クラウドで無制限の創造性―オンラインの杭州文化創造産業博覧会は世界のアイデアを集め、交流を促進

杭州市政府(Hangzhou Municipal Government)

 

第15回杭州文化創造産業博覧会

 

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【杭州(中国)2021年11月16日新華社=共同通信JBN】世界的な文化交流イベントが中国東部の杭州市で開催され、世界各地のクリエーティブなアイデアが「クラウドで」出会った。11月8日、パンデミックを背景に、異なる方法で開催された第15回杭州文化創造産業博覧会(15th Hangzhou Cultural and Creative Industry Expo)が閉幕した。「Creative Hangzhou, Connecting the World -- Culture Leading a Better Life(クリエーティブ杭州、世界をつなぐ―文化はより良い生活をリードする」を主題とする今年の博覧会は、オンラインとオフラインの組み合わせを採用し、英国、フランス、イタリア、ポーランド、日本、韓国、タイなど30カ国以上から3000を超す文化ブランドと企業を紹介した。オンライン会場では20万点を超す中国内外の文化製品が展示され、1億9000万の視聴ビューを集めた。杭州市政府(Hangzhou Municipal Government)によると、博覧会は世界的な文化交流と統合の華々しいイベントだった。

 

▽「クラウド」は文化産業に「デジタルの翼」をもたらす

 

感染症の予防と管理を背景に、今年の博覧会はオフライン展示会をオンラインに移行した。予約をしたりチケットを購入したりする代わりに、市民は創造性と職人技を目玉とする2つの主要な展示会をTikTok上で「クラウドトラベル」することができた。

 

職人技に焦点を当てたeコマースプラットフォームであるDongjiaのMeng Wenbo共同会長兼最高経営責任者(CEO)によると、オンライン博覧会はオフライン展示会の制限を取り除き、展示会を訪れる新しい方法と文化浸透の新しいシーンを開いた。同時に、オンライン展示会と販売の統合は、企業が感染症流行の状況下でうまく機能し続けるのに役立ち、文化愛好家に真に「終わりのない文化フェア」をもたらす。中国東部の宋王朝の精神を取り入れ「宋韻江南」の名を冠したテーマ会場は、文化創造の専門家、工芸デザイナー、新しい職人などの専門家グループを引き付けることに重点を置いた。会期中は、茶器セットのギフトボックス、青磁、白磁など中国の伝統文化を反映した多数のクリエーティブ製品がデビューし、瞬時に人気を集めた。

 

10年以上の発展を経て、この博覧会は杭州の「文化の黄金の名刺」になり、中国の4大総合文化展示会活動の1つとして知られている。報道によると、感染症の影響下にあるものの、杭州の文化産業は昨年、前年同期比8.2%増の2285億元(約357億米ドル)の付加価値を達成し、杭州の文化産業の総合的な開発力は、中国の大・中規模都市で1位にランクされている。今年の初めから、杭州の文化産業は強力な発展の勢いを示してきた。第1-3四半期には、付加価値は前年比10.3%増の1901億元に達し、デジタルコンテンツ産業の成長率は12.8%に達した。

 

デジタル技術は、文化産業の分野で統合されたアプリケーションとイノベーションを獲得し、「クラウド」上で文化産業に「中核的」支援を提供している。今年の博覧会には、3500を超えるオンライン出展者およびブランドが参加し、約240のテーマライブ放送、特別オークション、その他の活動が行われた。市民は自宅を離れることなく世界の文化製品を購入することができた。このイベントは、中国文化産業の発展における最新の成果をあらゆる方面で国内外の業者に披露し、国際文化産業の交流と協力を強化し、杭州博覧会の影響力をさらに拡大した。

 

▽「アイデアの文化博覧会」は永遠の文化の輝きをもたらす

 

杭州文化創造産業博覧会は、暮らしの美学のクリエーティブな展示会であり、経済的および文化的交流の壮大なイベント、徹底的なアイデアの衝突のためのプラットフォームで、業界の先見性の最前線である。今年の博覧会では、「アイデアの博覧会」のブランド影響力を一層高めるために、産業開発指数の最新の調査結果がいくつか発表された。

 

文化産業サミットでは、European Academy of Sciences(欧州科学アカデミー)の外国人学者でNational Cultural Industry Research Center of Tsinghua University(清華大学国家文化産業研究センター)の所長であるXiong Chengyu氏が、Development Index and Evaluation Report of China's Digital Content Industry(2021)(中国のデジタルコンテンツ産業(2021)の開発指数と評価報告)をオンラインで公開し、中国のデジタルコンテンツ産業の開発指数を産業規模、社会貢献、価値創造、開発環境、産業競争力の5つの側面から評価した。調査指数によると、杭州は中国のデジタルコンテンツ産業の開発における最上位にランクされており、長江デルタの産業界の代表的な都市である。

 

Xiong氏によると、優れた産業インフラストラクチャーを備えた杭州は、中国のデジタル経済における重要な都市である。杭州は文化産業そのものに注意を払うだけでなく、政策の支援や産業クラスターの発展にも密接に関係している。そのため、アニメーション、ゲーム、eスポーツ、映画、テレビなどの杭州のデジタルコンテンツ分野は順調に発展している。さらに、デジタルコンテンツは、国境や分野にまたがる社会生活のあらゆる側面に統合されている。同氏は、杭州が中国の特徴を備えたオリジナルのデジタルコンテンツを世界のユーザーに提供することに期待を示した。

 

中国の金融ライターのWu Xiaobo氏は、杭州は歴史を通じて常に消費者都市であり、杭州の文化産業が強力な発展の勢いを維持できる最も重要な理由は若者であると述べた。あらゆる文化において、若者は最も重要な参加勢力であり醸成要因である。特に近年は、杭州の人材の純流入率は中国で第1位にランクされ続け、豊かな文化産業と強い消費能力を杭州にもたらしている。

 

ソース:Hangzhou Municipal Government

 

▽画像添付リンク:

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(画像説明:第15回杭州文化創造産業博覧会)

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