ヘルスケアのトップ経営幹部がヘルスケア新興企業と医療投資家をマッチさせる資金調達プラットフォームを立ち上げ
VentureBlickのChris Lee創設者兼最高経営責任者(CEO)
AsiaNet 97566 (2020)
【シンガポール2022年9月1日PR Newswire=共同通信JBN】
*Chris Lee氏は、VentureBlickの資金調達プラットフォームと専門家コミュニティーを通じて、ヘルスケアの資金調達を変革することを目指す
Medtronic Asia Pacific社長やBayer Healthcare Asia Pacific責任者などの上級管理職を歴任した最も経験豊富なヘルスケア経営幹部の1人であるChris Lee氏は1日、ヘルスケア新興企業を医療投資家とマッチさせることによりヘルスケアの資金調達を変革することを目指すプラットフォームであるVentureBlickの創設者兼最高経営責任者(CEO)としての新たな役割を担うことを発表した。従来の投資家とは異なり、このプラットフォームに参加する医療投資家、すなわち内科医、臨床医、病院管理者、ヘルスケア業界専門家など深い専門知識とユーザー経験を有する医療投資家は、単なる投資家としてだけでなく、アドバイザーや将来の顧客としても、新興企業に比類のない価値を提供することになる。
VentureBlickは、IPO(新規株式公開)を目指す初期段階の新興企業として、初期段階のヘルスケア新興企業がこの資金調達プラットフォームと専門家コミュニティーを通じて、最終的な顧客である医療投資家から資金提供、製品検証、および市場インサイトを得られるよう支援することに尽力する。これに対し、医療投資家は、ヘルスケアエコシステムの開発に積極的な役割を果たし、彼らが熟知している分野であるヘルスケアの最新のイノベーションに投資する機会を得る。
ヘルスケア新興企業は、長い製品開発期間や、品質、規制、臨床要件に起因する市場アクセスへの高い障壁など、独自の課題に直面している。これらは、すべての新興企業創業者が直面する2つの重要な成功要因、すなわち製品への集中力を失わずに資金を確保すること、および製品が顧客の本当に求めているものであるかどうかを検証することに、さらに付加されるものである。
VentureBlickのプラットフォームにより、医療関連の投資家はヘルスケア新興企業を体系的に評価し、助言し、投資することが可能となる。新興企業のアイデアが一定水準の医療投資家により承認されると、医療知識はなくても医療投資に関心のあるほかの有資格投資家にも開かれる。このプラットフォームの独自の資金調達メカニズムにより、創業者は自分たちの新興企業に対するコントロールを失うことを心配することなく資金を調達できるため、安心感を得ることができる。この専門家コミュニティーは、市場が本当に必要としている製品を開発するのに必要なサポートも創業者に提供する。さらに、VentureBlickはより幅広い機関投資家のグループと提携し、新興企業が後期の段階の開発のためにVC(ベンチャーキャピタル)またはPE(プライベートエクイティー)と協力する準備が整う前に、初期段階で独自のモデルを使用して新興企業を選別し、リスクを回避するのを支援する。
Chris Lee氏は「ヘルスケア新興企業は、彼らが運営するエコシステムが極めてユニークであるため、より専門的で効果的なサポートシステムを必要としている。彼らが市場インサイトと顧客からのフィードバックをより早期の段階で入手できるように支援するにはどうすればよいか? すべての利害関係者が協力してイノベーションを加速するように動機付けるよりさらに良い方法はあるか? このことが、新興企業が将来の顧客と出会い、新しいイノベーションを一緒に育むことができるプラットフォームを作成することに私を駆り立てた。ヘルスケア業界で30年間働いてきた結果、私はここに満たされていない大きなニーズを見出しており、VentureBlickがこのギャップを縮めるのに役立つことを願っている」と語った。
VentureBlickは、オーストラリア、韓国、シンガポール、米国で事業を展開している。また来年初めまでに中国に進出する準備中である。その資金調達プラットフォームは2023年初めに開始することを目標としており、関心のあるヘルスケア新興企業や医療専門家は、www.ventureblick.com で関心を持っていることを事前登録できる。さらに、VentureBlickは、有望なヘルスケア新興企業に投資するために、独自のベンチャーキャピタルファンドであるVB Healthcare Fundを立ち上げる予定。
Lee氏は、医薬品、医療機器、アニマルヘルス、診断、コンシューマーヘルスケアなど、複数のヘルスケア分野で豊富な経験を有している。同氏は10カ国以上で働いており、メルク(MSD)、Bristol Myers Squibb、バイエル、最近ではMedtronicの各社の地域やそれぞれの国の上級管理職を務めてきた。Lee氏は、大手製薬企業および医療技術企業の両方で役員会の役職に任命された数少ないアジア人の1人である。同氏は、M&A、戦略的パートナーシップ、新市場拡大、新興企業インキュベーションの分野にわたり強力な実績を有している。
Lee氏は、包括的なリーダーシップと職場の幸福を積極的に提唱。Great Place to Work(働きがいのある会社)の「Most Respected CEO」を3年連続(2020-2022)で受賞、またSingapore Business Review誌の「Executive of the Year 2021」を受賞するなど、複数の経営管理賞を受賞している。
▽VentureBlickについて
VentureBlickは、資金調達プラットフォームと専門家コミュニティーを通じて、ヘルスケアの資金調達を変革することを目指している。その資金調達プラットフォームは、初期段階のヘルスケア新興企業と、新興企業の潜在的な顧客である医療投資家(内科医、臨床医、業界専門家)をマッチさせる。これによりこれら投資家は、新興企業のコントロールを弱めることなく、アイデアを検証し、サポートし、資金を提供できる。この専門家コミュニティーは、新興企業の成長を支援するために、最も実用的で専門的なアドバイザリーサービス、ネットワークの機会、およびニーズに基づく運用サービスを提供する。これは、ヘルスケア新興企業が資金調達、市場インサイト、顧客の支持をすべて一度に得るのに役立つ唯一の資金調達プラットフォームである。
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ソース:VentureBlick
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ソース:VentureBlick
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(画像説明:VentureBlickのChris Lee創設者兼最高経営責任者(CEO))
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