仙台市ではじまる診療カーによるオンライン診療に通信機能付き血圧計や携帯型心電計などが搭載

11月30日から開始

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、一般社団法人仙台市医師会(会長:安藤 健二郎、以下仙台市医師会)、 公益社団法人仙台市薬剤師会(会長:北村 哲治) 、仙台市(市長:郡 和子)、国立大学法人東北大学大学院工学研究科(大学院工学研究科長:伊藤 彰則)と東日本電信電話株式会社宮城事業部(執行役員宮城事業部長:須藤 博史、以下 NTT 東日本)連携のもと、2023年11月30日より仙台市で開始する「診療カーによるオンライン診療サービス」に当社の通信機能付き血圧計、パルスオキシメータ、体温計、携帯型心電計が使用されることになりました。

 

「診療カーによるオンライン診療サービス」は、仙台市が患者の医療機関への受診の負担軽減と地域差のない医療サービスの提供を目的に実施するもので、対象疾患は、慢性心臓疾患と慢性呼吸器疾患です。サービス開始にあたり、2023年2月1日〜3月31日に、将来想定される医師不足や高齢化に対応するために 「患者側と医療側の双方にとって、より受け入れやすい簡便なオンライン診療」を普及させることを目的とした実証実験*1が行われました。

今回開始する「診療カーによるオンライン診療サービス」は、4G(LTE)が使用可能なエリアで医師の定期訪問が困難な地域に居住する患者の自宅に、医療機器を搭載した診療カーと訪問看護師が訪れます。実際の診療は医師の指示のもとで看護師が問診結果と血圧などのバイタルデータを医療機関に伝達し、オンラインにて医師が実施します。

 

当社は、脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)の実現を目指しています。脳・心血管疾患の発症を防ぐためには、家庭でのバイタルデータの測定と適正な血圧コントロールが大切です。今回のサービスへの参画を通じて、医師が定期的に訪問することが難しい地域のゼロイベントの実現に取り組んでいきます。

 

*1「オンライン診療カー」の実証実験に参画。山間地域の医師不足解消へ。(2023年2月15日リリース)

https://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news/2023/0215.html

 

今回採用された通信機能付き機器

・上腕式血圧計(腕帯巻きつけタイプ)HCR-7501T

片手で簡単にぴったり巻けるオムロン独自の「フィットカフ」。腕に腕帯(カフ)を巻いたときに、正しい位置から左右にずれてしまっても、正確に測定することができます。

リンク:https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hem/hcr-7501t.html

・パルスオキシメータ HPO-300T

外乱光の影響を受けづらい本体デザインを採用。本体のボタンを押すと表示が180度回転するので、医師と測定者本人の両方から測定値を簡単に確認できます。

リンク:https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hpo/hpo-300t.html

・電子体温計 MC-6810T2

本体上部の全面が電源スイッチになっているので電源をオン/オフしやすく、検温を開始してから約20秒で測定が完了する予測式の体温計です。

              

・携帯型心電計 HCG-8060T

気になる症状がある時にすぐに心電図を記録できる携帯に便利な軽量・コンパクトサイズの心電計です。

リンク:https://www.healthcare.omron.co.jp/medical/products/HCG-8060T/index.html

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