中国東部の無錫で開催された「太湖人材サミット」に40人以上の学者が参加

The Organizing Committee of Taihu Talent Summit

AsiaNet 100108 (0447)

 

【無錫(中国)2023年5月25日新華社=共同通信JBN】2023年Taihu Talent Summit(太湖人材サミット)が5月24日、「太湖の真珠」として知られる中国東部の無錫市で開かれ、中国内外から40人以上の学者が出席しました。サミットでは学者による革新的なプロジェクト数件の署名が行われ、テーマに沿った学者の昼食会も開催されました。太湖人材サミットの組織委員会によると、主催者は会議中に実際の産業問題に対する革新的な解決策を促すことを狙って、産業分野に応じて学者や起業家向けのテーブルを配置しました。

 

長江デルタ都市集積地の中ほどに位置する無錫市は、知識と実用性を重んじる文化で知られています。2022年、無錫市の経済総生産額は1兆4850億8200万元に達しました。これまでに無錫では太湖人材サミットが5年連続で開催され、中国内外から合計136人のノーベル賞受賞者や学者が集まり、交流と協力が進められました。このイベントは、無錫の豊かな産業基盤と才能ある人材の相互発展を促進してきました。今年の議論では、大学/研究機関、学者、卒業生、地域の優秀な人材などがキーワードで、そのすべてが産業と人材の統合と発展に貢献しています。

 

開会式では、丁栄軍(Ding Rongjun)院士が率いるチームが、インテリジェント交通分野での多大な貢献を認められ、地元政府から1億元の助成金を授与されました。丁栄軍院士は、2年前、起業するために8人の若者とともに無錫に来たと述べました。現在、チームは153人に増え、78件の特許を取得しています。同氏は、無錫が科学技術イノベーションを重視し、人材に価値を置いていることを高く評価しています。

 

中国共産党無錫市委員会のDu Xiaogang書記は、人材は、いつ、どのような立場で無錫に来るかに関係なく、この「絵のように美しい江南地域」に居場所を見つけるだろうと述べました。無錫は、海外人材が帰国する際に最初に目指す場所、イノベーションと起業家精神に好まれる場所、そしてビジネス創出に最適な都市となるよう取り組んでいます。

 

ソース:The Organizing Committee of Taihu Talent Summit

 

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