台湾農業部訪問団が東京国際食品展に参加、農産品輸出市場を拡大

財団法人農業技術研究院


台湾農業部訪問団が東京国際食品展に参加、農産品輸出市場を拡大 -開幕日に生鮮果物世界大手Doleが台湾産パイナップル購入を承諾-

【東京2024年3月15日B2PRESS】日本の東京国際食品展(以下、FOODEX)が3月5日から3月8日まで東京ビッグサイトで開催された。台湾農業部は12社の企業を率いて、「台湾農水産物館」を共同設置し、冷凍果物、冷凍ハタ、黒蜆(シジミ)製品、豚肉加工製品、茶葉、サツマイモ加工品、ニンジン、龍眼(リュウガン)及びその加工品などの製品を重要販売推進品目に位置付けた。2023年、台湾農産品の日本への輸出額は7.2億米ドルで第2位の輸出市場であった。日本の輸入業者や消費者が長期にわたり台湾の農産品を支持してくれたことに感謝している。

 

展示会期間中、陳駿季(ちん・しゅんき)代理部長(大臣)と范美玲(はん・びれい)主任秘書率いる訪問団が渡日した。FOODEXに参加しただけでなく、台日間の重要な農業課題について会談・意見交換をしたほか、主要な農産物卸売市場、貿易商社、流通責任者との会談を通じて台湾農産品の日本への輸出拡大について協議を行った事が今回の重要な任務であった。

日本に輸出される台湾パイナップルの主な品種は金鑽(きんさん)パインである。食感が良く、また甘みも強く、肉質が繊細なため、日本の消費者に好まれている。FOODEXの期間中、台湾農業部の范美玲主任秘書と日本の果物大手・Doleの渡辺会長による会談が行われた。Doleは、より多くの日本消費者に美味しい台湾産パイナップルを楽しんでもらうために、生鮮パイナップル1300トンを追加輸入する旨を発表した。

 

会場では新鮮な果物のほか、台湾パイナップルのさまざまな加工品も展示され、Doleや来場したバイヤーに良さを理解してもらうべく、台湾パイナップルの多様な利用方法が紹介された。会場では、果肉の赤いドラゴンフルーツ(レッドピタヤ)と台湾パイナップルでミックススムージーを作るデモンストレーションも行われた。台湾レッドピタヤは将来的に日本への輸入許可が下りると期待されており、この特製スムージーを通じて日本のバイヤーにこのユニークな果物がいち早く紹介されたというわけである。

 

 

台湾農業部訪問団が東京国際食品展に参加、農産品輸出市場を拡大

 

ソース:財団法人農業技術研究院

 

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