【宮田裕章テーマ事業プロデューサー】シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の展示企画概要発表

 

 


 

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は2024年9月10日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でテーマ事業「いのちを響き合わせる」を担当する、宮田裕章プロデューサー(慶應義塾大学医学部教授)と共に、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の展示企画概要などを紹介する記者説明会を行いました。

 

 

プレゼンテーションの様子       フォトセッション

 

 

パビリオン概要

シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」は、屋根も壁もなく、万博会場中央にある静けさの森と一体となって佇むパビリオンです(設計者:SANAA、敷地面積:1,634.99㎡)。ここでは文明の転換をもたらす技術の本質を「共鳴」であると捉え、境界を溶かす空間の中で人と人、人と世界、人と未来についての問いを共有します。来場者はアートを軸にした体験を通して、一人ひとりの多様な豊かさと、持続可能な未来の調和の中で共に歩み、未来を考えます。私たちは来場者の皆さんとの共鳴体験が「いのち輝く未来社会」への手がかりになることを願っています。「Better Co-Being」を表現したロゴ(ダイバースフィア)は、そのような多様ないのちの響き合いがもたらす、輝く未来社会を表現しています。

 

 

「Better Co-Being」ロゴ (ダイバースフィア)

 

パビリオンの建物は現在外構工事を行っており、2024年10月末に建築工事完成を予定しております。

 

パビリオン建築の様子(2024年7月末時点)

 

 パビリオン建築の様子(2024年7月末時点)

 

 

パビリオン展示概要

 

パビリオン展示では、来場者同士がつながり、響き合う中で共に未来を描く、共鳴体験の提供を目指しています。来場者はグループを組み、その日その時間に集った一期一会のつながりを起点に、大きく3つからなる共鳴体験を巡りながら、共に未来に向かいます。各共鳴体験は、国内外で活躍されているアーティストと共に計画、制作を予定しています。アーティスト名や展示作品内容については2025年1月以降、公式Webサイト等で発表を予定しています。

 

◇エントランス~シークエンス1「人と人との共鳴」

 

シークエンス1では「人と人との共鳴」をテーマに、自己と他者を見つめ、「何を通してつながるか」を再認識する体験を創出します。多様なモチーフで構成されたアートインスタレーションは、万博のテーマにも通じるものです。他者が大切にする価値や、自己の内側にある願いを照らすモチーフと向き合うことで、来場者は共に未来に向かう共鳴の手がかりを得るでしょう。

 

 

©SANAA

©SANAA

 

 

◇シークエンス2「人と世界の共鳴」

 

シークエンス2は「人と世界の共鳴」をテーマに、来場者同士がつながり、共に世界に向き合うことで、より良い未来を創出する体験です。シークエンス1で自己と他者の違い、多様な価値観を認識しながらも、より良い未来を象徴する「虹」を創り出します。そこに集った人々や植物、自然、そうした世界とのつながりを感じながら、どのように歩むのか。足元の違いを認識しながらも、同じ空を見上げる中で共に歩んでいく体験は、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマにつながるものです。

 

 

©SANAA

 

 

◇シークエンス3「人と未来の共鳴」

 

シークエンス3では「人と未来の共鳴」をテーマに、その日その時に集った来場者の体験を重ねて、未来のイメージを映像アートを軸にした五感体験として創出します。未来へと向き合う意思が響き合う中で、人と人、人と世界、人と未来が結びつく体験は、気象条件や人々の組み合わせによって都度異なる、一回性のものになります。ここで起こる共鳴は、ほんのひとときの体験にしかすぎません。そうした微かなものであってもBetter Co-Beingという共鳴が、この先の未来へ共に歩んでいく手がかりなることを願っています。

 

◇共鳴体験に導く2つのキーマテリアル

 

本パビリオンでは、訪れた来場者を共鳴体験に導く、データを連携した2つのキーマテリアルを使用します。協賛社との共創により、実証実験を行いながら現在開発中です。詳細は今後、公式Webサイト等にて発表を予定しています。

 

 

 Better Co-Beingアプリ(©OBAYASHI CORPORATION)

ふしぎな石ころ「echorb」

 

 

1)Better Co-Beingアプリ (supported by大林組)来場者の共鳴体験をサポートするWebアプリです。万博の期間を通じて来場者の体験をアーカイブし、他者の多様な視点・価値観への気づきを促します。

 

2)ふしぎな石ころ「echorb (エコーブ)」 (supported by村田製作所)3Dハプティクスという技術を応用し、ふしぎな触覚で来場者を共鳴体験に導きます。多様な参加者をつなぎ、響き合いのきっかけを生み出します。

 

 

◇バーチャルパビリオンについて

 

 


 

Better Co-Beingバーチャルパビリオンは、みんなの思い出から作られる「Better Co-BeingJournal」を展示。共感・共鳴をテーマに、参加される方々と一緒に完成していくパビリオンを目指しています。現在開発中のため、仕様やデザイン等は変更の可能性があります。詳細は今後公式Webサイト等にて発表を予定しています。(supported by TOPPANホールディングス)

 

 

シグネチャーイベントについて

 

 

万博開催期間を通して、「Better Co-Being」が掲げる未来社会について、来場者と共に考え共に描くシグネチャーイベントの開催を予定しています。協賛社とのコラボレーションにより、様々な領域から多角的なプログラムを検討しています。

 

●EXPO共鳴フェス(仮)

[概要]

「Better Co-Being」の理念に共鳴いただいた方々と共に、展示、ワークショップ、ステージイベントなどを開催。

[日程/場所]①2025年5月15日:EXPOアリーナ、②2025年6月18日~19日 : EXPOメッセ、③2025年6月30日 : EXPOホール

 

●未来と健康のための高校生ビジネスコンテストsupported by東和薬品

[概要]

「一人ひとりのニーズに応じた多様なウェルビーイング(Co-being)の実現を加速させる」ため、来場者と共に「いのちかがやく未来の地域社会」の姿を創造するビジネスコンテストを開催。

[日程/場所]

2025年8月4日 : EXPOホール

 

●Better Co-Being フォーラム(仮)supported byアストラゼネカ・アレクシオンファーマ

[概要]

人と社会、そして地球が健康であるために、国内外の有識者や専門家と共に地球規模のさまざまな課題について議論し、公平な医療の未来を描くフォーラムや展示を開催。

[日程/場所]未定

 

現在計画中につき、内容、日程等は変更の可能性があります。開催日時、場所などの詳細は今後公式Webサイト等にて順次発表を予定しています。

 

 

パビリオンの来館予約について

「超早割一日券」をお持ちの方のための「超早割特別抽選」の申し込み受付が本年9月25日から10月6日まで実施されます。「Better Co-Being」についても、一部の日程が超早割特別抽選の対象となります。

 

 

 

【Better Co-Being協賛社一覧】

◇ゴールドパートナー :株式会社大林組/株式会社村田製作所

◇シルバーパートナー :大塚製薬株式会社/読売新聞社

◇ブロンズパートナー :アストラゼネカ株式会社/東和薬品株式会社/TOPPANホールディングス株式会社

◇パートナー     :アレクシオンファーマ合同会社

◇サプライヤー    :LED TOKYO株式会社

 

【Better Co-Being Webサイト】 https://co-being.jp/expo2025/

 

 

 

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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