日本と中国で、育毛用又は脱毛防止用外用剤の特許取得 乳酸菌素材「MK-116」の応用拡大へ

ニチニチ製薬

2024年2月15日

ニチニチ製薬株式会社

NEWS RELEASE

 

 

                  

2024年2月15日


日本と中国で、育毛用又は脱毛防止用外用剤の特許取得 乳酸菌素材「MK-116」の応用拡大へ

 

 

 

 

 

 

 

ニチニチ製薬株式会社(社長:森下 政彦、三重県伊賀市、以下 ニチニチ製薬)は、2024年1月24日、自社の乳酸菌素材を用いた研究で、「育毛用又は脱毛防止用外用剤」の特許を取得しました(特許第7426100号)。なお、日本に先立って、2023年12月15日に中国でも特許登録しています(专利号:ZL 2019 8 0073170.3)。

 

エンテロコッカス・フェカリス乳酸菌

試験例で使用したのは、エンテロコッカス・フェカリス乳酸菌に加熱処理や酵素処理を施したニチニチ製薬独自の乳酸菌素材です。主に食品原料として用いられていますが、近年は化粧品用途での有用性についても大学と共同研究を行っています。今回、外用剤として頭皮に塗布した際の効果を確認し、特許取得に至りました。

 

 

本特許の実施例では、40~70代の男女被験者5人に対して頭皮の地肌が見えて気になる部分に1日1回主に就寝前、洗髪時には髪を乾燥させた後に使用しました。その結果、早い被験者で使用から4週間目、遅い被験者でも8週間目には地肌が目立たなくなっていることが確認できました。(別紙 図1参照)

 

薄毛は男女共にみられ、日本人の20歳以上で薄毛の人の割合は2割弱、将来の薄毛に不安を感じる人が4割弱と言われています※。対策として、外用薬や内服薬、植毛などがありますが、外用薬や内服薬の中には性別や年齢によって使えなかったり、副作用の心配があったりするものもあります。ニチニチ製薬の乳酸菌素材には医薬成分が含まれないことから、副作用の心配や年齢や性別の制限なく誰でも使える製品の開発が可能です。

 

ニチニチ製薬は、現在、養毛用途の乳酸菌素材として「MK-116」を自社製品に配合するほか、原料の外販も行っています。今回の特許取得により「MK-116」のさらなる応用拡大をはかります。

 

※ (株)リクルートホットペッパービューティーアカデミー「薄毛に関する意識調査2022」

 

【本件に関する一般の問い合わせ先】

ニチニチ製薬 お客様相談室

TEL:0120-171-868 E-mail:inquiry@nichinichi-phar.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本資料は、三重県政記者クラブ、伊賀記者会、東商記者クラブで配布します。

 

 

―記―

【日本特許概要】

特許番号:7426100号

発明の名称: 育毛用又は脱毛防止用外用剤

特許権者:ニチニチ製薬株式会社

 

【中国特許概要】

专利号:ZL 2019 8 0073170.3

発明の名称:用于生发或防止脱发的外用剂

特許権者:ニチニチ製薬株式会社

 

図1

 

図2

特許証

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