エンタメカルチャーが多様化するサウジアラビア 日本を代表するアニメ作品の展示や体験コンテンツを公開

カプセルトイ・プリントシール機・ゲームセンターなど、日本のカルチャー丸ごと初体験

2022年11月22日

ジャパンアニメタウン実行委員会

 

<「ジャパンアニメタウン」開幕> エンタメカルチャーが多様化するサウジアラビア 日本を代表するアニメ作品の展示や体験コンテンツを公開 カプセルトイ・プリントシール機・ゲームセンターなど、日本のカルチャー丸ごと初体験 -参加10ヶ国中 最も大きい約40,000㎡の敷地面積-

 

   

 

 ジャパンアニメタウン実行委員会(所在地:東京都港区)は、サウジアラビア政府が首都リヤド各地で行う大規模なエンターティメントイベント「リヤド・シーズン2022」の目玉の1つである「ブルバードワールド」に日本を代表するアニメコンテンツやカルチャーを集約させた「ジャパンアニメタウン」を2022年11月21日(月)より一般公開いたしました。当イベントは2023年1月22日(日)までの約2ヶ月に渡って開催する予定となっております。

 

 サウジアラビアは石油依存型経済から脱却し産業の多角化を目指した国家成長戦略「ビジョン2030」を掲げて、皇太子の強いリーダーシップの下、経済の活性化に力を入れた様々な施策を行っています。今回の開催の背景として、国を挙げてエンタメ産業への投資を行ない、未成熟だったエンタメ産業を海外から誘致すると共に、国内でも新しい産業分野として育てようとしていることがあります。また日本との間でも「日・サウジ・ビジョン2030」を制定しています。

 

 首都リヤドの中心部に作られた「ブルバードワールド」では、アメリカ、フランス、ギリシャ、インド、中国、スペイン、日本、モロッコ、メキシコ、イタリアのベニスなど、世界10ヶ国の文化や料理が紹介され、レストランや市場、芸術を通じて、それぞれの国を体験できます。また、隣接する大型商業施設ブルバードリヤドシティとの間を移動するケーブルカーも設置され、1時間あたり3,000人の輸送が可能です。サウジアラビアにいながら世界を体験できるこの施設はサウジアラビアの経済の活性化および湾岸諸国からの観光客を誘致しようという狙いがあります。

 

 その中で「ジャパンアニメタウン」ではサウジアラビア政府の強い希望によりサウジアラビア国内で人気の高いアニメを中心に日本のエンタメカルチャーを体験することができるパビリオンが作られました。広さ約40,000㎡のエリアに23 社、29のIPが出展しました。欧米に比べ、市場の成長の幅が広いといわれる中東地域に、コンテンツホルダーが進出するきっかけとなることが期待される大型イベントです。

 

 会場内ではアニメに関する展示ブースやコンテンツが上映されているほか、渋谷のスクランブル交差点や東京タワー、浅草の仲見世通りや京都の伏見稲荷など日本を代表する観光地を想起させる施設が立ち並びます。また、カプセルトイ、プリントシール機をはじめとするゲームセンターコンテンツなどアニメの他にも日本のカルチャーを体験できるブースも設けられ、思い思いの形で日本のカルチャーを楽しむ様子が見られました。

 

<「ブルバードワールド」及び「ジャパンアニメタウン」について>

 「ブルバードワールド」は、サウジアラビア政府が首都リヤド各地で行う大規模なエンターティメントイベント「リヤド・シーズン2022」の目玉の1つとして開催されるエンターテイメントエリアの呼称です。2022年11月21日(月)〜2023年1月22日(日)の約2ヶ月にわたって開催されます。「ジャパンアニメタウン」はこのブルバードワールド内に約40,000㎡で開設するアニメを中心とした日本文化を紹介するエリアという位置づけです。

(公式サイト:https://riyadhseason.sa/zones/boulevard-world/index-en.html )

 

<会場の様子>

オープン当日の様子エンターテインメント省トゥルキ大臣もお墨付き、ジャパンアニメタウンへの期待

 2022年11月21日(月)に「ブルバードワールド」が一般公開されました。当日はサウジアラビア王国政府エンターテインメント省(GEA)トゥルキ大臣が現地メディアの生放送に出演するなど、サウジアラビア国内でも大々的に報道されました。GEAは2016年「ビジョン2030」の制定を受けて設立された機関で、国内の娯楽産業・イベント統括や経済振興を目的として活動しています。また、今回のブルバードワールドへの交通機関として、隣接する大型商業施設ブルバードリヤドシティから1時間あたり3,000人の輸送が可能なケーブルカーが新設されました。ジャパンアニメタウンには多くの来場者が見込まれることから、来場のためのケーブルカー降り口がジャパンアニメタウン内に設置されました。ジャパンアニメタウンは各国エリアの中でも最も面積が大きく設定されており、最も注目度が高いエリアとして期待されています。

 

ジャパンアニメタウンの街並み:初体験のプリントシール機やカプセルトイに喜ぶ来場者

 浅草の仲見世通りを模したエリアでは、甘味処や抹茶などの日本らしさを感じるカフェ&売店コーナーや、レンタルで浴衣やメイクを楽しめるブースにて日本のカルチャーに触れる多数の様子が見受けられました。また、ゲームセンターエリアでは、カプセルトイ、プリントシール機、アーケードゲームなどのコンテンツを提供。プリントシール機を体験した来場者は「今回初めて撮影したが、家族や友達とまたやってみたい。」と語り、アーケードゲームでは「日本に来たかのように楽しむことができて嬉しい。サウジアラビア国内でも今後楽しめるようになってほしい」と大盛況でした。初めての日本カルチャーを体験した参加者は、「SNSで見たことがある日本のコンテンツを一度は体験してみたかったので、夢が叶った。」など、うれしそうな様子でした。

 

パビリオンブース:寛容性の高まり、楽しみ方が多様化する日本のカルチャー

 日本の主要アニメが多数出展し、スケールの大きいパビリオンブースにてアニメの世界観を全身で体験できます。各ブースではアニメコンテンツ上映の他、キャラクターと一緒に写真が撮れるフォトスポットやアニメにまつわる体験・ゲームコーナーなどの展示により、没入感のあるコンテンツが提供されました。近年サウジアラビアでは文化・宗教的理由により制限の多かったエンターテインメントコンテンツが緩和されると共に、日本アニメの楽しみ方が多様化しています。キャラクターの肌の露出等も比較的柔軟な形での展示が実現しました。アニメに出てくるキャラクターのパネルや人形の前では一緒に写真撮影を行うために列ができる盛況ぶりでした。友人と参加していた来場者は、「アニメは見るだけでなく、コスプレとかグッズなどそれぞれの楽しみ方があって良いと思う」と語っていました。

 

来場者の様子:日本を想起させるコンテンツの体験で観光意欲の高まりも

 会場内ではさながら日本に来たかのような体験をジャパンアニメタウン全体で楽しむことができます。サウジアラビアにいながら期間限定で楽しめる日本のカルチャーに来場者はとても興奮している様子で、来場者は「カプセルトイを初めて体験した。アニメで秋葉原を知ったので、いつかは秋葉原でもカプセルトイをしてみたい」と語っていました。現在サウジアラビアではアウトバウンド需要も右肩上がりで、ジャパンアニメタウンの存在によって実際に日本へ観光してみたいといった意欲の高まりも来場者から伺えました。展示コーナーでは、作品中に出てくる日本の実際の風景をバックにしたフォトブースも用意され、そこで写真を撮っている来場者は「このシーンはアニメを見ていた時から好きな場所なので、いつか日本に行って実際に見てみたい」と語りました。ジャパンアニメタウンへの来場をきっかけに、日本への観光に興味を持つサウジアラビア国民が多く見えました。

 

ブルバードワールド:

 ブルバードワールドでは全10ヵ国のエリア(タウン)が設けられています。各タウン内では各国の文化や料理が紹介され、レストランや市場、芸術を通じて、それぞれの国を体験できます。さらに、キッズエリア、ディカバリーエリアなどの複数のテーマエリアではジェットコースターやフリーフォールなど体験型のアトラクションを家族や友人同士で楽しむ姿が見られました。USAエリアでは黄色いタクシーがジェットコースターになったアトラクションが登場したり、隣接のスーパーヒーローエリアではマーベルのキャラクターが出迎えて、多くの人が写真や動画撮影をしたりと、アメリカにいるかのような雰囲気を楽しんでいました。チャイナタウンでは鮮やかな赤色の伝統的な中国の建物が立ち並び、ギリシャエリアでは青と白の世界に包まれてまるでサントリーニ島のリゾートにいるかのような気分を味わえます。地域ならではのフードも各エリアにて提供され、アメリカエリアでのホットドッグ、イタリアエリアでは本場のジェラートなどを楽しみながら、各国の有名観光地を模したフォトスポットで写真を撮影して食事を楽しむ様子が見られました。会場内ではさながら万博を思わせるような盛り上がりが見受けられ、サウジアラビア国民だけでなく、湾岸諸国からの観光客、外国人記者も多く参加している様子でした。

 

<会場の様子(画像)>

 

巨大湖を取り囲む形で10ヶ国のタウンが並ぶ

 

オープン前から待機して初日に参加した多くの一般客

 

日本を象徴するような観光地が登場

 

東京の名所を感じさせるタウン中央エリア

 

日本のアニメに没入できる展示

 

日本アニメの楽しみ方が多様化し、キャラクターの肌露出も寛容化

 

フォトスポットで好きなキャラと写真撮影

 

ゲームセンターが登場しプリントシール機やアーケードゲームを体験

 

カプセルトイを楽しむ様子

 

鳥居と浅草・仲見世通りを模した入口

 

中東での熱いサッカー人気がブースの盛況ぶりでも伺える

 

他国のエリアも豪華な装飾に

 

<「ジャパンアニメタウン」概要>

名称:ジャパンアニメタウン

開催日時:2022年11月21日(月)〜2023年1月22日(日)15:00~23:00予定

      (初日は17:00~24:00開催)

会場:Boulevard World内(Boulevard Riyadh City隣接)

入場料:ブルバードワールドへの入場料|平日 100 SAR / 休日 150SAR

主催:サウジアラビア王国政府エンターテインメント省(GEA)/SELA

※「SELA」は、サウジアラビアに本拠地を置き、世界中で事業を展開している大手イベント運営会社です。

共催:ジャパンアニメタウン 実行委員会(GEA+SELA +電通)

出展社:23社 

株式会社アニプレックス/株式会社ウィットスタジオ/Crunchyroll, Inc./株式会社カラー/株式会社グラウンドワークス/株式会社講談社/株式会社サンリオ/株式会社集英社/株式会社小学館集英社プロダクション/株式会社スクウェア・エニックス/株式会社創通/株式会社ツインエンジン/株式会社TSUBASA/株式会社テレビ東京/東映アニメーション株式会社/東宝株式会社/日本アニメーション・インターナショナル株式会社/日本テレビ放送網株式会社/株式会社バンダイナムコアミューズメント/株式会社バンダイナムコエンターテインメント/株式会社バンダイナムコフィルムワークス/株式会社ぴえろ/株式会社ポニーキャニオン※素材提供含む(50音順)

出展IP計29

ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン、Vivy -Fluorite Eye's Song-、ヴィンランド・サガ、エヴァンゲリオン、王様ランキング、機動戦士ガンダム、鬼滅の刃、キャプテン翼、キングダム、GREAT PRETENDER、呪術廻戦、進撃の巨人、SPY×FAMILY、ソードアート・オンライン、チェンソーマン、東京リベンジャーズ、NARUTO、ハイキュー!!、ハローキティ、HUNTER×HUNTER、バブル、FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE、BLEACH、僕のヒーローアカデミア、未来少年コナン、名探偵コナン、モブサイコ100、UFOロボ グレンダイザー、ONE PIECE(50音順)

 

 

 

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プレスリリース添付画像

フォトスポットで好きなキャラと写真撮影

日本アニメの楽しみ方が多様化し、キャラクターの肌露出も寛容化

他国のエリアも豪華な装飾に

カプセルトイを楽しむ様子

鳥居と浅草・仲見世通りを模した入口

日本のアニメに没入できる展示

中東での熱いサッカー人気がブースの盛況ぶりでも伺える

ゲームセンターが登場しプリントシール機やアーケードゲームを体験

日本を象徴するような観光地が登場

東京の名所を感じさせるタウン中央エリア

オープン前から待機して初日に参加した多くの一般客

巨大湖を取り囲む形で10ヶ国のタウンが並ぶ。

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  • 名称 ジャパンアニメタウン実行委員会
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