南京農業大学がアジア農業教育研究イノベーションコンソーシアムを設立
CIAERA設立式
AsiaNet 100237 (0518)
【南京(中国)2023年7月19日新華社=共同通信JBN】南京農業大学(Nanjing Agricultural University、 NAU)が主導したConsortium for Innovations in Agricultural Education and Research in Asia(CIAERA、アジア農業教育研究イノベーションコンソーシアム)が7月17日、海南省三亜で正式に設立されました。同時に2023 Asia Hub Annual Meeting(2023年アジアハブ年次総会)も開催されました。アジアの60を超す内外の大学や研究機関、企業から200以上の代表が一堂に会し、農業科学や教育のイノベーションに関連する議題について意見を交わし、アジアの農業のより明るい未来を共に作り出すことを目指しました。
南京農業大学が提案したCIAERAは、アジア各地の農業大学や研究機関、企業から肯定的な反応を得ています。CIAERAのビジョンは、協力を通じてイノベーションハブを構築し、持続可能な農業のために大学や研究機関の強みを活用し、地域の繁栄を促進し、アジアの人々の福祉を高めることです。
式典でCIAERAは52の会員によって正式に設立され、その中には中国農業大学、西北農林科技大学、中国熱帯農業科学院、インドネシアのボゴール農科大学、タイのカセサート大学などが含まれています。CIAERAの事務局は南京農業大学に置かれる予定です。
会議に出席した代表らは、農業教育と技術の分野におけるアジア各国間の密接な協力を強化し、アジアにおける農業文明の交流という素晴らしい伝統を積極的に継承することの重要性を認識しました。こうした協力はアジア各国の農業の発展や生態系の建設、経済的繁栄を促進し、文明を共有する上で不可欠なものです。こうしたことはアジアの農業の発展に新たな輝きを継続していくことに寄与することでしょう。
2023年アジアハブ年次総会は7月18日から19日まで、7つの学究的な分科会を開催します。各分科会は「食料安全保障のための水」「気候変動」「アジア地域における土地利用、土地被覆、土壌研究」「自然災害の監視、軽減、対応」「ワンヘルス」、「共同訓練」などの議題に焦点を当てます。これら分科会はアジアの農業関連機関の強みを結集し、農業分野における高いレベルの人材の育成モデルを革新し、アジアと世界が直面する農業分野の課題に共同で対応し、アジアと世界の持続可能な農業の発展を促進することを目的にしています。
ソース:Nanjing Agricultural University
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