SinopecがCOP 28でCUUSの成果を強調し、「一帯一路」構想を支援する最初の10年の実績報告書を発表

SINOPEC

 

【ドバイ(アラブ首長国連邦)2023年12月11日PR Newswire=共同通信JBN】China Petroleum & Chemical Corporation(HKG: 0386、「Sinopec」)は、ドバイで11月30日から12月12日まで開催の国連気候変動枠組み条約第28回条約締約国会議(COP28)の場で開いた中国パビリオンのサイドイベントで、二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)における主要な成果を大きく取り上げ、「Carbon Capture, Utilization and Storage Progress in China(中国における二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)の進展状況)」と「The World Conference on Best Practicing of Carbon Neutrality(カーボンニュートラルの最良事例に関する世界会議)」で、「一帯一路構想(BRI)」を支援する最初の10年の業績報告書を発表して、Sinopecのグリーンで低炭素の行動を紹介しました。

 

Mega-tonne Qilu-Shengli CCUS project started to operate in 2022, a milestone for China’s CCUS industry phasing in mature commercial operation

 

CCUSは産業界から排出される二酸化炭素を回収し、有効に利用する、炭素削減プロセスであり、排出を大幅に削減し、カーボンニュートラルを達成する道筋で重要な一部となる可能性を持つ技術です。

 

2022年にSinopecは、中国のCCUSが成熟した商用運転に入るための画期的なものとなる、メガトンクラスのQilu-Shengli CCUSプロジェクトを正式に開始しました。これは中国初のメガトンCCUS実証プロジェクトで、約900万本の植樹に相当する、年間100万トンの二酸化炭素排出を削減すると推定されています。このプロジェクトは「人工炭素サイクル」を確立するために極めて重要で、中国における大規模CCUSプロジェクトに広範な実用エンジニアリング経験と技術データを提供します。

 

Sinopecは2022年11月、シェル、China BaowuBASFと拘束力のない覚書に調印し、初めての1000万トンのオープンソースのCCUSプロジェクトの共同研究を開始しました。これは中国東部の産業メーカーに脱炭素ソリューションを提供し、低炭素製品サプライチェーンの構築を目指しています。

 

Sinopecの一体一路構想の発展への関与に関する10年間の業績報告書は、Sinopecの持続可能な開発と貢献への強力なコミットメントを強調し、その内容はエネルギー協力、環境保護、文化交流、社会福祉の領域に及んでいます。報告書はまた、人類と自然の調和のとれた共存の促進、グリーンでクリーンな生産の積極的な推進、循環経済の発展、生物多様性の保全、先を見越した気候行動着手へのSinopecの道筋を強調しています。

 

エネルギー転換と気候融資の加速化などの議題に焦点を当てる2週間におよぶCOP28には、7万人を超す人が参加し、これまでで最も大きな気候変動に関する会議になっています。

 

ソース:SINOPEC

 

 

 

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