「福島のおさかなの魅力がたくさん! 親子ヒラメ釣り大会&おさかな祭りin相馬!!」開催のご報告

復興庁

令和4年8月9日

復興庁

 復興庁は、福島沖の海域で捕れる「常磐もの」と呼ばれる魚介類や福島の海の魅力を実感してもらうイベント「福島のおさかなの魅力がたくさん!親子ヒラメ釣り大会&おさかな祭りin相馬!!」を令和4年8月7日(日)に、相馬港及び相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)で開催しましたので、お知らせいたします。

 

 今回のイベントは、福島県産の魚に関する風評の影響の払拭を目的として、全国に向けて「常磐もの」の魅力発信や釣りを通じた観光客の誘致を図ろうとするものです。復興庁が、現地で今回のような一般参加型のイベントを行うのは初めてとなります。なお、開催にあたっては、相馬双葉漁業協同組合に全面的にご協力いただきました。

 

 イベント当日、午前の「第一部」では、親子で釣りを楽しみ、福島の海の魅力を実感してもらう「親子ヒラメ釣り大会」を、早朝から相馬港で実施。松川浦の釣り船3隻をチャーターし、事前募集した親子、応募総数合計285組の中から選ばれた12組31人と、釣り番組の出演や各種イベントで活躍する晴山由梨(はれやま ゆり)さん、新妻秀規(にいづま ひでき)復興副大臣も参加し、相馬沖でヒラメ釣りに挑戦しました。参加全家族がヒラメを釣り上げ、船上には歓声が飛び交い、笑顔が広がりました。また、各船で一番大きなヒラメを釣った親子3組には賞品が贈呈されました。

 

 午後の「第二部」では、ゲストに、お笑いタレントの小島よしおさんを迎え、福島の海とおさかなの魅力を伝える「おさかな祭りin相馬!!ステージイベント」を、相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)で実施。冒頭に新妻復興副大臣が登壇し、開催の挨拶と当日の釣り大会の感想を述べました。そして、ステージに小島さんが賑やかに登場し、「親子ヒラメ釣り大会」の結果発表を実施。続いて、小島さんと相馬双葉漁業協同組合・福島県水産海洋研究センター・ホテル・旅館の関係者らが各コーナーに登壇する、福島の海とおさかなの魅力を伝える「トークショー」、「「常磐もの」のヒラメ5枚おろしに挑戦!」、「ふくしま常磐ものクイズ大会」、相馬高校・太鼓部とクラップスチアリーダーズによる「ステージショー」などが披露され、会場は大いに盛り上がりました。また、“縁日”コーナーでは、水ヨーヨー釣り、おさかなタッチプール、松川浦名物の「浜焼き」の販売などが行われて、来場者達は、福島のおさかなや海の魅力を満喫しました。

 

親子ヒラメ釣り大会・結果発表の様子

 

                                   

【実施概要】

◆開催名称:「福島のおさかなの魅力がたくさん!親子ヒラメ釣り大会&おさかな祭りin相馬!!」

◆開催日時:令和4年8月7日(日)

 第一部:親子ヒラメ釣り大会 5:45開会式、6:30出船~11:45帰港~閉会式

 第二部:おさかな祭り 9:00~16:00 ステージイベント13:15~~15:50

   (親子ヒラメ釣り大会結果発表、トークショー、クイズ大会、ステージショー) 

◆主催:復興庁

◆協力:つり人社、福島県、福島県相馬市、相馬双葉漁業協同組合、相馬市観光協会、 

    相馬市松川浦旅館組合、松川浦ガイドの会、相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)

 

◆イベント詳細:

第一部:親子ヒラメ釣り大会(事前申込制・参加無料)                            

松川浦の釣り船3隻をチャーターし、事前募集した親子、応募総数合計285組の中から選ばれた12組31人と、晴山由梨さん、新妻秀規復興副大臣も参加し、相馬沖でヒラメ釣りに挑戦。各船には、つり人社の先生方も乗船して親子たちに釣りのコツなどをサポートし、復興副大臣をはじめ参加全家族がヒラメを釣り上げ、船上には歓声が飛び交い、楽しい「釣り大会」となりました。

 

ヒラメ釣りの船上の様子    ヒラメを釣った親子達

 

■第二部:おさかな祭り                                      

相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)を会場に、小島よしおさんをゲストに迎えたステージイベントや水ヨーヨー釣り、おさかなタッチプール、松川浦名物の浜焼きなどの縁日コーナーを開催。

会場:相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)(福島県相馬市尾浜字追川196)

 

ステージプログラム

ゲスト:小島よしおさん 司 会:晴山由梨さん

・親子ヒラメ釣り大会・結果発表

 登壇者:新妻秀規復興副大臣、小島よしおさん

第二部の冒頭に、新妻復興副大臣が登壇し、午前中の釣り大会の報告と開催のあいさつを行いました。釣り大会の結果発表のプレゼンターとして、小島さんが賑やかに登場し、各船で一番大きなヒラメを釣った親子3組に釣り具セットの賞品を贈呈。受賞した親子たちが、大きなヒラメを釣った喜びや感想を話しました。

 

<新妻復興副大臣のあいさつ>

「本日は暑い中福島県内外よりお集まりいただき、ありがとうございました。本日は、常磐もののお魚を知って、食べてもらおうというイベントです。今日は親子で、皆さんで楽しい思い出を作って頂けたらと思います」

 

<受賞した親子3組のコメント>

・栃木県・酒井さんご家族 (豊漁丸にて・釣った魚77cm)

 「これまで一人で釣りをやっていたのですが初めて子どもと一緒にすることが出来ました」(お父さん)

・栃木県・菊池さんご家族(健漁丸にて・釣った魚76cm)

 「釣れた時は重くて糸が切れそうで怖かった!」(お子さん)

・福島県・佐藤さんご家族 (あらし丸にて・釣った魚68cm)

 「今日は楽しかったです。またヒラメ釣りに来たいです」(お父さん)

 

・ふくしまのお魚の魅力を知る!トークショー

 登壇者:小島よしおさん、相馬双葉漁業協同組合 青壮年部 部長 石橋正裕さん、

                 福島県水産海洋研究センター放射能研究部 主任研究員 榎本昌宏さん

小島さんが好きな魚料理と福島の魚について話した後、松川浦で漁師をしている相馬双葉漁業協同組合青壮年部・部長の石橋正裕(いしばし まさひろ)さんと福島県水産海洋研究センター放射能研究部・主任研究員の榎本昌宏(えのもと まさひろ)さんが登壇し、日頃からおいしい水産物を提供するために実施していることや、福島県の漁業の現状や海産魚介類の安全性などについて話しました。

 

福島のお魚の魅力を知るトークショー

 

<小島よしおさんのコメント>

「今日は浜焼きを初めて食べたのですが、めちゃめちゃ美味しかったです。仕事が終わったらお酒と一緒に食べたいですね。相馬に来て、五感で感じることが大切だと思いました。今度は奥さんや芸人仲間と来たいと思います」

 

<相馬双葉漁業協同組合の石橋正裕さんのコメント>

「これまでは捕った魚は売ることに専念していました。しかし、震災後は漁師達自身が捕った魚を食べる機会が増え、心から美味しいと実感しました。この魚を多くの方に食べて欲しいという思いで漁にでています。漁の時間を変え、道具の改良をし、50cm以下の魚の放流を徹底し資源を確保する。この積み重ねが豊かな漁場となります。相馬の美味しい魚をぜひ食べて、また福島に来て欲しいです」

 

<福島県水産海洋研究センターの榎本昌宏さんのコメント>

「原発事故以来、福島県では厳しい基準をクリアーした魚しか出荷をしていません。(国の基準は100Bq、福島では半分の50Bqを基準としている)福島県では福島産の全ての食べ物をモニタリング検査しています。魚に関しては毎週100〜200種類の検査を行い、セシウムが測定しきれない程の数値となっています。漁協ではその日に捕れた全種類を測定し徹底した管理を行い、厳しい検査を通った安全安心の魚が出荷されます。福島では震災後、流通が途絶えた時期がありますが今では各地で美味しいと高評価を頂いています」

 

・「常磐もの」のヒラメの5枚おろしに挑戦!!

 登壇者:小島よしおさん、相馬双葉漁業協同組合 齋藤智英さん、ホテルみなとや 管野芳正さん、

旅館いさみや 管野功さん、一般参加者の親子

ヒラメの5枚おろしを教えていただく先生に、相馬双葉漁業協同組合の齋藤智英(さいとう ともひで)さん、「ホテルみなとや」の管野芳正(かんの よしまさ)さん、「旅館いさみや」の菅野功(かんの いさお)さんをお招きし、会場から参加者を募って、3チームに分かれてヒラメの5枚おろしに挑戦しました。

 

<ヒラメの5枚おろしのポイントやおいしい食べ方について>

◇ヒラメの5枚おろしのポイント

 *包丁は摩擦で切るので包丁を引きながら切ると上手く出来ます

 *相馬のヒラメは肉厚なので、身をめくりながら包丁を入れていくのがコツです。

 *ヒラメは捌くのが難しい魚なので、下処理をして一晩寝かせてから捌く方が扱いやすいです。

 

◇美味しい食べ方について

 *お刺身はもちろんのことですが、フライも贅沢な食べ方です。

 *昆布締めやムニエルも美味しいです。甘味や旨味を楽しみたいときは2−3日寝かせると良いです。

 

ヒラメ5枚おろしに挑戦する親子  小島さん

・ふくしま常磐ものクイズ大会

 登壇者:小島よしおさん

「クイズ大会」では、小島さんが、福島で水揚げされる魚介類の種類やヒラメとカレイの見分け方など、「常磐もの」に関連したさまざまな問題を出題。会場の子どもたちは自分の知っている内容に挙手をして、小島さんに指名された子どもが元気に解答しました。正解者には小島さんのサイン色紙がプレゼントされました。

ふくしま常磐ものクイズ大会

 

・ステージショー

 登壇者:相馬高校太鼓部、チアリーディングクラブ「クラップスチアリーダーズ」

相馬高校太鼓部による演奏とクラップスチアリーダーズによるチアリーディングクラブが披露されました。

 

相馬高校・太鼓部による演奏

クラップスチアリーダーズ

 

・縁日イベント

9:00~16:00 :水ヨーヨー釣り、おさかなタッチプールなど(参加無料)、浜焼き販売(有料販売)

夏の風物詩“縁日”コーナーでは、魚と触れ合うことができる「おさかなタッチプール」や「水ヨーヨー釣り」「輪投げ」を楽しんだり、炭火による魚の姿焼き、松川浦名物の通称「浜焼き」の販売などが行われました。

縁日の「おさかなタッチプール」「松川浦名物の浜焼き」

 

このイベントの模様は、復興庁サイト【タブレット先生の「福島の今」】、小島よしおさんのYouTubeチャンネル「ピーヤの休日」等で順次公開予定です。

 

※復興庁サイト 【タブレット先生の「福島の今」】

https://www.fukko-pr.reconstruction.go.jp/2018/fukushimanoima/

 

※小島よしおさんの「ピーヤの休日」 

https://www.youtube.com/channel/UCHtteq42lR9lOtFd9na7xyw

 

※復興庁公式YouTubeチャンネルは、以下からご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCuD2Ot8EVT21VdEfn-a9L5g

 

 

【参考】

・小島よしお さん(お笑いタレント)

2001年より早稲田大学在学中の5人によるコントグループ「WAGE」のメンバーとして活躍。2006年3月にWAGE活動休止。その後ピン芸人として活動を開始する。2007年5月、小島よしおの動画がユーチューブ週間再生ランキングの世界第5位に入り一躍注目をあびる。

・司会:晴山由梨 さん

4代目アングラーズアイドル。​釣りの腕も確かな実力派で、釣り番組や雑誌への出演をはじめ、各種イベントで活躍。




本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

親子ヒラメ釣り大会・結果発表の様子

ヒラメ釣りの船上の様子

ヒラメを釣った親子達

ヒラメを釣った親子達

福島のお魚の魅力を知るトークショー

「常磐もの」のヒラメ5枚おろしに挑戦する親子

ヒラメの5枚おろしに挑戦する小島さん

ふくしま常磐ものクイズ大会

相馬高校・太鼓部による演奏

クラップスチアリーダーズ

縁日の「おさかなタッチプール」

縁日の「松川浦名物の浜焼き」

小島よしおさん

晴山由梨さん

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