EDCの新しいベトナム支部がカナダ企業の貿易の機会を拡大

Export Development Canada 2 (EDC)

輸出業者と投資家にとって、金融商品、市場情報、人脈を活用できる好機が到来

 

オタワ(オンタリオ州), 2024年3月29日 /PRNewswire/ -- 発展を続けるベトナムは、マクロ経済の急成長とビジネスチャンスに恵まれ、アジアの新たな拠点になりつつあります。カナダの輸出信用機関であるカナダ輸出開発公社(Export Development Canada, 英文略称EDC)は本日、新たな事務所をホーチミン市に今年の秋、開設する予定である、と発表しました。「Team Canada Trade Mission to Malaysia and Vietnam」の最中に出された声明です。支部開設の目的は、カナダの輸出業者や投資家がベトナム市場の大きな可能性を活用できるよう支援するため、急成長しているこの市場への参入に必要なものを提供できるようにすることです。EDCは、この地域の展開に利用できる多額の資本、現場の市場情報、適切な人材とのつながり、保険商品を用意しており、ダイナミックなベトナム市場の販路拡大に関心のあるカナダ企業の成長を支援し、そうした企業を保護できます。

 

「ベトナムはユニークな国です。カナダの企業や投資家にとって、計り知れない可能性を秘めた経済圏に参入する機会を同国は提供してくれます。EDCはパートナーとしてそれを手助けします」と語るのは、EDCの会長兼 CEOのMairead Lavery氏。「カナダの輸出業者にとって、ベトナムは、他のインド太平洋市場に簡単に参入できるという地理的な利点も、ビジネスを進める上でコスト競争上の利点も備えています。そこに、増え続ける中産階級、世界で最も急成長している経済圏の1つという魅力も相まって、輸出業者や投資家は、地域における大きな成長のチャンスとしてこの市場に注目するはずです。」

 

見落とされがちですが、ベトナムはインド太平洋の中心に位置しており、輸出や企業の拠点開発にとって魅力的な立地条件を備えています。New World Wealth社によると、ベトナムは次の10年、世界で最も急激な富の増加が見込まれる国です。また、ベトナム政府は、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを公約に掲げています。クリーンテクノロジーや再生可能エネルギー、農業、先進製造業、インフラなど、カナダが強みを発揮している各種分野の投資家や企業にとって、これはチャンスです。

 

チームはEDCの新たな支部として、カナダ大使館商務部、カナダ商工会議所ベトナム支部、カナダASEANビジネス協議会のメンバーを含む在ベトナムの連邦、州、民間の貿易専門家と協力し、カナダ企業が輸出のあらゆる段階を通じてビジネスチャンスを活用できるよう支援します。

 

「今週、Team Canada Trade Missionの一環としてベトナムを訪問し、カナダ企業とベトナム企業の間に新たなパートナーシップを構築できたことをうれしく思います」と述べたのは、輸出促進国際貿易経済開発担当大臣のMary Ng氏。「ベトナムは、インド太平洋地域で急速に経済成長しており、カナダ企業にとって有望な拠点となっています。ベトナムは、カナダにとってASEAN最大の貿易相手国であり、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership, 英文略称CPTPP)の主要メンバーでもあり、カナダの輸出業者や投資家にとっては先行きが楽しみな貿易相手です。ホーチミン市の新しいEDCオフィスは、インド太平洋地域での成長を目指すカナダ企業にとって貴重な資源となるでしょう。」

 

EDCは、正しいソリューション志向のアプローチを通じて、カナダ企業によるベトナム市場参入の支援に尽力しています。同公社は、運転資金、完全な信用保険商品、専門知識、カナダの製品やサービスを必要とするベトナム企業とのコネクションをカナダ企業に提供できます。EDCの顧客であるCNC Industriesは10年前、ベトナムをビジネスチャンスに満ちた市場として認識して以来、積極的にビジネスを推し進めています。

 

「CNCは長年にわたってEDCと協力しており、EDCの信用保険の助けを借りながら、ベトナムを含む世界市場で輸出業を成功させることができました」とCNC IndustriesのCEO、Perry Gill氏は述べています。「私たちがベトナムに着目したのは10年以上前ですが、現在ではベトナムが当社の事業の大黒柱となりつつあります。簡単に、かつ安全に事業を進められ、高度なスキルを持った労働者がいること、英語の普及が進んでいること、テクノロジーがビジネスの障害になっていないことなど、この国の市場には多くの魅力があることに気づきました。インド太平洋諸国への距離も近いことと相まって、事業展開の拠点として最適な場所と言えるでしょう。」

 

低炭素の未来をサポートする必要性が高まる中、ベトナムは2021年、COP26世界首脳会議で、2050年までにネットゼロ達成という目標を発表し、同国の国家気候変動戦略でもこの取り組みを改めて表明しました。これは同国にとって重要な目標であり、実現には国内外の支援を必要とする政策です。

 

「世界的に認められた当社の土壌汚染対策があれば、ベトナムのESG目標をサポートし、地域社会の健康を守ることができると確信し、私たちは同国の市場に参入しました」と語るのは、Nelson Environmental Remediation社長のDarryl Nelson氏。「ベトナム国民と政府は自国の成長に意欲的で、経済的に豊かな明るい未来を築くことに熱心に取り組んでいます。さらに、西側諸国と仕事をすることを人々は切望しています。EDCとカナダの貿易チームが味方になってくれたことで、私たちは適切な人々と出会い、より早く、より良い実績を挙げられるようになるでしょう。EDCは価値を生み出すだけでなく、私たちのビジネスを守り、従来なら知る由もなかった扉を開けてくれます。私は、まずはEDCに相談だよ、といつも言っています。そうしてよかったと思えるはずです。」

 

今回の発表により、インド太平洋地域での支部開設は過去6か月で3件目となりました。また、長期的な高成長市場への多角的展開を目指すカナダ企業に対して、EDCがどのように取り組むのか、あらためて確認されたことになります。今回のホーチミン支部は、デリー、ムンバイ、上海、北京、シドニー、ジャカルタ、ソウル、シンガポールにすでにあるEDCの支部をさらに補う存在となります。

 

EDCについて

 

カナダ輸出開発公社(EDC)は、Financial Crown法人(民間部門ではできない事業を行うカナダ政府公認の法人)として、カナダ企業が国内外で影響力を発揮できるよう支援することに取り組んでいます。EDCは、カナダ企業が自信を持って新市場に参入し、財務リスクを抑えながら、ローカルからグローバルへとビジネスを成長させるために必要な金融商品と知識を提供します。EDCとカナダ企業は協力し合いながら、すべてのカナダ人のためにより豊かで、強く、持続可能な経済を構築しています。

 

EDCの詳細、および同公社による企業の支援方法については、1-800-229-0575までお電話いただくか、www.edc.caをご覧ください。

 

メディア関係者問い合わせ:Media | Export Development Canada、1-888-222-4065、media@edc.ca

 

(日本語リリース:クライアント提供)

PR Newswire Asia Ltd.

 

 

PR Newswire
1954年に設立された世界初の米国広報通信社です。配信ネットワークで全世界をカバーしています。Cision Ltd.の子会社として、Cisionクラウドベースコミュニケーション製品、世界最大のマルチチャネル、多文化コンテンツ普及ネットワークと包括的なワークフローツールおよびプラットフォームを組み合わせることで、様々な組織のストーリーを支えています。www.prnasia.com

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