長沙・中国中部の未来都市

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【長沙（中国）2023年6月15日新華社＝共同通信JBN】6月6日、中国で新たなギネス世界記録（Guinness World Record）が誕生しました。1回の充電で走行できる距離の長さを競うセミトレーラー電気トラックの競技で、SANY MOTA 1165 BATTERY ELECTRIC SEMI-TRUCK（SANY MOTA 1165バッテリー式電気トレーラートラック）は、長沙から深センまでの高速道路の全行程を15時間超に及ぶ過酷な挑戦の末に完走しました。1回の充電で800km以上走行するという、世界最長の走行記録の更新に成功したのです。新記録を樹立したこの走行の裏には、世界初の7つの業界技術や20を超える特許技術があります。

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近年、長沙はハイエンド製造業をより大規模に、より良く、より強くすることに取り組んでいます。Sany、Broad Group、Xiangjiang Intelligentに代表される企業は、長沙の製造業において強力なリーダーの地位へと台頭し、新しい発展の優位性を形成し、新たな原動力としての成長の推進を目指しています。長沙市宣伝部（The Publicity Department of Changsha Municipality）によると、同市は主要な製造業産業チェーンに焦点を当て、鍵となるテクノロジーを構築し、その産業をより革新的で競争力のあるものにしようと全力で取り組んでいます。

新興産業の育成を加速する取り組みの中で、長沙はデジタル経済と実体経済の深い融合を推進しています。長沙は「車両－道路－クラウド－ネットワーク－地図」の上流とCiDi、バイドゥ（Baidu）、Tus Cloud Controlなどの下流企業の大規模なクラスターをXiangjiang Intelligent Technology Innovation Centerに集め、スマートタクシー、スマート大型トラック、スマート衛生、スマート物流技術の展開を支援し、それによって長沙が将来の新興産業における優位性を得られるようにしています。

今日、豊かな文化遺産が長沙の革新的で創造的な文化産業の活気ある発展を生んでいます。リュウ陽河沿いにある馬欄山は、5年余りの間に「都会の中の村」から「中国のVバレー」に変わり、ビデオ文化・クリエーティブ産業チェーンの上流・下流企業3500社余りを引き付けました。こうしたことで、長沙は「伝統文化＋技術」と「伝統文化＋デジタル化」の推進において国内最前線の地になっています。

5G、インターネット・オブ・シングス（IoT）、クラウドコンピューティング、人工知能などの技術の進歩により、中国中部・湖南省の省都である長沙はこれらの技術の発展を先取りし、主導してきました。それにより、中国中部の未来都市・長沙の継続的発展に無限の可能性が開かれました。

ソース：The Publicity Department of Changsha Municipality

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（画像説明：長沙・中国中部の未来都市）