4月10日は『タネの日』タキイ種苗「タネ」に関する意識調査

身近にある「タネ」に関するアレコレを徹底調査!

タキイ種苗

2024.04.02

タキイ種苗株式会社

◎認知度の高いタネのダントツ1位は、野菜は「カボチャ」、花は「ひまわり」

◎家庭菜園を継続している人ほど「タネの品質」を重視

 

 タキイ種苗㈱では、少しでも多くの方に種の価値や、野菜や花を自分で育てることに関心を持っていただきたい思いを込め、“SEED(シード)=タネ”を連想する4月10日を『タネの日』と2023年に設定しました。

 本調査では、『タネの日』を前に、タネについての関心度を調査いたしました。以下、「タネの日の調査

結果」として、ご報告いたします。

※『タネの日』設定に関連する種の表記につきましては、親しみをもっていただけるよう、また、英語のSEED(シード)から4月10日(シード)の発想を得たことから、カタカナ表記”タネ”といたしました。

 

調査結果TOPICS!

■もっとも認知されているタネは「カボチャ」と「ひまわり」のタネ​

野菜では「カボチャ」のタネの認知度が高く、普段見ることのないレタスなどはタネの認知度が低い。​花では「ひまわり」の認知度が高かった。

 

■タネまきからの栽培経験がある人は、全体の約6割

タネまきからの栽培経験がある人は全体の約6割を占めるものの、「今はしていないが、過去に経験がある」人が42.3%と最多。継続的に栽培している人は約20%という結果に。

 

■育てる頻度が高くなるほど、「タネの品質」を重視する傾向

タネから植物を定期的に育てている人の方が、今は植物を育てていない人より、「タネの品質」を重視している。

 

■タネから育てる利点は、そのプロセスを楽しむ傾向

コストパフォーマンス的な理由よりむしろ、タネから育てる過程を楽しむ傾向。

 

【タキイ種苗 野菜に関するアンケート調査】

◆調査期間:2024年2月中旬  ◆調査方法:インターネット調査

◆調査対象者:全国の20~60代の男女  ◆有効回答数:400サンプル

※グラフはすべて%。本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合もあります。

 

1.知っている「野菜のタネ」は?

タネを見る機会の多い「カボチャ」「ゴーヤ」「トマト」の認知度は高く、

親しみのある野菜でも、タネを見ることのない「レタス」の認知度は低い傾向に。

 「カボチャ」が83.8%と突出して認知度が高いことがわかります。「カボチャ」は料理の際だけでなく、パンやお菓子などのトッピングにも使われており、目にする機会が多いためだと考えられます。一方で、親しみのある野菜でも、タネを見る機会が少ない「レタス」は低い傾向にあります。「ゴーヤ」や「トマト」などは料理をする際や食べる際にタネを目にしますし、一度はタネから育てた経験がある人が、一定数認知していることと思われます。

 

■図1 知っている「野菜のタネ」は?(各単一回答 n=400)

 

2.知っている「花のタネ」は?

小学生時代に栽培経験のある「ひまわり」「朝顔」の認知度が高く、花そのものが一般的に知られてない「百日草(ジニア)」はタネの認知率も低い。

 子どものころから触れる機会が多いと思われる、「ひまわり」が93.3%、「朝顔」が77.0%と認知度が高くなっています。

 一方で、「百日草(ジニア)」の認知度は低くなっています。「マリーゴールド」や「コスモス」に比べて、花自体の名前も知っている人が少ないことが影響していると推察されます。

 

■図2 知っている「花のタネ」は? (各単一回答 n=400)

 

タネまきから始める家庭菜園についての調査

3.タネまきから始める植物(草花、野菜、ハーブなど)を自宅で栽培をしていますか?

①タネまきからの栽培経験がある人は全体の約6割。ただし、継続的な栽培については2割に満たない結果に。

 「今はしていないが、過去に経験がある」が最も多く、「定期的にしている」と「時々している」を合わせて約60%となっています。

 植物をタネから育てた経験がある人の方が多いですが、「定期的にしている」と「時々している」と回答した人は合わせて17.6%となり、継続できていない人が多いことがわかります。

 

■図3 タネまきから始める植物(草花、野菜、ハーブなど)を自宅で栽培をしていますか?(単一回答 n=400)

 

②年齢が高くなってから栽培を始める傾向

 男女年代別で見ると、「今はしていないが、過去に経験がある」では、20代、30代、50代女性の割合が高くなっています。

 男性では、「したことがない」の群では20代~40代が高いのに対し、「定期的にしている」群では50代~60代が多くなっており、年齢が高くなってから植物の栽培を始める傾向が高い結果となりました。

 

■図4 タネまきから始める植物(草花、野菜、ハーブなど)を自宅で栽培をしていますか?(単一回答 n=400)

 

4.タネまきから始める植物を栽培している場所について

栽培場所は「自宅の庭」が最も高い。

 「自宅の庭」が61.9%と最も高く、2位「ベランダ」37.7%、3位「自宅の畑」13.0%とかなりの差があります。また、手軽な「室内での水栽培」が11.3%と少ない結果となっています。

 

■図5 タネまきから始める植物を栽培している(していた)場所はどこですか?(複数回答 n=239)

5.植物を育てるうえで大切だと思うモノについての意識調査

①「水やり」を大切に考える一方で、「タネの品質」についての意識は低い

 1位は「水やり」で、次いで「土」、「日照時間」、「肥料」と続き、「タネの品質」が大切だと思っている人は、全体の23.5%と、少ない結果となっています。

 

■図6 植物を育てるうえで大切だと思うモノは何ですか? (複数回答 n=400)

 

②育てる頻度が高くなるほど、「タネの品質」を重視する傾向

 「タネまきから始める植物(草花、野菜、ハーブなど)を自宅で栽培をしていますか?」の設問において、「定期的にしている」「時々している」群では、「今はしていないが、過去に経験がある」「したことがない」群と比較し、「タネの品質」が高い回答率を示しています。

 育てる頻度が高い方が、「タネの品質」の重要性を認知していることが伺えます。

 

■図7 植物を育てるうえで大切だと思うモノは何ですか? (複数回答)

図7-1 定期的に/時々している層 (n=70)

 

図7-2 今はしていない/したことがない層 (n=330)

6.タネから育てることの利点

育てる過程を楽しむ傾向に

 59%と半数以上の人にとって「発芽の様子や、育てる楽しみを感じることができる」が、タネから植物を育てる利点であるという結果になっています。次いで「価格が安い」、「大量に育てられる」となっています。

 コストパフォーマンスより、むしろタネから育てるプロセスに楽しさを感じる傾向が見られます。

 

■図8 植物をタネから育てることの利点は何だと思いますか? (複数回答 n=400)

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中

    過去に配信したプレスリリース