積水ハウス、感性によるインテリアが比較体感できるインテリアデザインハウス「6 HOUSES」8月24日オープン

2024/8/2 15:30

2024年8月２日

積水ハウス株式会社

　積水ハウス株式会社は、お客様の“感性”を住まいに映し出すデザイン提案システム「life knit design」で、人生100年時代における“時間と共に愛着を編み込む住まい”をご提案しています。このたび、「life knit design」のインテリアの考え方である「6つの感性フィールド（詳細はp.3参照）」をお客様が実際に体感し、ご自身の感性を見つける「場」として、リアルサイズで同じ間取りの6棟のインテリアデザインハウス「6 HOUSES」を、8月24日から10月7日までの期間限定で「コモンステージみどりのⅡ」（茨城県つくば市みどりの2丁目）にオープンします。「６つの感性フィールド」を一般的な住宅展示場のような大きな住宅ではなく、リアルサイズの同じ間取りで一度に比較し、体感できる「場」を当社として初めて提供いたします。

　「life knit design」のインテリアでは、従来の流行に合わせたテイスト提案を脱却し、空間における色や素材、カタチなどから受ける印象を言語化し導き出した独自の「６つの感性フィールド」である「静peaceful」「優tender」「凛spirit」「暖cozy」「艶luxe」「奏playful」に基づき、お客様の感性に寄り添い、暮らすほどに愛着が増していく暮らしを提供します。

　また、エクステリアでは、まちなみや緑に美しく“調和”し、時を経るごとに愛される外観をデザインします。同時に室内から見る風景も感性に影響するものと捉えて、内外一体的に計画し、日々豊かな“表情”を作り出す住まいを提供します。

　「6 HOUSES」は、お客様からのご注文が多い現実的なサイズ（面積：約100㎡、部屋数：３LDK）で企画、6棟全てを同じ間取りで設計し、当社の「life knit design」の「６つの感性フィールド」を表現しています。６棟それぞれで異なる感性を空間計画に落とし込み、床板や壁紙などの仕上げ材、家具や小物、それらの組み合わせによって作り出される「６つの感性フィールド」の違いを体感いただけます。

　外観は、緑が映える外壁色を選び、ヤマボウシ等の落葉樹の在来種を中心に樹木を選択し、自然に馴染む玄関アプローチや塀の仕上げを組み合わせることで、日本の美しい風景に共通する色の法則である「明度グラデーション」を再現しています。室内からの風景となる主庭には、窓に近い所に自然樹形の樹木を植え、木漏れ日を取り入れることで、その瑞々しさや季節の移り変わりの表情を身近に感じることができます。

　お客様は、「6 HOUSES」で同じ間取りの中で異なる「6つの感性フィールド」を体感、実際の暮らしを想像しながら自身の感性に共鳴するポイントを見つけていただけます。

　当社は、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、住まい手の“感性”に響き、美しく景観になじむような“調和”のとれた“表情”豊かな住まいづくりによって、“愛着”をはぐくみ、長く住み続けていただくことで、人生100年時代の「幸せ住まい」づくりをサポートしていきます。

■「6 HOUSES」について

WEBサイト：https://www.sekisuihouse.co.jp/bunjou/lkd/ibarakimidorino/

場所：茨城県つくば市みどりの2丁目10番46、他（コモンステージみどりのⅡ）

公開期間：8月24日（土）～10月7日（月）

※6 HOUSESのご見学は、完全ご予約制です。ご見学をご希望の場合は、上記Webサイトよりお問い合わせください。

＜各棟の特長＞

①「静 peaceful」…しなやかな空気感

全体的な色味は同系色のローコントラストとし、家具や小物には丸みのある柔らかなシルエットや、なめらかな質感の素材を採用しました。すっきりとした印象の中にニュアンスのある空間です。テラスは木陰で「まどろみ」を感じる設えとしました。

②「優 tender」…さわやかな空気感

優しい木目と白の壁が清々しさを感じさせるインテリアにしています。木の柔らかさを感じる家具と馴染みがよいファブリックを中心にホワイトをアクセントとし、清潔感とカジュアルさを演出しています。主庭のウッドデッキにはベンチを設置し、親しみやすく使い勝手の良い庭としました。

③「凛 spirit」…緊張感のある空気感

落ち着きのある自然素材を織り交ぜた居心地の良い空間に、余白を感じる家具を配置しました。シャープなカタチの家具や小物で凛とした印象に仕上げています。主庭のウッドデッキには、樹木を近くに感じ樹々を楽しめるように床座の提案、禅の精神性を感じる庭としました。

④「暖 cozy」…温かみのある空気感

木や自然素材の素材感を生かし家具や小物もクラフト感のあるものでまとめました。庭にはウッドデッキのベンチを設けており、四季の移ろいを身近に感じる庭としました。

⑤「艶 luxe」…贅沢な空気感

濃色のウォルナット材とグレーの壁材で都会的で大人な空間に仕上げました。家具や小物はガラスにスチールなどの異素材との組み合わせで煌めきや艶のある表情を演出。テラスには重量感のあるオブジェのようなベンチを設け魅せる庭の設えとしました。

⑥「奏 playful」…心躍る空気感

ホワイトを基調としたシンプルな空間に色とカタチにこだわった家具や小物を設え、遊び心のある暮らしを提案。外部には動きのある家具を自由なレイアウトで配置し楽しく遊ぶ庭を演出しました。

＜エクステリアについて＞

「6 HOUSES」でつくるまちなみは、里山を想起させる植栽を「群落」のように配置し、緑と馴染みよい外壁色の採用と、落葉樹を中心とした植栽により、季節ごとにダイナミックに変わる表情が住まい手の記憶に残ります。主庭では、6棟の庭で一体的に、山の起伏や水の流れを想起させる「築山」や「枯れ流れ」をつくり、自然風景を表現しています。建物と外構を一体的に計画し、窓や屋外ベンチのそばに自然樹形の樹木を植えることで、建物の内外で森の中にいるような木漏れ日を感じることができる気持ちの良い空間を実現しました。

■life knit designについて

これまで提供してきた良質な住まいに、お客様が深く“愛着”を感じていただくことで、「より長く住み続けたい」と思っていただけるよう、お客様一人ひとりの“感性”を住まいに映し出すデザイン提案システム「life knit design」を2023年6月に発表しました。従来のインテリア、エクステリアにおける各提案手法を変革した「life knit design」により、“時間とともに愛着を編み込む住まい”を提供しています。

■6つの感性フィールドについて

インテリアは、空間の色や素材、カタチなどを分析し導き出した独自の「６つの感性フィールド」を基に提案しています。６つの感性フィールドは、約6,600点のインテリアビジュアル画像から受ける印象を言語化し、日本カラーデザイン研究所の言語イメージスケールにプロットすることで、従来のテイスト表現よりも広がりのあるシステムであることを確認いたしました。お客様の“感性”を軸にコミュニケーションを図る「６つの感性フィールド」に基づき、インテリア提案を行っています。

「静peaceful 」　しなやかな空気感…ローコントラスト、同系色

「優tender 」さわやかな空気感…すっきりナチュラルな木質感

「凛spirit 」緊張感のある空気感…上質なシンプルさ

「暖cozy 」暖かみのある空気感…暖かみのある木質感

「艶luxe 」贅沢な空気感…ハイコントラスト、重厚感

【シンプルで美しい空間 × 家具や小物を分解、掛け合わせることでお客様の“感性”を映し出す新たなシステムへ】

美しい空間やインテリアは、空間自体が整ったシンプルな構成と素材で成り立っていることを突きとめ、床・壁・天井のベース素材に関してラインナップを総点検し、各感性フィールドのベースとなるラインナップへと刷新しました。「life knit design」では、様々なデザインを許容する懐のあるシンプルな空間に、家具やアート等を掛け合わせることで、お客様の“感性”やこだわりを表現、「時間と共に愛着を編み込む住まい」となるインテリアを実現します。（提案手法の特許出願中）