Kitのリアルタイムのレイトレーシング機能を使用し、モバイルゲームのオブジェクトのダイナミックなリフレクションをよりリアリスティックにする。AR Engine環境光トラッキングは、リアルタイムのアンビエント照明をサポートし、陰影フォッグ効果を強化し、サイバーパンクスタイルのゲームにとっては特に役立つ優れモノである。

 

AI向けにファーウェイはSignPal Kitを導入した。このキットはテキストを手話ジェスチャーと顔の表情に90%以上の精度でリアルタイム変換し、聴力低下の人々に恩恵をもたらすとともにこれらの人々のコミュニケーション障害をなくす。

 

あらゆるHMS Core機能は開発者がスマートフォン、タブレット、スマートTV、ウエアラブル、オーディオ製品を含む多様なスマートデバイスにおけるインテリジェンス、コンテクスチュアル、シナリオベースのソリューションを備えた高品質アプリを開発することを支援する。これらオープンな機能は、React Native、Cordovaなどのクロスプラットフォーム開発フレームワークを使用することによって、Android、HarmonyOS、iOSで動作するアプリ開発にも使用可能である。

 

▽HMS Coreエンジンサービスのアップロードはインテリジェントなアプリ機能を促す

ユーザーおよび開発者の高まる要望に応え、インテリジェントなアプリ機能の限界を押し広げることを継続するために、ファーウェイはHuawei CloudのaPaaSサービスを通じたHMS Coreエンジンサービスへの新しいアップデートを発表した。

 

Zhang Ping’an氏は「当社の目標は、クラウドサービスへのこれらのCoreエンジンをアップデートし、世界の開発者により良いサービスを提供することである」と付け加えた。

 

Petal SearchとPetal Maps Platformは来月にもアップデートされ、クラウドサービスとして開発者が利用可能になり、開発者に最も革新的なツールを提供するというコミットメントを実証する。

 

ファーウェイは、好評のPetal Searchに最新鋭のアップデートを提供した。Petal Search 2.0は、次世代のAIマルチモーダル検索エンジンとなり、報道、ビデオ、ショッピング、航空、地元ビジネスを含む20以上の異なる業界で革新的な検索エクスペリエンスを提供する。70以上の言語をサポートするほか、Petal Searchは世界170カ国で利用可能である。

 

Search as a Serviceによって、ファーウェイはデバイスサイドのSDKおよびクラウドサイドのAPIを通じたPetal Search能力を全面開放し、エコシステムのパートナーが最適なモバイルアプリ検索エクスペリエンスを迅速に提供できるようにする。1日あたり平均80億の検索があるPetal Searchは、パートナーがファーウェイ独自のUniBox管理プラットフォームを通じてコンテンツをユーザーに効率的に提供することを可能にする。

 

Petal Mapはファーウェイのテクノロジーのもう1つの好例であり、開発者がファーウェイのユーザーの高い基準を満たすことを支援する。この日のカンファレンスは、Petal Mapが2億6000万以上のPOI情報(最大1億8000万)と6億9000万のアドレス(最大4億7000万)をどのように収集したかを示し、開発者が新しいシナリオにおけるポジションニング要件に対処することを支援している。Petal MapはそのインタラクティブなエクスペリエンスでRed Dot Design Awardを受賞し、現在、約1000万以上の累積ユーザーを誇っている。

 

Petal Mapのアップグレードによって、プラットフォームは高精度なポジショニング、地形図表示、多様な地図インタラクティブエクスペリエンスを含むより多くの機能を備えることになる。このプラットフォームを開発者にとってより便利にするために、Petal Map Platformがマップ表示にflyToを含めたことで、開発者はユーザーがより現実的かつイマーシブな検索エクスペリエンスを楽しむことを可能にする地図要件をカスタマイズすることが可能である。Map Studioは海外の開発者が利用可能であり、海外の開発者はカスタムテンプレートとスタイルエディターツールによって地図をカスタマイズすることが可能である。このプラットフォームは、Huaweiがユーザーのデータを保護することを約束し、新しく改善されたプライバシー機能も提供する。

 

この日の年次HDC 2021は、ファーウェイに同社の開発者へのコミットメントを再構築するチャンスを提供し、同社のサービスが革新的でエキサイティングであることを保証する適応能力を示した。

 

ソース:Huawei

 

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