蘭州のヒョウタン彫刻:ピンポイントに精巧な「花」を咲かせる
蘭州のヒョウタン彫刻
AsiaNet 200750 (0031)
【蘭州(中国)2025年3月28日新華社=共同通信JBN】中国の伝統文化において、ヒョウタンは幸運と繁栄を象徴し、人々の幸せな生活への憧れを運んでいます。また、古くから魔除けやお守りとして中国人の日常生活に寄り添ってきました。ヒョウタン彫刻の職人技は、黄河流域で千年以上にわたって受け継がれてきました。職人たちは彫刻刀や針を鉛筆のように使い、ヒョウタンの表面に色とりどりの世界を描きます。
蘭州のヒョウタン彫刻の起源は約2500年前の魏・晋時代に遡ります。当時、シルクロードは日々繁栄しており、金城(古代の蘭州)は各国の商人が集まる場所で、重要な補給基地、中継基地でもありました。交易のキャラバン隊はヒョウタンを飲み物の容器として、体やラクダにぶら下げてよく使用していました。その後、古代の人々は見栄えをよくするための装飾として、ヒョウタンの表面に絵を描くようになりました。彫刻と絵画を融合させた技法のヒョウタン彫刻は、次第に熟練の職人たちが生計を立てる職人技になりました。
ソース:Lanzhou ChengGuan International Communication Center
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