クラリベイト「Top100ニュー・ブランド」レポートを発行、 中国本土と米国がブランド創出の中心地に
ソフトウェア、メディア、フィンテック、金融およびエレクトロニクスブランドがリストの約3分の1を占める
クラリベイト「Top100ニュー・ブランド」レポートを発行、中国本土と米国がブランド創出の中心地であることが明らかに
ESPNからYuga Labsまで - ソフトウェア、メディア、フィンテック、金融およびエレクトロニクスブランドがリストの約3分の1を占める
2023年6月29日、ロンドン (英国)–イノベーションを加速させる信頼性の高い情報や知見を提供する世界的リーディングカンパニーであるクラリベイトplc (NYSE:CLVT) は、本日、「Top100ニュー・ブランド」レポートを発表しました。本レポートは、1億4,500万件以上のクラリベイトのグローバルな商標データを利用し、2021年から2022年の過去2年間に市場に参入し、グローバルな規模で価値とインパクトをもたらしつつブランド保護も行うという卓越した能力を示した新ブランドを特定するものです。
現在、新しいブランドの「ブランドスケープ」は急速に変革を遂げています。 中国本土と米国はブランドの創造と活動の中心であり、新たなブランド活動が最も活発に行われています。 中国本土には、Huaweiの「WATCH D」やChina Post Communications Equipmentの「X nova」など、27のブランドが存在しています。 米国には Apple の SHAREPLAY や Airbnb の AIRCOVER を含む 25 ブランドがあります。 欧州では、ドイツとスイスがそれぞれ8ブランド、オランダが5ブランド、フランスが4ブランド、イギリスが3ブランドと、多くの新ブランドが選出されています。
人工知能(AI)とテクノロジーの普及は、ソフトウェア、メディア、金融、フィンテック分野のブランドやエレクトロニクスにまつわるブランドが上位にランクインしていることにも反映されています。
クラリベイトのHead of Content StrategyであるRobert Readingは以下のように述べています。「現代のブランド環境は常に進化しており、新たなブランドの立ち上げを計画する際には、より多くの観点からリスクを検討しなければなりません。こうした困難の中、機略に富んだ新しいブランドは、自らを際立たせることに成功しています。」
レポートには以下の内容が含まれています。
・複数のTop 100ニュー・ブランドを創出したブランドオーナーとして、Apple、Huawei、Yuga Labsから、それぞれ5ブランドがTop 100ニュー・ブランドに選出されています。Appleからは、「SIGNTIME」、「SHAREPLAY」、「APPLE WATCH ULTRA」、「RESTORE FUND」、「APPLE FIND MY」、Huaweiからは、「AITO」、「FITAI」、「Huawei Care」、「Petal Maps」、「WATCH D」が選出されました。そして、Yuga Labからは、「BORED APE YACHT CLUB」、「CryptoPunks」、「KODAS」、「Meebits」、「MUTANT APE YACHT CLUB」が選出されています。
・ 最も多くのブランドが選出された業界は、消費財・食品業界であり、23ブランドが今年の上位100に入っています。高級品、ファッション、スポーツ業界のブランドは15ブランドで、昨年から数に変化がありませんでした。
・2023年は、韓国が新たなブランドの創出源として浮上しており、5つのブランドが上位100に選出されてオランダと並ぶ5位になりました。これは、世界の舞台における韓国の存在感と貢献が高まっていることを反映しています。
クラリベイトのIntellectual Property部門のPresidentであるGordon Samsonは以下のように述べています。「 クラリベイトでは、先進的なブランドオーナーを支援します。当社のブランドIPインテリジェンス・ソリューションは、期待値がますます高くなり、商業的プレッシャーがより大きくなる世界で、ブランドの創造、拡大、保護を可能にします。信頼できる変革的なインテリジェンスを通じて、知的財産のライフサイクルとブランドランドスケープに不可欠なソリューションを提供します。そしてブランドクリエイターが刻々と変化するブランドランドスケープをナビゲートし、その可能性を最大限に発揮できるよう支援します。」
方法論
Top 100ニュー・ブランド2023を特定するにあたっては、1億4,500万件以上のクラリベイトのグローバルな商標データを利用し、2021年から2022年までの間に世界各地で出願された文字要素を含む商標出願を分析しました。クラリベイトのIP専門家が各出願を評価し、商標権者の詳細を確認のうえ、以下に挙げるClarivate Trademark Strength Index™の主要な指標に基づき、各ブランドのスコアを導き出しました。
・マーケットフットプリント:ブランドが扱っているニース国際分類の範囲(各国際分類ににおいて特定のブランドがどの程度優勢かを測る指標を含む)
・ 地理的/経済的カバレッジ:ブランドが登録された国の数、および登録簿の数に、各国のGDPの比重を加えたもの
これらの結果を総合し、過去2年間に市場に参入し、グローバルな規模で価値とインパクトをもたらしつつブランド保護も行うという卓越した能力を示した新ブランド「Top 100ニュー・ブランド2023」を特定しました。
日本の選出ブランド(4社)*ブランド表記におけるアルファベット順
A AISIN (株式会社アイシン)
Apeos(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社)
MK KASHIYAMA(エムケーカシヤマ株式会社)
Panasonic GREEN IMPACT(パナソニック ホールディングス株式会社)
# # #
クラリベイトについて
Clarivate は、世界有数の情報サービスプロバイダーです。当社は、人と組織を信頼性の高いインテリジェンスでつなぎ、人々の視点、仕事、そして世界を変えます。学術・政府機関、ライフサイエンス・ヘルスケア、および知的財産の分野で深い専門知識と結びついたサブスクリプションおよびテクノロジーベースのソリューションを提供しております。詳細については、clarivate.com/ja をご覧ください。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 その他情報・通信業
- URL http://www.clarivate.jp
過去に配信したプレスリリース
オムロン株式会社、クラリベイトのIPfolioを採用
5/10 10:00
三菱電機株式会社、知的財産管理にクラリベイトのIPfolioを採用
2023/6/2
クラリベイトがTop100 グローバル・イノベーター2022を発表
2022/2/24
2021年のクラリベイト「引用栄誉賞」受賞者を発表
2021/9/22