ウクライナからの留学生を受入れ

龍谷大学 ウクライナ人道支援

龍谷大学

ウクライナ人道支援の一環として龍谷大学が留学生を受入れ

 

 

本件のポイント

● 龍谷大学長期計画(基本構想400)において仏教SDGsを掲げ、誰一人取り残さない取り組み

の一環として、ウクライナからの留学生を受入れ決定

● 目指すは留学生の日本における自立支援

● 京都市をはじめとする学外関係団体と連携しながら、オール龍谷で支援

 

概要

龍谷大学は、創立400周年を迎える2039年を見据えた長期計画(基本構想400)において仏教SDGsを掲げ、誰一人取り残さない取り組みを推進しています。このことから、これまで「ウクライナへの人道支援募金(注1)」の実施や「自国の政変等の影響を受ける外国人留学生に対する特別援助奨学金(注2)」の制定等に取り組んできました。

 今般、本学は難民となったウクライナの学生を早急かつ積極的に受入れ、京都市をはじめとする学外関係団体と連携しながらオール龍谷で支援することを表明します。国際社会が深刻な状況にある今だからこそ、龍谷大学から「自省利他」の行動哲学を世界に向けて発信し、自ら実践していく必要があると考えます。

 

ウクライナからの留学生受入れ

●第一段階:本学が学生交換協定を締結しているキーウ(キエフ)大学の学生を交換留学生として2022年度前期に受入れ。

● 第二段階:キーウ(キエフ)大学に限らないウクライナの学生を、日本語を学ぶ留学生別科生として2022年度後期より10 名程度受入れ。日本語を学んだ後には、それぞれの希望にあわせて学部や大学院への進学をサポート。

● 第三段階:より多くの留学生を受入れるべく、まずは大学内外に協力を要請しながら本学における体制を整備。

 

支援内容

本学に留学する学生が、母国に帰ることなく日本に住み続けることができるよう、学内外機関と連携しながら自立支援をサポートします。主な支援の内容は次のとおりです。

 

● 生活費の援助(日本政府・学外の財団等からの支援を適用予定)

● 宿舎の提供(本学における無償提供。加えて京都市に支援を要請)

● 受入れ時における身元保証

● 受験料、入学費、学費の免除日本語の授業の提供(無償)

● 難民の学生を受入れるための新たな入試制度創出

● 就職を希望する留学生に就職先の斡旋

● 学内外におけるアルバイト先の斡旋

● 本学学生による生活面のサポート

 

ウクライナ人道支援特設サイト

https://www.ryukoku.ac.jp/ukraine/index.php

 

注1:ウクライナへの人道支援募金 

ウクライナへの人道支援 及び キエフ大学に対する支援を目的とする募金。龍谷大学及び学友会ならびに龍谷大学の校友会及び親和会の共催により、個人(教職員、学生、卒業生、保護者、一般)および団体(各教職員団体、各学生団体、各学部同窓会、関係法人)を対象。

 

ウクライナへの人道支援募金ページ

https://www.ryukoku.ac.jp/donation/

 

注2:自国の政変等の影響を受ける外国人留学生に対する特別援助奨学金

自国の政変、紛争又は情勢不安の影響を受ける外国人留学生が、学費の支弁が困難と認められる場合に、応急に学資を給付することで、学業の継続を支援することを目的とする奨学金。

 

 

 


入澤 崇 龍谷大学学長  コメント

龍谷大学は、この度、ウクライナからの学生を早急かつ積極的に受入れることを決定いたしました。

本学は、建学の精神である「浄土真宗の精神」に基づく人間育成を実現する心として5項目を示し、その中で「すべてのいのちを大切にする『平等』の心」と「人類の対話と共存を願う『平和』の心」を掲げています。これらの「心」による平和の実現に向けウクライナへの支援活動に取り組んでいます。龍谷大学はウクライナ共和国が1991年8月24日にソビエト連邦からの独立を宣言したわずか4日後の8月28日にキーウ(キエフ)大学と学生交換協定を締結し、本日に至るまで多くの学生の派遣・受入れを行なってきました。ウクライナ全土の人々が直面している戦争の現実を到底看過することはできません。オール龍谷で支援してまいります。

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龍谷大学学長

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