化学品特化型の共同輸送マッチングサービス 実証実験開始

化学品を安全かつ効率よく輸送 「持続可能な物流」を提案

長瀬産業

2022年5月31日

長瀬産業株式会社

 

化学品特化型の共同輸送マッチングサービス 実証実験開始 化学品を安全かつ効率よく輸送 「持続可能な物流」を提案

 

 長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、化学品に特化した共同輸送マッチングサービスの実証実験を2022年5月より開始いたします。本サービスを活用することで、従来は各企業が個別に輸送していた貨物を、複数企業間で共同輸送化することが可能となります。化学品に特化した共同輸送マッチングサービスは業界初となります。本実証実験には、一次募集で応募頂いた化学品・塗料・インキ等を取り扱うお取引先や物流会社等11社が参画します。現在、二次募集を受付中です。実証実験にあたっては、AIを活用した共同輸送マッチングサービス“TranOpt”(トランオプト)のライセンス提供を、日本パレットレンタル株式会社から受けて使用します。

 現在、物流需要が増加する一方で、トラックドライバー不足の加速や、運送業法改正による危険品物流の規制厳格化により、化学品貨物輸送の継続性が課題となっています。化学業界におけるネットワークと危険品取り扱いノウハウを有する長瀬産業では、化学品サプライチェーンにかかわる各事業者が共通の課題を議論し、具体的なアクションを検討する場としての「化学品共同物流研究部会」(※1)を設立する運びとなりました。同研究部会においては、AI共同輸送マッチングサービス“TranOpt”を活用した実証実験を行います。

 本サービスを利用することで、トラックドライバーの省人化や輸送コストの削減、GHG排出量の削減が期待できます。実証実験は2022年5月~10月頃までとし、2023年を目途に化学品輸送基盤の構築を目指します。さらに、今後は物流環境ソリューションを拡張し、サステナブルな化学品共同輸配送の実現を目指します。

 

※1:化学業界における企業間の共同輸送推進による物流課題の解決を目的とした研究部会で、化学品物流全体最適のための議論や実証実験等に取り組む。

 

■TranOpt概要

TranOpt は、AI によって業界を跨いだ荷主企業同士をマッチングする日本パレットレンタル株式会社のサービスです。共同輸送の機会を創出することによって、物流業界全体の課題である、実車率や積載率の向上、CO2 排出量の削減に貢献します。

 

サービス概要: https://www.jpr.co.jp/service/joint/tranopt/

Data:     TranOpt のAI がマッチングした輸送経路の平均実車率:93%

参考(過去の同社プレスリリース):

〇共同輸送マッチングサービス「TranOpt(トランオプト)」をリリース(2021/10/21)

https://www.jpr.co.jp/release/2021/release000730.html

〇群馬大学と、協力効果が高い輸送ルートの組み合せを高速に列挙する共同輸送マッチング技術を開発(2021/10/21)

https://www.jpr.co.jp/release/2021/release000729.html

 

本件に関するお問い合わせ先

長瀬産業株式会社 URL:https://www.nagase.co.jp/

 

<事業、「化学品共同物流研究部会」に関するお問い合わせ> 

機能化学品事業部 トータルソリューション室

TEL:03-3665-3330

Mail: dncoating@nagase.co.jp

 

<報道に関するお問い合わせ> 

サステナビリティ推進本部 広報・ブランディング室 TEL:03-3665-3640

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