LONGiがタイのチク島リチャージ・マイクログリッドプロジェクトに高出力太陽電池モジュールを提供
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LONGiがタイのチク島リチャージ・マイクログリッドプロジェクトに高出力太陽電池モジュールを提供
【西安(中国)2023年2月3日PR Newswire】LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)は、タイの太陽光発電関連企業であるシンビオール・ソーラー社及びブルー・ソーラー社と提携し、タイのチク島に完成した 「太陽光発電(72kW)+ 蓄電システム(266kWh)+発電機(60kVA) 」を備えたマイクロ・グリッドシステムに高出力太陽電池モジュールを提供しました。
チク島リチャージプロジェクトは、リチャージ・エナジー社の創業者であるタナイ・ポティサット氏が主導し開発したものであり、シンビオール・ソーラー社とブルー・ソーラー社が出資しました。チク島リチャージは、システムの構築以外にも地域コミュニティにおける料金体系の設定と日常運用管理の向上も推進しました。そして、このプロジェクトは、タイの無電化の島を電化させるための新世代のマイクロ・グリッドと、民間コミュニティとの社会的事業モデルの概念実証のモデルケースとなりました。
チク島は、チャンタブリー県にある小さな漁師たちの島であり、また、タイで最初に再生可能エネルギーのマイクロ・グリッドを構築した島の一つでもあります。昔は主にディーゼル発電から電力を得ていましたが、2004年に最初のマイクロ・グリッドプロジェクトが多額の補助金を受けながら完成しました。しかし、それでもまだ約90%の電力はディーゼル発電によるものでした。
その後、島の電力負荷と消費傾向について詳細に調査した結果、最適なシステムは、72kWの太陽光発電、266kWhのリチウムイオン蓄電システム、バックアップ用ディーゼル発電機で構成されることが望ましいことが分かりました。そしてそれを実現した今回のリチャージプロジェクトのシステムでは、ディーゼル発電の代わりに蓄電システムを使用することで、電力負荷の95%を太陽光発電によって提供することが実現できます。
新しいシステムの導入により、発電コストが当初の30~50バーツ/kWhから13バーツ/kWhに削減され、毎月のディーゼル消費量が2,000リットルから240リットルへと約80%削減されました。さらに注目すべきは、リチャージプロジェクトが、二酸化炭素排出量の削減と環境へのプラス影響をグローバル企業に売り込むことに成功し、小売電気料金のリベートとして1バーツ/kWhが地域コミュニティに還元されたことです。
LONGiの副社長であるShe Dennis(シャ・デニス)は「私たちはこのような旗艦プロジェクトに参加できたことをうれしく思いますと共に、シンビオール・ソーラー社とブルー・ソーラー社にはLONGiを信頼していただいたことに大変感謝しています。マイクロ・グリッドのプロジェクトは、通常そのビジネスモデルの持続は不可能であるため、開発が非常に困難です。しかし、チク島リチャージプロジェクトがこの地域での良い事例となり、より多くの人々が農村電化の恩恵を受けることができることを願っています。」とコメントしました。
リチャージ・エナジー社の創設者であるタナイ・ポティサットは「私たちは、太陽エネルギーによるチク島の電化の完成を発表できることを誇りに思います。このプロジェクトは、コミュニティが運営するマイクロ・グリッドが技術的および財政的に長期的に持続可能であることを証明するものであり、パラダイムを変える方向性を示しています。そしてこのプロジェクトのために高出力のLONGi製太陽電池モジュールが今後25年間、コミュニティに電力を提供し支え続けてくれることを、私たちとコミュニティは確信しています。」と述べています。
【ロンジ・グループ(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について】
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。
「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 www.longi.com/en
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ソース:LONGi
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(日本語リリース:クライアント提供)
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