東京商工会議所（小林健会頭）は、「ｅｃｏ検定アワード2023」の受賞者を以下のとおり決定しましたので、お知らせします。

　ｅｃｏ検定（環境社会検定試験）®とは、環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けて、環境に関する幅広い知識を身に付けた人材を育成するために東京商工会議所が企画し、２００６年から実施している検定試験です。東京商工会議所では、エコピープル（＝ｅｃｏ検定合格者）が試験で得た知識をアクションに繋げていくための支援事業を行っています。その事業の一つである「ｅｃｏ検定アワード」は、他の模範となる環境活動を実践したエコピープルおよび複数のエコピープルからなるエコユニットの活動を称え、広く周知することを目的に実施しているものです。

　２０２３年度は、エコユニット部門に１１組織、エコピープル部門に７名の応募があり、４組織、２名が受賞となりました。

ｅｃｏ検定アワード２０２３　受賞者一覧

エコユニット部門

大　賞

　東急建設株式会社（東京都渋谷区／総合建設業)

　　〔受賞内容〕再生可能エネルギーへの転換、建築資材のＣＯ２排出量算定ツールを開発 等

優秀賞

　株式会社イトーヨーカ堂（東京都千代田区／小売業)

　　〔受賞内容〕環境月間、食品ロス削減月間を実施、お客様と共に取り組む活動を展開

　山陽製紙株式会社（大阪府泉南市／各種クレープ紙の製造及び販売 他)

　　〔受賞内容〕地元河川の保全活動や製造背景にこだわった紙づくり 等

奨励賞

　株式会社エフピコ（東京都新宿区／簡易食品容器の製造・販売）

　　〔受賞内容〕リサイクル工場見学や出前授業の実施、環境基金の創設、教育マンガの作成 等

エコピープル部門

大　賞

　小林 由紀子さん（岐阜県岐阜市／特定非営利活動法人 e-plus生涯学習研究所 代表理事）

　　〔受賞内容〕気候変動と防災を組み合わせたワークショップ等、多数の環境教育活動を実施

優秀賞

　枝中 栄治さん（京都府・香川県／有限会社零夢 社員）

　　〔受賞内容〕オリジナルキャラクターを使った児童やその保護者向けの環境啓発活動を実施

　　　　　　　　――ｅｃｏ検定アワードとは――

エコピープルおよびエコユニット、そしてｅｃｏ検定を上手に活用する企業などの活動の顕彰・周知を通じ、より多くの企業や団体、個人の方々に、具体的なアクションを起こす際の活動指標としてもらうことを目的に実施する顕彰事業です。

過去受賞企業一覧は以下URLもしくは添付画像の二次元コードからご覧いただけます。

https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/people/award/

２００８年からスタートし、ｅｃｏ検定アワード審査委員会（審査委員長：鶴田佳史・大東文化大学社会学部教授）による審査のもと、これまでのべ１０２のエコユニット、６５名のエコピープルを表彰してまいりました。

　　　　　　　――ｅｃｏ検定（環境社会検定試験）とは――

環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けて、環境に関する幅広い知識を身に付けた人材を育成するために東京商工会議所が企画し、２００６年から実施している検定試験です。

これまでのべ６０万人が受験し、３６万人のエコピープルが誕生しました。

eco検定の概要は以下URLもしくは添付画像の二次元コードからご覧いただけます。

https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/