中国の「Hainan Fresh Produce」:北緯18度の甘い果物が世界的人気を博す

The Hainan Provincial Department of Agriculture and Rural Affairs

 

Hainan Fresh Produce

 

AsiaNet 200555 (1278)

 

【海口(中国)2024年11月21日新華社=共同通信JBN】北半球では11月に冬が始まります。北緯18度に位置する中国の海南自由貿易港の南端、三亜市、楽東黎(リー)族自治県は、まだ温暖で快適です。果物生産者たちはまだ薄着のまま、有名な「Hainan Fresh Produce」の生産物であるマンゴーやハネデューメロンを収穫し、世界中の多くの市場へと出荷するのに忙しくしています。

 

中国は世界最大のマンゴー生産国の1つで、よく「熱帯フルーツの楽園」と称される海南省は中心的な役割を担っています。海南省農業農村部(Hainan Provincial Department of Agriculture and Rural Affairs)によると、三亜は海南有数のマンゴー生産地として位置付けられています。毎年11月から6月までが収穫期で、年間約8億2000万ドルの収益を生み出しています。

 

自然条件の優位性、高度な育種技術、規格化生産により、これらのマンゴーはその見た目の良さ、高い糖度、小ぶりな種、みずみずしく香り高い果肉で知られています。地元政府と組合は、収穫、仕分け、貯蔵、輸送など各過程に厳しい基準を定めています。政府による管理、組合による管理、科学的な生産履歴管理システムにより三亜マンゴーの一貫した品質が保証されています。

 

この果物は現在世界的に人気を集めており、カナダ、米国、シンガポール、ドイツ、イタリアなど10カ国以上に輸出されています。

 

三亜に近接している楽東は、「中国のハネデューメロンの里」として称賛されています。この地域の十分な日照と高温条件、独特の海砂の土壌、科学的な植え付けと管理技術が、楽東ハネデューメロンをクリーミーで蜜のように甘くしています。これらのメロンはさまざまなビタミンの高含有量も高く、その量はスイカやリンゴの数倍です。

 

毎年10月から5月までが楽東のハネデューメロン収穫の最盛期で、この島から出荷される全てのハネデューメロンの半数近くが収穫されます。この好況産業を支えるため、楽東はハネデューメロン向けに現代的な農業高品質開発産業パークと集中標準生産実証ベースを設置しました。楽東黎(リー)族自治県は、年間約60万トンのハネデューメロンを生産し、約7億1000万ドルの収益を生み出しています。

 

海南省のあらゆるカテゴリーの地域公共ブランドのカタログ、「Hainan Fresh Produce」のブランディングにより、「三亜マンゴー」と「楽東ハネデューメロン」の評判は高まり、海南の「tropical efficient agriculture(熱帯効率農業)」の象徴となりました。楽東と三亜の多くの生産者にとって、マンゴーとメロンを育てることが生活の向上につながりました。彼らの新しい住宅は、誇りを持って「マンゴービル」や「ハネデューメロンビル」と呼ばれ、中国の人々の献身と繁栄の証しとなっています。

 

ソース:The Hainan Provincial Department of Agriculture and Rural Affairs

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