成都2021FISUワールドユニバーシティゲームズの100日間カウントダウン

成都2021FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員会

AsiaNet 95061 (0632)

 

【成都(中国)2022年3月18日新華社=共同通信JBN】3月17日午後8時(現地時間)、成都2021FISUワールドユニバーシティゲームズ(Chengdu 2021 FISU World University Games)まで100日間のカウントダウンが開始され、北京で最近開催された2022年冬季五輪大会のビンドゥンドゥン(Bing Dwen Dwen)に続くスポーツ関連の中国のフィギュアであるジャイアントパンダのマスコットの到来を告げた。

 

Executive Committee of 2021 FISU WUG(2021FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員会)によると、氷をテーマにしたビンドゥンドゥンとは異なり、このワールドユニバーシティゲームズのマスコットであるロンバオ(蓉宝、Rongbao)は、耳、目、尾のデザインに火の要素を取り入れ、顔の作りでは、中国の伝統美学と開催都市の遺産である川劇の仮面を考慮している。

 

スポンサーは、このデザインが大学生の若々しい活気と活力、成都の人々の、ホスピタリティーに溢れて情熱的という特徴の双方と、この夏季スポーツイベントが連想させるエネルギーを表していると指摘した。

 

ジャイアントパンダの中心的な生息地に最も近い都市で、飼育下のパンダと野生のパンダの両方が見られる世界唯一の大都市である成都のジャイアントパンダの資源は他に類を見ないものだ。マスコットのロンバオの原型は、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding)にいるジャイアントパンダのジーマー(芝麻、Zhi Ma)に触発されている。

 

2021年には、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で223頭のジャイアントパンダが飼育され、生物多様性の保全に取り組むGiant Panda National Park(ジャイアントパンダ国立公園)内には73頭の野生のパンダがのんびりと暮らしている。

 

長年にわたり、「パンダの都市」はジャイアントパンダや母なる自然と調和した生活を続け、都市の生態環境は飛躍的に向上した。ジャイアントパンダ国立公園、予定全長1万6930キロの天府緑道(Tianfu Greenway)、City Loop Eco Park(成都環城生態公園)などの主要な環境保護の取り組みは前進し続けている。また、ジャイアントパンダの生息地4万3600畝(ムー)が復元および保護されており、2025年までに30万畝の復元を完了することを目標としている。

 

ジャイアントパンダと成都は、いろいろな意味で道を交える運命にある。都市のランドマークであるChengdu IFS(成都国際金融中心)の最上部には、「I Am Here」として知られる壁を登るジャイアントパンダがいる。体長15メートル、約4000個の三角形のパーツで構成されたインスタレーションアートは、2013年に米国人アーティストLawrence Argent氏によってデザインおよび制作されたもので、外国人観光客が成都を初めて知るビーコンの1つである。

 

成都の都江堰では、また別の、自撮り向きのジャイアントパンダもかなりの注目を集めている。自撮りのポーズで足を組んで座っているそのパンダは、世界最大のパブリックアート企業のUAPとオランダ人アーティストFlorentijn Hofman氏のコラボレーションの成果である。デザイナーは、自撮りをしようと携帯電話を構えているジャイアントパンダの外見と、のんびりとした姿勢には、芸術的な方法で地元の姿勢を伝える意図があると説明した。

 

レジャーとファッションは、成都のライフスタイルの有名で長年にわたる2つのラベルだが、第31回夏季ワールドユニバーシティゲームズが近づく中、別のライフスタイルが徐々に最前線に浮上してきた。

 

新興の専門的なスポーツ消費シナリオが多数出現した。数多くの都市公園、野外キャンプ場、地域の運動場、トレーニング場が街中にある。The Peak Dry Skiing Slopeなどのプロスポーツ会場は、通常のウインタースポーツ愛好家だけでなく、谷愛凌(Eileen Gu)氏のようなオリンピック金メダリストのトレーニング会場でもある。今年のワールドユニバーシティゲームズのために新たに建設され、改装された49の会場の高度で国際的な基準は、待っていた価値がある。

 

ビンドゥンドゥンからロンバオへ、6月26日に開幕予定の第31回夏季ワールドユニバーシティゲームズ(成都)に向けて、2つのジャイアントパンダのマスコットの間の「リレー」が世界中の注目を集めている。

 

成都は、北京と深センに次ぐ中国本土で3番目の「ワールドユニバーシティゲームズ都市」になる見通しで、これは長期的に重要な成果である。

 

ソース:Executive Committee of 2021 FISU WUG

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中