日本心臓リハビリテーション学会第10回中国支部地方会に協賛

2024/11/27 10:00

オムロンヘルスケア株式会社（本社所在地：京都府向日市、代表取締役社長:岡田歩、以下当社）は、2024年11月30日（土）～12月1日（日）に岡山県で開催される日本心臓リハビリテーション学会第10回中国支部地方会に協賛します。当社は、11月30日（土）にティータイムセミナーを開催します。また、ブースでは、「心房細動」の早期発見をサポートするデバイスとして、血圧測定と一緒に心電図を記録できる心電計付き上腕式血圧計や、持ち運びに便利な携帯型心電計などを紹介します。

心臓リハビリテーション（以下心臓リハビリ）とは、心臓病患者が社会生活への復帰を目指すとともに、病気の再発や再入院を予防することを目的とした運動療法や栄養指導などの包括的プログラムのことです。日本心臓リハビリテーション学会は、先進的な心血管治療および予防介入としての心臓リハビリを普及するため、学術研究の促進や一般市民および医療関係者への啓発活動などに取り組んでいます。

ティータイムセミナーでは「Clinic-base心臓リハビリDr.が語る！携帯型心電計の臨床活用の可能性」をテーマに、座長に小野環先生（小野内科医院院長）、演者に二階堂暁先生（八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニック院長）を迎えて行います。八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニックを含む東京都八王子市内の5施設では、心房細動や狭心症の早期発見と治療を目的に、中核病院と近隣のクリニックとの病診連携を強化するための実証実験を行いました。実証実験では、クリニックから患者に当社の携帯型心電計（HCG-9010U）を貸し出し、記録された心電図データをクリニックと病院で共有します。そして、必要に応じて中核病院での専門的な検査および診断と、治療が行われました。今回のセミナーでは、実証実験で、心房細動や狭心症の早期発見および再発検出につながった事例を紹介します。また、心臓リハビリにおける、有症状時の家庭での心電図記録の重要性についても発表されます。

当社は、循環器事業のビジョンに「脳・心血管疾患の発症ゼロ（ゼロイベント）」を掲げ、家庭での継続的な血圧測定の普及や、心房細動の早期発見に取り組んでいます。また、グローバルでの積極的な学術活動や啓発活動、治療や健康づくりに役立つエビデンスの構築を進めています。これらの活動を通じて、今後も世界中の一人ひとりの健康ですこやかな生活に貢献していきます。

■日本心臓リハビリテーション学会第10回中国支部地方会の概要

・会長：齋藤　博則先生（日本赤十字社　岡山赤十字病院　医療社会事業部長）

・会期：2024年11月30日（土）～12月1日（日）

・会場：倉敷市芸文館（岡山県倉敷市中央1-18-1）

・公式ホームページ：https://med-gakkai.jp/jcs-ch125-jacr-ch10/

■ティータイムセミナー

・セッション名：ティータイムセミナー

・日時：2024年11月30日（土）　15：00～16：00

・会場：講演会場（倉敷市芸文館1F　アイシアター）

・テーマ：Clinic-base心臓リハビリDr.が語る！携帯型心電計の臨床活用の可能性

・座長：小野環先生（小野内科医院院長）

・演者：二階堂暁先生（八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニック院長）