アジア持続可能航空燃料協会、アジア全域での持続可能な航空燃料に対する政策、市場、投資の変革を推進
シンガポール、2024年11月8日 /PRNewswire/ -- アジア持続可能航空燃料協会(ASAFA)が本日シンガポールで正式に発足し、アジア全域における持続可能な航空燃料(SAF)の導入加速を目指します。こちらは、大韓航空(Korean Air)、1PointFive、DHLグループ、ビューローベリタス(Bureau Veritas)、マーキス・エナジー・グローバル(Marquis Energy Global)、EU-ASEAN ビジネス協議会(EU-ASEAN Business Council)、SkyNRG、PT.Green Energi Utama、そして量子コモディティインテリジェンス(Quantum Commodity Intelligence)といったパイオニア企業に支えられています。ASAFAは、東南アジア、韓国、日本、インド、中国を含む主要地域において、SAFに関する政策の調整、市場の枠組みの強化、そして公共の認知度向上を目指しています。パイオニアの企業パートナーには、サステナブル・アビエーション・フューチャーズ(Sustainable Aviation Futures)、コリア・ヨーロッパ&ユー(Korea – Europe & You)、そしてジェネラル・インデックス(General Index)が含まれています。
シンガポールで開催された正式な発足式で講演するアジア持続可能な航空燃料協会(ASAFA)のCEO、ファブリス・エスピノサ氏。同式典には、約200人が参集しました。 写真:ASAFAのエドウィン・クー氏
(左から右へ)アジア持続可能な航空燃料協会(ASAFA)の創設者であるガブリエル・ホー氏、ディートマール・ポッセルト博士、テオ・ホイ・リン氏、ファブリス・エスピノサ氏が、シンガポールでの正式な発足式で集合写真を撮影しました。同式典には約200人が参集しました。 写真:ASAFAのエドウィン・クー氏
「私たちはアジアを取り組みの中心に据え、市場の非効率性を解消し、投資を誘致し、航空業界の実行可能な脱炭素化オプションとしてSAFを確立することで、アジアをネットゼロ航空のSAF分野でのリーダーとすることを目指しています。」とASAFAのCEOであるファブリス・エスピノサ氏は述べました。
ASAFAの使命は、原料供給業者、技術ライセンサー、燃料集約業者、バイオ燃料生産者、航空会社、投資家、政策立案者を結集し、SAFバリューチェーンの核心的な課題に対応する協力的なエコシステムを構築することです。同協会は、アジアにおけるSAFの推進を目的として、毎月のウェビナー、対面式ワークショップ、非公開式対話、技術視察を開催し、業界向けのホワイトペーパーを発行する予定です。
また、ASAFAはA*STARとの覚書(MoU)についても発表しました。今回の提携により、メンバーはA*STARの研究機関と連携し、先進的なSAF技術の実証試験および実装に向けた道を開くことが可能になります。この提携には、ビジネスネットワーク、運用および技術ロードマップの作成、A*STAR協調型商業マーケットプレイスの推進による地元企業の成長支援とシンガポールの航空イノベーションエコシステムの強化も含まれます。
ASAFAの取り組みは、政策改革にとどまらず、SAF開発を支える市場の枠組みの強化にも及んでいます。ASAFAは、業界および政府関係者で構成されるダイナミックなワーキンググループを通じて、市場のギャップを特定し、利害を調整し、アジア全域でSAFの利用可能性と経済的実現性を高めるための取り組みを実施します。
政策および市場構造に関する取り組みに加え、ASAFAは、SAFの影響についての公共理解を深めるため、ターゲットを絞った広報活動を通じて幅広いコミュニティに情報提供し、知識に基づく支持基盤を構築していきます。
当日の発足イベントには160名を超える業界リーダーや政策立案者が参加し、ASAFAが持続可能な航空ソリューションの推進役として果たす重要な役割が強く示されました。このイベントは、アジアの航空業界においてSAFを基盤とし、大陸全体でより強靭で環境的に持続可能な未来に向けて推進するASAFAの歩みの始まりを象徴しています。
(日本語リリース:クライアント提供)
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