Davie、砕氷船建造におけるフィンランド、カナダ、米国の歴史的パートナーシップを支援する重要な存在に
モントリオール, 2024年7月12日/PRNewswire/ -- カナダを拠点とする多国籍造船会社、Davieは本日、カナダ政府、フィンランド政府、米国政府の間の歴史的な三国間協定に、民間部門として初めて貢献する意向を発表しました。
カナダのジャスティン・トルドー首相とフィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領は、ワシントンDCで開かれたNATO首脳会議に、ジョー・バイデン米大統領とともに出席し、砕氷船における三国間の協力の取り組み、通称「ICE Pact」を立ち上げました。この取り組みは、国内市場と輸出市場の両方に向けて、必要とされる砕氷船をより効率的、迅速、かつ費用対効果の高い形で生産するための協力を刺激するものです。
世界情勢が不安定になるにつれ、NATO加盟国は、紛争の続く極地域における研究、貿易、エネルギー、安全保障の分野で、これまでにないほど積極的に協力体制を強化し、緊急に取り組んでいます。砕氷船は、共通の優先事項を満たす上で鍵となる要素です。敵国の造船業が効果的な臨戦態勢で稼働している一方、西側同盟国には砕氷船などの特殊船舶が著しく不足しています。どの国も一国でこの課題を解決することはできませんが、共通の目標と高度な造船技術を持ち、信頼できる同盟があれば対応できます。
Davieは、ICE Pactを創設したパートナーたちのビジョンを称賛しています。カナダとフィンランドに先進的な設備を備えた砕氷船の専門家として、同社はこの枠組みに大きく貢献できる資格を備えています。Davieのフィンランドにおける事業であるヘルシンキ造船所は、世界の砕氷船艦隊の50%以上を建造しています。また、Davieは、ケベック州でカナダ政府が使う世界最大の極地砕氷船も受注しています。
建造が難しいこうした特殊船舶の需要は、おそらく史上最高水準の高まりを見せており、西側諸国で80件以上の造船プロジェクトが進行中です。ICE Pactのもとで築かれた世界的な外交協力体制のっかげで、砕氷船建造者はこうしたビジネス・チャンスを掴むことができるようになります。
ICE Pactの当初の構想では、3つの分野に重点を置いていました。1.情報交換を活発化させること、2.労働力の能力開発を進めること、3.カナダ、米国、フィンランドで建造された砕氷船を購入するよう、パートナーや同盟国に積極的に呼びかけることです。今後数か月の間に、パートナー間の合意事項の覚書により、各国でICE Pactを実施するための実践的な枠組みが決まります。これには、新しい同盟国やパートナーを加えるためのメカニズムが含まれます。
ICE Pactの目的は、パートナー国の造船業の効率性、回復力、競争力を強化することです。国内および輸出市場向けに高品質の船舶を建造することで、総合的な海軍力が強化され、経済成長が促され、何千人もの熟練職の雇用が創出されます。
条約の声明へのリンク:
カナダ:ICE Pactに関するカナダ、フィンランド、米国の共同声明 | カナダ首相(pm.gc.ca)
米国:ICE Pactに関する共同声明 | ホワイト・ハウス
Davieについて
1825年以来、カナダのケベックに拠点を置くDavieは、政府と民間の顧客向けに砕氷船、フェリー、軍艦など、独自の不可欠な任務を担う特殊船舶を設計および建造する世界クラスの造船会社です。2023年4月4日、Davieはカナダ政府の国家造船戦略のパートナーになりました。この歴史的な提携合意は、カナダで、またカナダのために建造された、これまでで最大かつ最も技術的に進歩した船舶の設計と建造のためのものです。最初の85億ドルの一括契約には、7隻の大型砕氷船と2隻の大型ハイブリッド動力フェリーが含まれています。DavieはGroupe Davieの一員です。同グループは2023年11月、砕氷船設計および建造の世界的リーダー、フィンランドのヘルシンキ造船所を買収しました。買収については、davie.caおよびhelsinkishipyard.fiをご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。Marcel Poulin Director、External Affairs and Industrial Participation、Davie marcel.poulin@davie.ca +1 581 992-8564
(日本語リリース:クライアント提供)
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