CGTN:北京開催の第3回CMGフォーラムでAI開発を議論
【北京2024年5月2日PR Newswire=共同通信JBN】AIの開発に焦点を当てた第3回CMGフォーラムが4月29日に北京で開催されました。
中国共産党(CPC)中央委員会政治局委員のLi Shulei CPC中央委員会宣伝部長が開会式に出席し、あいさつしました。
フォーラムの出席者は、AIの革新的な応用とそのガバナンスを促進するメディアの役割を強調しました。
出席者は、AIが善の力になり人類に利益をもたらすことができるよう、前向きで健全、多様で高品質のコンテンツを生み出すAIの開発を促進する取り組みも行われるべきだという点で合意しました。
また、メディアに対し、インテリジェントな変革を加速し、AIの健全で秩序ある安全な開発を促進するために、AIのガバナンスに関する国際交流と協力の橋渡しに役立つよう求めました。
China Media Group(CMG、中央広播電視総台)が主催したこのフォーラムには、国際機関、メディア、シンクタンク、多国籍企業から200人以上の参加者が集まりました。
CPC中央委員会宣伝部副部長であるShen Haixiong CMG台長は「科学技術のイノベーションと躍進は、人類文明の発展と進歩を導くだけでなく、変化し続ける世界に不確実性をもたらす」と述べました。同氏は、価値があり責任ある人工知能を共同で生み出す取り組みを呼び掛けました。
AI技術は私たちの生活のあらゆる側面に影響を与えています。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長はビデオ演説で、CMGは常にIOCのパートナーであり、何億人もの中国の視聴者にオリンピック競技の魅力を伝えてきたと述べました。IOCはオリンピックスポーツでのAIの応用による未来の創造に向けて協力するようCMGに呼び掛けていると、バッハ氏は語りました。
世界知的所有権機関(WIPO)のDaren Tang事務局長は「シルク、印刷、羅針盤などの古代の発明から、ロボット工学、電気通信、環境技術などの現代の技術的進歩に至るまで、中国は常にイノベーションと創造に取り組んできました」と述べました。同事務局長は、WIPOは人工知能の機会とリスクのバランスを確保することに細心の注意を払っており、人工知能が適切に使用されるよう協力を強化することに尽力していると語りました。
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