IoTシティーの無錫が世界を照らし出す

The Organizing Committee of 2021 World IoT Expo

AsiaNet 92554 (2596)

 

【無錫(中国)2021年10月25日新華社=共同通信JBN】10月23日、2021 World Internet of Things (IoT) Wuxi Summit(2021年世界インターネット・オブ・シングス(IoT)無錫サミット)が開催され、2021 World Internet of Things Expo(2021年世界インターネット・オブ・シングス(IoT)博覧会)が開幕した。デジタルトランスフォーメーションによってもたらされる無限の可能性と、IoTとデジタルワールドにおける明るい未来への希望を求め、世界のIoT業界から専門家が無錫に結集した。

 

中国共産党(CPC)無錫市党委員会のDu Xiaogang書記は演説で「あらゆるものを相互に接続することにより、われわれの世界が照らし出されるだろう。デジタル文明は、われわれの新しい未来である。この意味で今回の博覧会は、われわれが未来を知るための最良のプラットフォームである」と語った。過去12年間、無錫はIoTに深く関わってきており、IoTの首都として知られている。2021 World IoT Expo組織委員会によると、毎年開かれているWorld IoT Expoは、IoT研究者や業界、都市の間で最も重要な交流と共有のイベントになっている。

 

太湖岸の常州と蘇州の間に位置する無錫はそもそも、漢王朝期の紀元前202年に建設され、その後の隋・唐王朝期に京杭大運河の開通とともにコメと繊維の輸出中心地となった。より最近では、同市は十分に開発された製造産業によって知られるようになった。しかし過去12年間にわたって無錫は再び、近代的な産業・商業基地からインターネット・オブ・シングス(IoT)と同義語の先進的製造都市へと成長した。

 

IoT分野に特化した3000以上の企業が拠点を置いている無錫は現在、中国のIoTセクターと国家ハイテク開発戦略を推進する上で重要な一翼を担っている。例えば、地元政府は他に先駆けて中国初の環境保護プロジェクトを実施した。これにはスマートテクノロジーが活用され、太湖の水質監視向上にセンサーのネットワークが設置された。同市はまた、IoTの調査と、チップ、センサー、ネットワークコミュニケーション、インテリジェントハードウエア、アプリケーションサービスによって完結した産業チェーンの構築で主導的な役割を担っており、産業規模は2020年に3000億元(4億6500万米ドル)を超えた。IoT、車両のインターネット化、スマート輸送、インテリジェント製造、スマートシティー、ビッグデータ、5G、人工知能(AI)に重点を置いている無錫の技術産業は、インテリジェントコネクティビティーの時代へと向かって急速な拡大を続ける態勢が整っている。

 

Gao副市長は「これまでの12年間は始まりだった。将来、AIとIoTのさらなる統合は、長期的、かつ広範囲にわたる影響を与えるだろう。相互接続をより拡大することで、IoTの明らかな恩恵が多くの人々により確認されて感じ取られ、こうした恩恵を認識することは中国および全世界におけるIoTの大きな可能性を意味するだろう」と語った。

 

無錫はIoT分野の企業や投資家、起業家、研究者に提供すべき好条件を備えている。同市は、このゲームチェンジングな技術の探求者、推奨者、支援者のほか、その応用がもたらすことのできる恩恵の目撃者の並外れた例として存在している。

 

World IoT Expositionをリモートで見る方法は、以下のウェブサイトを参照。

https://www.wiotexpo.cn/#/

 

ソース: The Organizing Committee of 2021 World IoT Expo

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