世界の医療のためのヤオ族自治県

金秀ヤオ族自治県宣伝部

 

聖堂山の平安樹

 

AsiaNet 98978 (3037)

 

【金秀(中国)2022年11月25日新華社=共同通信JBN】2022年11月28日に金秀県で金秀ヤオ族自治県(Jinxiu Yao Autonomous County)の創立70周年を祝うイベントが開催される。指定された時間に、歓迎パーティー、祝賀活動、国家芸術公演、70周年記念成果展、経済・社会的発展に関するシンポジウム、県級祝賀芸術パーティー、草の根訪問活動、一連の文化・スポーツ活動など、中国の特色あるさまざまな祝賀活動が行われる。

 

中華人民共和国の建国後初のヤオ(瑶)族自治県である金秀は、広西チワン族自治区中央部の東にある大瑶山に位置する。総面積は2518平方キロメートル、総人口は15万6000人で、ヤオ族が最も多い県であり、「Capital of Yao People in the World(世界のヤオ族の首都)」の名声を得ている。著名な現代社会学者であるFei Xiaotong氏はかつて「世界のヤオ族研究センターは中国にあり、中国のヤオ族研究センターは金秀にある」と述べた。そしてFei氏は「Home of Yao(ヤオ族の故郷)」と碑に記した。

 

金秀の森林被覆率は87.91%で、広西で1位である。県は、冬は寒くなく、夏は暑くなく、マイナス酸素イオンの含有量が高い。健康管理と避暑のためのリゾートである。恐竜の時代から生きているシナワニトカゲから、非常に珍しい「蝶の女王」であるオウゴンテングアゲハ、「植物の生きた化石」である銀杉まで、また、他の希少動植物など県全体に多くの種類の野生動植物が生息している。金秀ヤオ族自治県宣伝部によると、現在、聖堂山や蓮花山など6つの国家AAAA級景勝地がある。「第13次5カ年計画」期間中、県は3135万7000人の観光客を受け入れ、276億4000万人民元の観光収入を実現し、「澄んだ水と緑の山」に含まれる生態学的価値を「金山と銀山」に変えた。

 

「第13次5カ年計画」以来、金秀は農業開発パターンの転換を加速させ、その恵まれた強みと「特色ある」産業を十分に生かしてきた。特色ある近代農業の核となる実証地域(パークや実証サイト)は、計99カ所建設された。県内の果樹園面積は20万5000ムー(畝)、ユチャ9万5600ムー、茶樹5万5400ムー、伝統中国医薬材17万600ムー、非木材林業地域は116万2300ムーである。特徴ある農業は、農家には収入増の「宝の鉢」となっている。新しい農業経営者は、近代農業の「活力要因」となり、近代農業実証パークの建設に強い勢いを注入している。

 

金秀は、「国家団結と前進のモデル集団」、「中国で最も美しい県」、「中国の天然酸素バー」、「澄んだ水と緑の山には金山銀山と同様の価値がある」の実践とイノベーションの基地、ならびに「広西の生態県」の称号を連続して獲得した。金秀県は「National All-for-one Tourism Demonstration Area(国家全域観光実証区)」、「National Forest Tourism Demonstration County(国家森林観光実証県)」、「Guangxi Famous Tourism County(広西の有名な観光県)」の設立に成功した。また、「Home of Yao Medicine in China(中国のヤオ医学の本拠地)」および「Demonstration Base of Traditional Chinese Medicine in Guangxi(広西の伝統中国医学の実証基地)」の称号も授与されている。

 

ソース:The Publicity Department of Jinxiu Yao Autonomous County

 

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