多言語災害情報配信サービス『防災クラウド』が NETISに登録されました

2024/1/22 17:00

多言語災害情報配信サービス『防災クラウド』が

NETISに登録されました

アールシーソリューション株式会社（本社：東京都新宿区、代表者：代表取締役　栗山章）は、多言語災害情報配信サービス『防災クラウド』を国土交通省が運用する新技術の活用のためのデータベースNETISへの登録を申請し、2024年1月12日に受理されました。今後、公共工事入札において防災クラウドを提案した場合には成績評定で加点の対象となります。

多言語災害情報配信サービス『防災クラウド』は、地震や津波、気象、噴火など日本国内で発生する自然災害の情報を多言語で配信するAPIサービスです。発信する言語は日本語、英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語はもちろんのこと、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語など、合わせて14か国語15言語に対応しています。プッシュ通知にも対応しており、様々なデバイスとの連携が短期間で可能になります。例えば、工事現場に設置されるデジタルサイネージに災害情報をプッシュ通知して作業者へお知らせし、情報共有することができます。多様化する人材を多く抱える建設・土木の現場では、災害発生の情報を作業者の母国語でいち早くお知らせすることにより、より安全に被災を回避する行動を促すといった効果が期待できます。今回、災害情報を多言語でいち早く伝える技術が評価されて、NETISへ登録されることとなりました。

NETISは新技術情報提供システム（New Technology Information System）のことで、国土交通省が運用する新技術の活用のためのデータベースで、新技術の活用促進のため、新技術に係る情報の共有および提供を目的に整備されたものです。建設・土木の公共工事での試行申請型（請負契約締結後提案の場合）および施工者選定型により施工者が新技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合、活用の効果に応じて工事成績評定での加点の対象となります。

NETISの防災クラウド登録ページはこちら :

https://www.netis.mlit.go.jp/netis/input/pubsearch/details?regNo=KT-230263%20

■基本情報

アールシーソリューション株式会社

2002年8月設立。2010年11月、緊急地震速報通知アプリ『ゆれくるコール』リリース。2014年10月、訪日外国人向け災害時情報提供アプリ『Safety tips』リリース。2018年から多言語災害情報配信サービス『防災クラウド』の運用を開始。2023年10月には総合防災アプリ『PREP』を活用した、事業継続マネジメント支援アプリケーション『BCP-PREP』の先行機能をリリース。IT を活用して社会の安心に貢献するシステム開発・運用に取り組んでいる。

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