【苅谷剛彦×佐藤直人】オックスフォード大学教授 苅谷剛彦氏への「日本的思考」インタビュー記事8/20公開
~第97回 インタビュー企画「EMOTIONAL LINK」~
2023年8月22日(火)
ビジネス情報発信・Webメディア運営支援事業を展開するエモーショナルリンク合同会社(所在地:東京都港区、代表:佐藤直人)では、政財界人・大学教授の方々にビジネスのヒントを伺うインタビュー企画「EMOTIONAL LINK」を実施し、その記事を公開しています。
第97回 2023年8月20日、オックスフォード大学教授の苅谷剛彦(かりや たけひこ)氏へのインタビュー記事「『わかったつもり』は思考停止と同義!日本文化を背景に持つからこそ見える強みとは?」を公開しました。
*インタビュー記事はこちら: https://emotional-link.co.jp/kariya-prof/
◆苅谷剛彦(かりや たけひこ)
オックスフォード大学教授 苅谷剛彦氏
オックスフォード大学社会学科、及びニッサン現代日本研究所教授。セントアントニーズ・カレッジフェロー。専門は社会学。
◆佐藤直人(さとう なおと)
エモーショナルリンク代表 佐藤直人
エモーショナルリンク合同会社 代表。慶應義塾大学商学部卒業後、第一生命保険株式会社にて全国各拠点 営業オフィス長を歴任。三半期売上達成率にて2018年東日本第1位、2019年全国1位。2021年、エモーショナルリンクを共同設立。
◆インタビュー記事の概要
苅谷剛彦氏(左)と佐藤直人(右)
「わかったつもり」は思考停止と同義!日本文化を背景に持つからこそ見える強みとは?
日本人は欧米人に比べて議論が苦手な傾向が高いとされています。その原因は、日本人特有の思考停止の癖で、これは日本が歩んできた歴史により形成されてきたものであるため、訓練などで容易に改善できるものではありません。そう語るのは、オックスフォード大学にて教鞭をとられる社会学者の苅谷剛彦先生です。
欧米には、多民族を迎え入れ、様々な文化と一つ一つ融和していくことで社会形成されてきたという歴史があります。そうした歴史のない日本では、議論の際に意見のすり合わせが浅く、曖昧なまま終わってしまう傾向にあるといえます。また、日本語は膨大な外来語を含む言語のため、多くの日本人はコミュニケーションの際、言葉本来の意味と多少のズレがあっても気にせず使い続ける癖がついています。これも思考停止に陥る習慣の形成要因であると、苅谷先生は仰っています。
しかし苅谷先生は、日本人の持つ「思考の曖昧さ」は、異なるもの同士の調和を容易にし、日本人にユニークなアイディアをもたらしてきた源泉であるとの見解を持たれています。例えば、ウォシュレットトイレやJPOP、ハイブリッドカーなど海外でも評価されてきた数多ある発明は、西洋的でもアジア的でもない、日本人的思考を持ってしてこそ生み出されたものと言えるでしょう。
欧米に比べ、議論が浅い、個性がない、イノベーターが生まれにくい、と言われる日本。しかし本記事を読むことで、日本人の持つ思考習慣には、実は大きなアドバンテージが存在しているという事実に気づかせてくれるでしょう。
*インタビュー記事はこちら: https://emotional-link.co.jp/kariya-prof/
◆エモーショナルリンク合同会社(英語名:Emotional Link LLC.)
設立:2021年6月9日
代表:佐藤直人
所在地:〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
事業内容:ビジネス情報発信、Webメディア運営支援
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 エモーショナルリンク合同会社
- 所在地 東京都
- 業種 情報サービス・コンテンツ
- URL https://emotional-link.co.jp/