MAPXUSとNOIZが世界初の屋内ロケーションベースのGAMEFIメタバース構築へ
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【香港2023年3月6日PR Newswire=共同通信JBN】日本企業の川崎重工業と香港を拠点とするベンチャーキャピタル企業Beyond Venturesが支援する優れた屋内マッピング技術プラットフォームMapxus(マプサス)は、費用対効果の高いブロックチェーン・アズ・ア・サービス(BaaS)を提供している香港の上場企業Merdeka Financial Group Limited(証券コード:8163.HK)の完全子会社NOIZChain(「NOIZ」)と合弁で、世界初の屋内ロケーションベースのGAMEFI(ゲームファイ)メタバース「Honio」を共同で構築すると発表しました。
Honioは、アート、文化、コミュニティーを融合させた、動いて稼ぐメタバースです。MapxusはNOIZと提携し、屋内マップと測位技術を活用して、Honioメタバース内に実際のショッピングモールやランドマークの空間デジタルツインを構築します。Honioアプリのユーザーは、実店舗での滞在時間に応じて、無料のアートエレメント・ドロップを報酬として受け取ります。ユーザーは、長く滞在すればするほど、より多くのアートエレメント・ドロップを獲得できます。さらに、アートエレメントはNFTに統合することができます。NOIZのブロックチェーン技術により、メタバースは顧客の取引全てを記録することができるようになります。その結果、Honioは実店舗でのユーザーの滞在時間を増やすことでショッピングモールのフット・トラフィックを高めると同時に、マーケティング分析を強化して、より包括的なデータレポートを可能にします。
スマートフォンで現実世界をつないで旅行経済を活性化するため、Honioは誰もが簡単にアクセスできるモバイルアプリとして開発されています。メタバースの多くはパソコンからしかアクセスできず、アクティブユーザーが1万人以下と比較的少ない状態です。そこで、Honioはスマートフォン・ユーザーをターゲットにしてアクセスのしやすさを向上させました。都市や国をマッピングするアプリの国別機能により、発売時には1億人超のユーザーを見込んでいます。
ロケーションベースの報酬システム、クリエーター経済とファン経済、メタバース商取引を統合したHonioメタバースは、デジタルアート専門会社で本合弁事業にも参画しているNfternoonが果たす重要な役割の恩恵を受けています。Nfternoonは、NFT、AI、デジタルビジュアライゼーションなどのデジタルクリエーションのクリエーティブ・コンサルティングを担当するとともに、本メタバースに知的財産(IP)管理とマーケティングを総合的に提供します。さらに、ロケーションベースの報酬システムが報酬を通じてトラフィックをモールにリダイレクトし、NFTマーケティングとIPのクロスオーバーがクリエーター経済とファン経済を実証し、ファンがモールにより長く滞在してNFTを集めるよう促します。
最後になりましたが、メタバース商取引には高いロイヤリティ価値があります。こうした特徴により、Honioメタバースは、仮想世界と物理世界をつなぐことで、より多くの顧客を引き付け、市場を拡大し、より多くの人々に届かせることができます。
NOIZのKeith Chow最高イノベーション責任者は「2027年までに、世界の大企業の40%以上が、収益増加を目的としたメタバースベースのプロジェクトでWeb3、空間コンピューティング、デジタルツインを組み合わせて使用するようになるでしょう。このことは、Honioにとって、物理的体験と仮想体験の融合を実現することで小売企業のメタバース参加を支援し、彼らがメタバース・ゲーミフィケーションを通じてターゲットとする顧客を引き付け、引き止めておく手助けをする大きなチャンスとなります」と付け加えました。
MapxusのOcean Ng創業者兼最高執行責任者は、Honioが顧客をショッピングモールに呼び戻すことができると考えており、「パンデミックが落ち着きをみせ、旅行制限も緩和されつつあり、旅行市場、小売市場は再活性化しています。Honioは、Honioがサポートしているショッピングモールに足を踏み入れる前の旅行ファンにメタバース体験を提供します。われわれのメタバースは、ショッピングモールのパートナーに大きな利益をもたらすことができると信じています」と語りました。
Honioは現在、主に日本市場に注力しており、2023年までに約2000のランドマーク、2024年までには約5000のビルをカバーすることを目標にしています。また、2024年までに香港、台湾、その他の東南アジア市場でもHonioの販売を開始する予定です。これらの市場についての詳細情報は、今後順次発表していく予定です。
▽NOIZについて
2018年に設立され、香港に本社を置くNOIZChain Limited(「NOIZ」)は、香港の上場企業Merdeka Financial Group Limited(証券コード:8163.HK)の100%子会社です。ブロックチェーン・アズ・ア・サービス(BaaS)企業として、NOIZはブロックチェーン技術をあらゆるビジネスで広く利用できるようにし、ブロックチェーンの大規模導入と商業化の推進を目指しています。
NOIZは、環境・社会・ガバナンスを重視して「NOIZChain」(「NOIZ Green Chain」)として知られる環境に優しいブロックチェーンを開発、ネットワーク内のマイニングデバイスが、空いているハードディスク容量を採掘権の決定や取引の検証に使えるようにした、プルーフ・オブ・キャパシティー合意メカニズムを採用しています。また、NOIZ Green Chain上でメタバースとオールインワン・デジタルウオレットも開発しました。
NOIZは、国際銀行、保険会社、美術館、広告代理店などさまざまな業界にオーダーメード・サービスを提供しており、急成長する市場で事業拡大に向けた準備を全て整えています。
▽Mapxusについて
Mapxus(マプサス)は、屋内マッピングとナビゲーションサービスをグローバルに提供する総合的な屋内地理情報システム(GIS)プラットフォームで、屋内マッピングをスマートかつシンプルにし、あらゆる人向けのバリアフリーで包括的な都市体験の実現を目指しています。Mapxusは最先端の屋内マッピングとナビゲーション技術により、アジア太平洋地域の25を超える都市にサービスを急拡大し、小売店、大学、交通機関、政府の建物などさまざま種類の建物の1500カ所以上を網羅しています。Mapxusの革新的な屋内地図データインフラは、人々や企業に力を与え、日々の体験や業務効率を向上させるよう設計されています。Mapxusは、日本の屋内地図データプラットフォームを構築するため、川崎重工業から500万米ドル以上を調達したばかりで、2019年にはBeyond Venturesからも投資を受け入れています。
ソース:NOIZ
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