芳村に茶葉が集結、世界に漂う香り

Investment Promotion Center of Liwan District, Guangzhou

AsiaNet 0200072 (0729)

 

【広州(中国)2024年3月29日新華社=共同通信JBN】広州市茘湾(Liwan)区には、お茶と花で有名な芳村(Fangcun)という場所があります。現在、芳村茶葉市場には26の主要な事業体と約4000の販売業者が入っており、中国最大の規模、最も集中した店舗、最も充実した品揃え、最大の取引量、そして最も広い範囲を網羅する専門的な茶葉流通センターです。Investment Promotion Center of Liwan District(茘湾区投資促進センター)によると、この市場は全国的な茶葉の流通拠点であり、ブランド育成の場でもあります。国の茶産業と茶経済の翼として、芳村茶葉市場は「世界の茶は中国に依存し、中国の茶産業は芳村に依存している」という評価を得ています。

 

芳村の茶の起源には長い歴史があります。数千年前、浙江省の名家が南へ移住し、この地に定住して先祖代々の茶栽培技術と共に繁栄し、そして「茶ジャオ村(Chajiao Village)」が誕生しました。昔の江南の茶や花々の美しい風景を思い出し、村の人々は茶の他に花も栽培し、気候条件に恵まれたことから、徐々に「嶺南初の花の町」に発展し、「花地(Flower Land)」と名付けられ、後に「芳村」と改名されました。

 

芳村は古くからお茶の重要な貿易港でした。1960年代から1980年代にかけて、芳村はジャスミン茶の重要な生産地であり、その製品は国内外でよく売れました。芳村大冲口(Fangcun Dachongkou)はプーアル茶の発酵試験基地でもあり、プーアル熟茶の時代を築きました。1990年代に芳村茶葉卸売市場ができると、業界最高レベルを代表する経験豊富でユニークな業界の有力事業者が多数集まりました。

 

新しい時代の課題と機会に直面し、産業モデルのイノベーション、ブランド力の結合、文化コミュニケーションの深化が芳村茶産業発展の新たな原動力になっています。活力に満ちたこの茶産業の要地は、間違いなく、茶産業と文化、観光、eコマース、創造性、その他産業との統合の未来になり、そして確実に、国際消費中心都市の育成と構築を支援し、嶺南文化を広め、中国茶の発展の変革とアップグレードを促進する未来になるでしょう。

 

ソース:Investment Promotion Center of Liwan District, Guangzhou

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中