2021年世界若手科学者サミットが温州で開幕

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【温州（中国）2021年11月16日PR Newswire＝共同通信JBN】2021年World Young Scientist Summit（WYSS、世界若手科学者サミット）が11月14日、中国東部の浙江省温州での2日間の開会式を終了した。「Gathering World's Talents, Creating Better Future（世界の才能を集め、より良い未来を創造する）」をテーマに、サミットは国連の2030年Sustainable Development Goals（SDGs、持続可能な開発目標）と中国の重要な国家戦略を徹底的に論議した。

WYSSは、中国科学技術協会（CAST）と浙江省人民政府の共催・協賛で、毎年世界中から若い才能が参加する。重要な国際的な科学技術イベントの1つで、グローバルなリソースが集まる革新的なプラットフォームとなっている。

International Council for Science（国際科学会議）のピーター・グラックマン（Peter Gluckman）会長と中国のトップ疫学者の1人であるZhong Nanshan氏が、ビデオを通じて開会の辞を述べた。

CASTの幹部であるZhang Yuzhuo氏は、このイベントの国際的影響の高まりを歓迎した。イベントは2年前に初めて開催され、さまざまな国からの若い才能たちの間のより強い絆がサミットによって育成された。

Zhang氏は、サミットは若い学者にオープンで真剣な交流の機会を提供し、相互利益とイノベーション共有の生態系を発展させ、開放性、相互信頼、包括的イノベーションを特色とする若者コミュニティーを構築する、と付け加えた。

浙江省の高官Wang Hao氏は、過去2年間に同省が行った科学技術の加速と組織面での革新を紹介、より多くの才能を引き付け、つなぎとめるために大きなイノベーション・プラットフォームを構築したと付け加えた。

Wang氏は、浙江省は質の高い開発へ強力な推進力を提供し、共通の繁栄構築の範を示すために、中核技術の研究を強化し、ハイテク産業の発展を加速し続ける、と付け加えた。

グラックマン氏は、テクノロジーにはよりオープンな国際交流と協力が必要であり、若い科学者、組織がより大きな役割を果たすべきと発言した。

浙江省温州市の高官であるLiu Xiaotao氏は、温州市はサミットを市場エンティティー間の技術革新を促進し、科学的成果で技術革新に拍車をかける機会としてとらえていると指摘した。

サミットではInternational Forum on Biodiversity Conservation and Biotechnology（生物多様性保全とバイオ技術国際的フォーラム）や2021Resilient Cities International Symposium（2021年強靭な都市国際シンポ）といった47のオンライン、オフラインの活動があった。

サミットはまた、交流、研究インターンシップだけでなく学術訪問も提供するサマースクールプログラムの開始を計画している。

ソース：2021 World Young Scientist Summit

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