エレベーター・エスカレーターの生産・施工業務に従事するエンジニアを対象とした「安全・技能競技会」開催

2023/9/11 11:05

2023年9月11日

株式会社日立ビルシステム

　　生産部門の競技風景　　　　　　　　　　　　　　　　施工部門の競技風景

　株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、9月6日から8日に、亀有総合センター(東京都足立区)の社内教育施設において、日立ビルシステムおよび国内のグループ会社に所属するエンジニアを対象とした「安全・技能競技会」を開催しました。今回の競技会では、昇降機(エレベーター・エスカレーター)の生産および施工の2部門で、それぞれ実技と学科試験を通じて技能を競い合いました。生産部門の競技には、日立ビルシステムの製造拠点である水戸事業所から選抜された5名、施工部門の競技には、日立ビルシステムの6支社および株式会社沖縄日立から選抜された7名が参加しました。

　日立ビルシステムは、1992年から、国内の支社およびグループ会社に所属する昇降機およびビル設備の保全の技術を競い合う「安全・技能競技会」を開始し、2018年までに16回開催してきました。その後、コロナ禍などにより開催を見送ってきましたが、このたび、昇降機の生産および施工業務に従事するエンジニアを対象として、5年ぶりに開催しました。なお、2023年11月には、昇降機およびビル設備の保全業務に従事するエンジニアを対象とした「安全・技能競技会」を開催する予定です。

　日立ビルシステムは、安全・技能競技会をはじめとする社内競技会や、入社年次に応じた教育カリキュラムを通じて、エンジニアの技術力向上や安全意識の浸透を図るイベント、施策を推進していきます。

■「安全・技能競技会」開催概要

日　　時	2023年9月6日(水)～8日(金)
場　　所	日立ビルシステム亀有総合センター
競技内容・人数	生産部門：選手5名　・重量目測　・床上操作式クレーン運転　・床上操作式クレーン玉掛け　・学科試験施工部門：選手7名　・｢揚重設備の設置状況｣に対する安全指導　・｢昇降路内入退出｣｢かご上運転｣時の自身の安全行動　・｢アーク溶接･アンカー打設｣に対する品質指導　・学科試験
評価方法	実技試験においては競技手順の正しさ、安全策を施しているか、時間内に競技を終えているかなどの評価項目をもとに審査員が採点。各部門、合計得点順で上位3名を表彰。