古都奈良の秋を彩る伝統行事「采女祭」開催

4年ぶりに通常開催

奈良市観光協会

 奈良市と公益社団法人 奈良市観光協会(所在地:奈良市三条本町、会⾧:乾昌弘)は、今年12 月に世界遺産「古都奈良の文化財」が登録25 周年を迎えることを記念し、来春までの約半年間、その魅力を国内外に発信する記念事業を開催しております。

 今回は、古都奈良の秋を彩る伝統行事「采女祭(うねめまつり)」を紹介いたします。采女祭は春日大社の末社・采女神社の例祭です。奈良時代に帝の寵愛が衰えたのを嘆き入水した采女の霊を鎮めるとともに人々の幸せを祈り、中秋の名月にあたる9月29日(金)に行います。通常開催は、4年ぶりとなります。

 

 9月29日(金)当日は、天平衣装をまとった総勢約200名の時代行列が市内を練り歩く「花扇奉納行列」より始まります。一行は17時にJR奈良駅を出発し、采女神社にて春日大社神職による厳かな例祭(花扇奉納神事)を行った後、猿沢池(さるさわいけ)では采女の霊を鎮め、同時に人々の幸せを祈る「管絃船(かんげんせん)の儀」を行います。池に浮かべた2隻の管絃船(龍頭・鷁首(げきす))がかがり火の下、雅楽を奏でながら回遊する様子は、王朝絵巻さながらです。

 

 また今年は特別事業として、花扇奉納神事と管絃船の儀の間に「采女ものがたり」と題し、うた語りの公演を猿沢池にて行うほか、奈良市内商店街周辺でのお月見スイーツ企画も予定しています。 概要は以下の通りです。

花扇奉納行列の様子(過去の様子) 管絃船の儀の様子(過去の様子)

采女祭 概要

開催日程:2023年9月29日(金)17:00~ 花扇奉納行列(JR奈良駅~采女神社)

                18:00~ 例祭(花扇奉納神事)(采女神社)

                例祭終了後 特別事業「うた語り」(猿沢池)

                19:00過ぎ~ 管絃船の儀(猿沢池)

     ※天候状況により、行事内容が縮小または一部中止になる場合があります。

     ※縮小・中止は、当日の13時頃に決定予定です。

      情報は奈良市観光協会WEBの「お知らせ」欄にて公開します。

     ※9月28日(木)17:00より采女神社では、前夜祭として「宵宮祭」が行われます。

アクセス:采女神社(所在地:奈良市樽井町)

      近鉄奈良駅より徒歩約5分、JR奈良駅より徒歩約15分

主  催:采女祭保存会  

WEBサイト:https://narashikanko.or.jp/topics/unemematsuri/ 

一般お問い合わせ: 0742-30-0230(采女祭保存会)※平日9:00~17:00

 

特別事業「お月見スイーツ×采女祭」

采女祭保存会では、「采女祭」の保存・継承に取り組んでおり、街の賑わいづくりの一環として、お月見にちなんだお月見スイーツ(お月見団子等)を提供する、奈良市内商店街周辺のお菓子店と連携した特別事業を同時期に実施します。

 

日程:2023年9月26日(火)~29日(金)4日間

主催:采女祭保存会

内容:参加スイーツ店(13 店舗予定)で企画対象のお月見スイーツを含めた商品を1,000円(税込)以上

   ご購入いただいたお客様に、采女祭オリジナル絵馬【先着400 枚限定】をプレゼントします。

   参加スイーツ店等の詳細は、近日中に下記WEBサイトでお知らせします。

WEBサイト:https://narashikanko.or.jp/topics/unemematsuri/ 

 

采女祭オリジナル絵馬 デザイン:妖怪書家 逢香(おうか)

 

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

采女祭オリジナル絵馬 デザイン:妖怪書家 逢香(おうか)

花扇奉納行列の様子(過去の様子)

管絃船の儀の様子(過去の様子)

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