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デジタルプライバシー専門家による来年のサイバーセキュリティの考察をご覧ください

ロンドン, 2023年1月5日 /PRNewswire/ -- NordVPNのCTOであるマリユス・ブリエディス氏は、「ユーザーのデータを安全かつプライベートに保つという点では、来年も決して簡単ではありません。権威主義国家やハッカーは、今後もあらゆる手段で個人情報を狙ってくるでしょう。しかし、人々が自分のデータを大切にし始め、企業や政府がサイバーセキュリティを意識して行動するよう後押ししているので、私には希望の光が見えています」と話しています。

ここからは、毎年恒例のNordVPNのデジタルプライバシー専門家による、2023年のセキュリティに関する洞察と予測を紹介します。

＊5Gは、より多くのサイバーセキュリティの課題を生み出すことになる。新しい技術には、ハッカーがそれを悪用する方法を見つけるというリスクが常に付きまといます。ユーザーは5Gによる高速インターネット接続の恩恵を受けられる一方で、新しいインフラに多大な注意を払う必要があり、ハッカーが侵入できるアクセスポイントもさらに増えることになります。そして、世界的にサイバーセキュリティの専門家が不足しているため、それを防ぐことはますます難しくなるでしょう。

＊サードパーティCookieの終焉。Googleは、2024年までにChromeブラウザのサードパーティーCookieを廃止すると約束しました。サードパーティーCookieは、無数のウェブサイト上で個々のユーザーデータを収集するトラッカーで、最終的には広告主の手に渡り、パーソナライズされた押し付けがましい広告を作成することになります。現時点では、Googleはフローを追跡する新しい方法を考えています（FLoCを利用するなど）。したがって、ユーザー追跡がなくなったとは言えないにしても、押し付けがましい追跡が終わりを告げたことは確かです。

＊2023年は個人情報保護法にとって重要な年になる。2023年1月には、インドでデジタル個人データ保護法（インド版GDPR）が審議される予定です。同様に、アメリカでも、連邦レベルでのデータ保護の枠組みを確立するための「米国データプライバシー法」が議論される可能性があります。

＊権威主義国家は、自国民をWWWからさらに孤立させる。イラン、ロシア、中国といった国々は、政府関係者による監視を強化するために、その力を強めています。したがって、多くの国が民主主義のために戦っていても、それらの国家の行動によって、国民は闇に葬られることになるのです。

＊サイバー戦争は始まったばかり。中国の指導者が3期目を迎え、ロシアがウクライナで戦争をしていることから、多くの専門家が国家によるサイバー攻撃が増加すると予測しています。中国は、台湾や香港など、政権に反対する国へのサイバー攻撃を強化する可能性があります。一方、ロシアはウクライナ支援国への攻撃を支援すると予測されている。

＊暗号化の次の時代。量子コンピュータの力を前にすると、最も洗練された暗号化アルゴリズムでさえ、数分で解読されてしまいます。これは、将来より強力な新しい暗号化ツールが必要になることを示しています。

＊サイバーセキュリティはブロックチェーンベースになる。これまで、ブロックチェーンを利用したツールは、その技術の新規性から、導入するには高価すぎるものでした。しかし、多くの専門家は、2023年にはブロックチェーン技術がサイバーセキュリティに利用される機会が増えると予測しています。

詳しくはこちらをご覧ください：https://www.nordvpn.com/ja/

ソース：Tefincom S.A. 

（日本語リリース：クライアント提供）